

中高一貫校生が、大学受験で医学部医学科の合格を目指す場合に、どのような観点から個別指導塾やオンライン指導塾、家庭教師を選べばよいか、500校以上の中高一貫校の指導実績がある専門塾が解説します。
学校の授業の邪魔をせず、演習量を確保できる学習塾が最適です。
医学部医学科の合格には、一般よりも高い学力水準が求められますが、医学部だからといって特別な知識が必要になるケースは稀です。
進学に強みを持つ中高一貫校であれば、学校の授業と定期テストでしっかり実力をつけられれば、合格が見えてきます。
中高一貫校のカリキュラムを邪魔しない大学受験準備なら「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」へ。
定期テスト対策に集中することで、大学受験に必要な基礎固めを進め、学校が受験モードになる高2夏から大学受験対策へ移行します。
演習中心の復習で、学習内容を着実に定着させます。
このページの目次
中高一貫校生の医学部医学科合格の最短ルートは「学校の定期テスト対策」である事実
医学部は中高一貫校が圧倒的有利。環境を最大限に活用する視点を
国公立大学の医学部医学科の合格者は、私立の中高一貫校が圧倒的に多く、たとえば2025年度のデータでは上位10校中9校が中高一貫校となっています。
これは、中学入学時から大学入試が意識された授業が展開され、なおかつ先取りカリキュラムのおかげで、高校3年時に余裕ができ、十分な演習量を確保しやすいためです。
大学入試が目前に迫る時期に、やっと必要な学習範囲を終える公立高校とは違い、大きなアドバンテージがあります。
そのため、医学部医学科の合格を目指す中高一貫校生にとって、最重要なのは、しっかりと学校の授業についていき、定期テストで高成績を取れるよう、強度の高い勉強を日常的にし続けることです。
詳しく知る:
参照:大学通信ONLINE「2025年度国公立大医学部に強い地域別高校ランキング(全国)」
差がつくのは、標準レベルの問題でミスなく得点できるかどうか
一部、医学部の単科大学=慶應義塾大学や順天堂大学、京都府立医科大学などでは、医学部ならではの難問・奇問が出される場合があります。
しかし、大学受験で差がつくのは、「標準レベルの問題で、ミスなく得点できるかどうか」である事実を、まず留意する必要があります。
医学部でも、総合大学の医学部の二次試験問題は、大半は他学部との共通問題である点も考え合わせ、まずは土台のしっかりした、高水準の学力を身につけることを優先しましょう。
受験勉強の終盤では、応用問題への対応力を高めたり、医学部専用の問題集に取り組んだり、という対策も有効になってきます。
医学部専用問題集の例
医学部をはじめ難関大学を目指す場合の、対策の手順や、具体的な勉強法は、次の記事で詳しく解説しています。
必要に応じて確認いただき、学習塾選びの参考になさってください。
詳しく知る:
高1〜高2は中高一貫校の定期テスト対策ができる専門塾がベスト
医学部医学科を目指すならば、まずは土台のしっかりした高水準の学力を身につける必要があります。
その意味で、中高一貫校生にとっては、学校の授業と定期テストこそが、医学部合格に直結する、最も重要なものとなります。
こうした観点を意識できれば、中高一貫校生が通う学習塾に必要な要素が見えてきます。
中高一貫校特有の環境に対応できる個別指導タイプを選ぶ
中高一貫校の授業、および定期テストをサポートできるのは、個別指導タイプの学習塾、オンライン指導、家庭教師等に限られます。
集団指導塾や予備校は、独自のカリキュラムで授業や講義が行なわれるため、学校ごとに授業内容も進度も異なる中高一貫校には対応できません。
個別指導タイプのサービスであれば、生徒一人ひとりにあわせてカリキュラムを組み、対応が可能です。
詳しく知る:
《中高一貫校現役教師の経験談・実例紹介》 高校1年生の女子生徒の実例です。 国公立大学の医学部を志望していた彼女は、学校で受験した模擬試験の結果に打ちのめされ、焦り始めていました。 中学時代にあまり勉強しなかったため、彼女は英数中心に多くの弱点を抱えていたのです。 また、勉強する体力がついておらず、自力で家庭学習を行うのが厳しい状態でした。 そこで彼女は、塾に通うことを決意。 医学部合格に実績のある集団指導塾を第一候補にしました。 しかし、私はその塾の授業に彼女がついていくのは厳しいのではないかと考えました。 そこで、基礎が固まるまでは、個別指導塾か、基礎内容を扱っている集団指導塾に通うよう、アドバイスしました。 彼女は、自分は単元ごとに理解度にバラつきがあるので、集団授業は向いていないかもしれないと判断。 演習を重視する個別指導塾に通い始めました。 最終的に、彼女は集団指導塾と個別指導塾を併用し、両者のメリットを活かして見事国公立大学医学部に現役合格しました。 青木ユウ(教師歴約10年)
中高一貫校用の教科書(検定外教科書)の指導実績を確認
中高一貫校で使用されている教材への対応力も問われます。
多くの場合、中高一貫校用の教科書(検定外教科書)や問題集を採用しており、ノウハウがなければ十分な指導ができない場合があります。
詳しく知る:
面談や問い合わせ時に、お子さんが使用してる教科書・問題集を確認しておき、指導実績があるかどうかを、必ず確認しましょう。
塾から宿題が出るケースが多い。パンクしない勉強量を見極める
授業のクオリティが高い進学系中高一貫校であっても、習った知識をしっかり定着させるためには、演習(=実際に問題を解くこと)が絶対に欠かせません。
授業時間内では十分な演習ができないため、多くの宿題・課題が出されます。
中高一貫校では、そもそも学校外での勉強の量が非常に多いのです。
しかし、個別指導塾、オンライン指導、家庭教師等の多くは、宿題を出します。
学校側と同じで、テストの点を上げるためには演習が絶対に必要ですが、指導時間内だけでは、演習の量が足りないためです。
中高一貫校生にとって、学校から出される宿題・課題と、塾から出される宿題を同時にこなすのは、大変な負担です。
特に、成績が伸び悩んでいる場合に、安易に個別指導塾やオンライン指導を利用すると、パンクして迷走の原因になりかねませんので、注意が必要です。
うまく付き合っていくコツは、次の2つです。
- 個別指導塾(オンライン指導、家庭教師)で、学校の宿題・課題を片付けるようにする
- 学校の宿題・課題は自主勉強で片付け、個別指導塾(オンライン指導、家庭教師)では、定期テスト対策の問題集周回に取り組む
このようにすべてが必要な勉強になるように調整できれば、無駄がありません。
いずれの場合も、パンクしないように勉強量をうまく見極めましょう。
個別指導塾(オンライン指導、家庭教師)側とのコミュニケーションが肝になります。連携がうまく取れる事業者、サービスであるかどうかも重要になります。
宿題を出さない個別指導塾の活用例|巣鴨高校2年生:数学α 17点 → 84点・数学β 30点 → 53点
『中高一貫校専門 個別指導塾WAYS』での巣鴨高校2年生の事例です。
入塾前の高校1年生の2学期期末テストでは、数学αが17点、数学βが30点という危機的状況でした。
原因は、中学時代につまずいたことがきっかけで、勉強へのモチベーションを失ってしまったことです。特に数学には、強い苦手意識がありました。
そこでWAYSでは、次のような指導を行いました。
- 『Focus Gold』の重要問題を繰り返し演習し、得点源に集中。
- 仲間との競争形式で集中力とモチベーションをアップ。
- 毎回教科書を開く習慣をつけ、苦手意識を克服する足がかりを構築。
結果、8か月後の1学期期末テストでは、数学αが17点→84点(+67点)、数学βが30点→53点(+23点)と、大きく成績をアップすることができました。
詳しく知る:
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」では、1コマ120分の長時間指導による演習力強化を重視しています。
宿題に頼らない指導時間完結型だからこそ、学習習慣が身についていない中高一貫校の成績も跳ね上げることができるのです。
中高一貫校の特徴を活かした大学受験準備の詳細はこちら。
高2・夏〜高3で基礎が完成していれば、医学部専門予備校も視野に
進学系中高一貫校では、先取りカリキュラムを活かし、早い段階から受験勉強を始められるアドバンテージがあります。
一つ注意しなければならないのは、受験勉強とは、基礎固めができていて初めてスタートできるものである、という事実です。
詳しく知る:
たとえば数学なら、中3~高1の2年間で数学I・数学A・数学II・数学Bを習うケースが増えます。
高2になったら、夏休みまでに基礎をしっかり定着させられれば、数学I・数学A・数学II・数学Bは、高2夏休みから受験勉強を開始できます。
このように学校の授業・定期テストが順調であり、基礎固めがしっかりできている状態であれば、ここから先は、医学部専門の予備校や集団指導塾の活用を視野に入れてもよいでしょう。
こうした専門塾の強みは、医学部受験のための豊富なノウハウを蓄積していることです。
特に、応用力が問われる偏差値最高レベルの難関医学部、難問・奇問も出題される医学部の単科大学(慶應義塾大学や順天堂大学、京都府立医科大学など)を志望する場合には、心強いサポートになりえます。
一方で、中堅クラスの総合大学の医学部受験を目指す場合など、特別な医学部対策よりも、学力全体の引き上げが必要な場合は、引き続き、中高一貫校特有の環境に対応できる個別指導塾(オンライン指導、家庭教師など)を活用します。
標準レベルの問題集 → 応用レベルの問題集の順で、完成度を高めていくことになりますので、このあたりの学習計画をサポートしてもらい、実力を向上させられるとベストです。
中高一貫校特有の環境に完全対応!WAYSの成績アップ事例2選
本郷高校1年生|数学I 38点 → 76点
学校教材の徹底活用と復習習慣で短期間の得点倍増を実現。
この生徒は普段の自主学習が少なく、配布教材を使いこなせていない状況でした。
WAYSでは、
- 『チャート式(青)』を軸に頻出問題を徹底演習。学校教材を最大限活用して基礎力を強化。
- わからない問題は即質問し、曖昧さを残さない。理解の穴を放置せず演習を継続。
- 自宅復習を2日以内に実施し、知識定着をサポート。反復と継続で学習効果を高めました。
結果として、数学Iは76点まで大幅アップ。問題をどれだけ解いたかが、成績向上を左右しました。
詳しく知る:
四天王寺高校1年生|数学 28点 → 84点・英語 39点 → 70点・化学 36点 → 85点
質問力の育成と復習タイミングの最適化で、効率と定着率が向上。
入塾前は、長時間悩む非効率な学習法により成績が伸び悩んでいました。
WAYSでは、
- 分からなければ即質問のルールで停滞を防止。テンポ良く演習を進め理解を深めました。
- 学校授業は当日中に復習し、翌日以降に演習を継続。復習と演習のサイクルを確立。
- 『4STEP』を短期間で複数回周回し、記憶と解法を強化。演習量と周回速度が成果につながりました。
その結果、主要3科目で大幅アップを達成。WAYSの演習中心型学習法の有効性を示す事例です。
詳しく知る:
医学部医学科に合格するだけの演習量を確保したいなら、「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」へ!
医学部医学科に合格できる学力が身につくかどうかは、こなした問題演習の量で決まります。
医学部受験に不安があるなら、演習中心の指導を行い、なおかつ中高一貫校に最適化したシステムを構築している「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」にご相談ください。
中高一貫校では、授業にしっかりとついていき、定期テストでよい点を取るのが合格への近道です。
指導時間ラスト30分の解き直し&次回指導冒頭の確認テストで定着をはかるので、大学受験勉強に必要な基礎が着実に固まっていきます。
- 子どもの学習レベルに合わせた指導を受けられる?
- 学校の宿題を教えてもらえる?
- 家で勉強できなくても大丈夫?
など、気になる疑問については、次のページで詳しく解説しています。ぜひご覧ください。































