【高校生必見】定期テストは捨てるべき?受験スタイル別に解説


「テスト結果が悪くても大学受験に影響しない?」
「定期テストは捨てても問題ない?」

上記のような疑問を抱いている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
受験方法によって、定期テストの結果が大学受験に影響するケースもあります。

本記事では、多くの塾生を偏差値40台のE判定から志望校合格へ導いた専門家が、受験スタイル別に定期テストを捨てるべきか否か解説します。
志望校合格を目指す方は、ぜひご覧ください。

【受験スタイル別】定期テストは捨てるべき?

大小こそあるものの、どの受験スタイルを選んでも定期テストの結果は影響します。
まずは、受験スタイル別に定期テストを捨てるべきか否か解説します。

また、受験スタイルを再確認したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

一般選抜

一般選抜の場合は、それほど定期テストの結果は影響しません。
そのため、多くの塾で「定期テストは捨ててもよい」と、いわれているのではないでしょうか。

しかし、一般選抜の場合も、高校1年生から3年生1学期までの成績が記載された調査書を大学側に提出します。
定期テストを捨てて赤点ばかり取っていれば、調査書の内容もよくない=合否に関わります。
また、赤点ばかりでは大学進学どころか進級も危うくなるでしょう。

よって、一般選抜での受験を予定している場合も定期テストを捨てないのが理想です。
それでも周りの声が気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。

学校推薦型選抜

次に、学校推薦型選抜の場合に定期テストを捨てるべきか解説します。

公募推薦

公募推薦は、大学側が定める出願条件を満たした生徒が校長からの推薦を得て受験する入試スタイルです。
校長からの推薦をもらうためには、一定基準以上の学業成績が必須でしょう。
そのため、定期テストは重要です。

また、スポーツや文化活動の功績を重視する公募制特別選抜においては、高校の成績を審査基準にしない大学があります。
ただし、公募制特別選抜の場合も、一定基準以上の学業成績をクリアしなければ校長からの推薦はもらえないでしょう。
よって、公募推薦の場合も定期テストを捨てるべきではありません。

指定校推薦

指定校推薦は、大学側が定めた指定校の生徒のみが出願できる入試制度です。
公募推薦よりハードルが高く、以下の条件をクリアする必要があります。

  • 大学側の出願条件を満たす
  • 校長から推薦をもらう
  • 校内選考を通過する

指定校推薦は、高校1年生から3年生1学期までの評定平均が大きく影響します。
そのため、すべての定期テストで高得点を取る必要があります。

また、指定校推薦における評定平均の基準は4.0以上必要であるケースが一般的です。
さらに、評定平均4.0以上の生徒の中から校内選考が実施されるため、実際は4.5以上の評定平均が必要になる場合も少なくありません。
指定校推薦を狙う方は、高校1年生から3年生1学期までのすべての定期テストで高得点を取りましょう。

総合型選抜

総合型選抜は、勉強への意欲や生徒の人間性など多方面から総合的に評価・判断される受験スタイルです。
定期テストの結果だけではなく、大学側が掲げるアドミッション・ポリシーに合致する生徒を選抜します。
ただし、総合型選抜を目指す場合も定期テストを捨ててはいけません。

例えば、早稲田大学社会科学部の総合型選抜においては、評定平均4.0以上を出願条件にしています。
スポーツ科学部は、評定平均3.5以上を出願条件に定めています。
よって、総合型選抜の場合も、定期テストで高得点を取る必要があるでしょう。

定期テストを捨てるリスク

ここまで見てきたように、どのような受験スタイルにおいても、定期テストを捨てるのは推奨しません。
なぜなら、定期テストを捨ててしまうと自分の実力とやるべき課題が把握できないからです。

例えば、高校1年生の場合、大学受験まで約2年間あります。
しかしその2年間、すべての定期テストを捨ててしまえば、大学受験まで自分の実力を把握する機会はないでしょう。
実力を把握しなければ、何を基準に志望校を選んでよいのか迷ってしまいます。

また、自分の課題が把握できないという点も定期テストを捨てるリスクです。
常に定期テストで満点を取れる方でない限り、人にはそれぞれ知識の抜けや漏れがあります。
どの部分を理解できていないのか、どのようなミスが多いのか、定期テストの結果から分析し、自分にとっての課題を決めなければ受験対策も始められないでしょう。

自分の実力に合った大学を選ぶためにも、志望校合格のための課題を把握するためにも、定期テストを捨ててはいけません。

定期テストを捨てずに受験対策する方法

繰り返しとなりますが、大学進学を目指すのであれば、定期テストを捨ててはいけません。
しかし、定期テスト対策と受験対策の両方を行うためには、まとまった勉強時間が必要です。

「両方の対策をする時間はない」と、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そのような方に向けて、ここからは定期テストを捨てずに受験対策する方法をご紹介します。

併せて、成績アップの方法を把握したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

授業内容を理解する

基本的に、定期テストも大学入学共通テストも授業で学習した範囲から出題されます。
そのため、授業内容を理解することのが一番の対策になるといえるでしょう。

そもそも、直前期でない限り定期テストと大学入学共通テストを別々に考える必要はありません。
どちらも高校で学習した授業内容を基盤にしたテストです。
予習・復習を積み重ね授業内容を把握して、定期テストも大学入学共通テストも対策しましょう。

勉強時間を決める

受験対策と両立するために、定期テスト対策の勉強時間を決めるのもおすすめです。
例えば、定期テストの2週間前からは1日2時間、テスト対策すると決めます。
残りの時間は、定期テスト期間中でも普段どおり受験勉強に専念しましょう。

定期テスト対策に使う時間を決めておけば、受験対策の時間も確保できます。
また、定期テスト期間中は夜にテスト対策をして、朝に受験勉強するのもよいでしょう。

朝に受験勉強をするメリットを把握したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

受験対策も定期テスト対策も「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」で完結

受験勉強も定期テスト対策も頑張りたい方は「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」にご相談ください。
当塾の大学受験対策コースでは、定期テスト対策も実施しています。
そのため、大学受験と定期テスト、どちらの対策も可能です。

また、多くの中高一貫校では大学受験を見据えたカリキュラムが組まれています。
そのため、授業についていけない方も少なくありません。
そのような方も当塾であれば、プロ講師による反転授業で「できる」ようになります。

受験対策と定期テスト対策の両立にお悩みの方は「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」にお問い合わせください。

まとめ

すべての受験スタイルにおいて、定期テストを捨てるのは推奨しません。
どのような入試スタイルを選んでも、調査書の内容が合否に影響するからです。

入試スタイルによっては、調査書の内容を重視しない大学もあります。
しかし校長からの推薦が必須であったり、評定平均の数値が定められていたりするケースがほとんどです。
大学側で定められた評定平均をクリアするために、定期テストで高得点を取りましょう。

「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」では、受験対策も定期テスト対策も徹底サポートします。
中高一貫校生専門の大学受験対策コースを設けており、プロ講師が志望校に特化した個別指導を実施します。

また、中高一貫校の定期テスト対策も万全です。
まずは、期間限定の無料受験相談から始めてみませんか。
受験対策も定期テスト対策も完璧にしたい方は、お気軽に「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」までお問い合わせください。

投稿者プロフィール

アバター画像
中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。

関連記事

中高一貫校生のための
スペシャルな情報をお届け!

中高一貫校生の知りたいを毎週お届けします!

中高一貫校生の「定期テスト対策」や「内部進学対策」、「大学受験対策」まで幅広く網羅した”スペシャル”な情報を毎週お届けします!
他にも、ブログではお伝えしきれないコアな内容もご紹介いたします!

LINE友だち追加する
中高一貫校生必見!最短で成績下位層から抜け出す方法

450校以上の中高一貫校生を指導してきたWAYSのノウハウをご紹介!定期テストの対策はもちろん、内部進学から大学受験まで、他では手に入らないここだけのお得な情報を詰め込んだ資料をお届けいたします。

資料をダウンロードする
まずは無料の学習相談へお気軽にご参加ください

無料学習相談では、中高一貫教育のプロがそれぞれの生徒さんの要望に寄り添って学習プランをご提案いたします。
他塾では思うように成績が伸びなかった生徒も、WAYSでは最適な解決策を見つけられる可能性がございます!

学習相談に参加する

サービス紹介

キーワード検索

気になる情報をすぐに検索できます
例)
「成績アップ (学校名)」
「英語 勉強法」など