【中高一貫】新中1が春期講習に行く2つの理由|難度の高い授業に備えよう

春の桜並木の下を自転車で走る中高一貫校の女子生徒

中学受験に合格して、4月から中高一貫校への進学を控える新・中学1年生は、次の2つの理由から、学習塾の春期講習に行くメリットがあります。

  1. 学習習慣の定着
  2. 基礎の見直し

先取りで予習をする必要はありません。

しかしながら、大学入試を前提としたレベルの高い授業にしっかりついていく準備はしたほうがいいでしょう。また、中高一貫校では必須となる、自主学習の習慣をつける必要もあります。

500校以上の中高一貫校の生徒の指導実績がある専門塾が、詳しく解説します。

春期講習 検討のポイント1:学習習慣は定着しているか?

予習は不要。それよりも学習習慣の定着が必要

中高一貫校は勉強が大変になるので、入学前にできるだけ予習をしておいたほうがいいのだろうか……そんなふうに疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません。

予習は、多くの場合で必要ありません

それよりも、いざ授業が始まってからしっかりついていけるように、学習習慣を途切れさせず、当たり前に自主学習ができるようにしておくことが重要です。

中高一貫校に入学後は、学校外での自主学習が絶対に必要になる

中高一貫校に入学する準備として、必要なのは、小学校までとはガラッと変わる学習環境への適応です。

小学校までは、勉強と言えば、学校の授業でやるものでした。宿題は出されますが、量は少なく、負担はそれほど大きくありません。

中学受験の勉強も、学習塾に通ってやっていたというご家庭が大半だと思います。

しかしながら、中高一貫校に入学後は、学校外での自主学習が絶対に必要になります

具体的には、定期テスト対策の問題集周回や、習った知識を定着させるための自主的な復習です。

もちろん、宿題・課題の量も多くなり、内容も難しくなるため、こなすだけでも大きな負担となります。

入学後に成績が低迷してしまう場合、親の側も、子どもも、「中高一貫校では家庭学習が必須」という事実が、考えにないケースが目立ちます。

また単純に、自宅で勉強するのが苦手だという場合もあります。

自主的な勉強に不安がある/なしで、春期講習に行くかどうかを決める

中高一貫校への入学後をイメージしてみましょう。

お子さんは自分で(親が何も言わずとも)、学校の宿題、テスト勉強、自主的な復習等に取り組めるでしょうか?

不安がなければ、春期講習に行くべき理由の一つは消えます。

逆に、自主的に勉強に取り組む姿が想像できない場合は、中学受験までの勉強習慣を維持するためにも、春期講習を検討しましょう。

自分で勉強する力が身につく個別指導塾の春期講習を選ぶ

解説してきたとおり、進学に強みを持つ中高一貫校では、自分で勉強する力が必要になります。

また、「親が言って聞かせて勉強させる」というやり方は、現実的ではなくなっていく事情もあります。中高生は、思春期真っ只中となり、親の過度な干渉を嫌うのが普通です。

自分で勉強する力を身につけたいのであれば、管理型の集団指導塾ではなく、自学型の個別指導塾が最適です。

個別指導塾では、お子さん一人ひとりの状況に合わせて、オーダーメイドで指導計画を立てたうえで、その日の目標に沿って、自分で演習を進めます。

わからないところは講師に質問をし、確認テストなどで理解度を確認するスタイルです。

《中高一貫校現役教師の経験談・実例紹介》

勤務校の中学1年生の状況を紹介します。

入学前から塾に行き始めている生徒は、近年増えてきました。

その多くが集団指導塾に通っており、個別指導塾は少数派です。

ただ、集団授業についていけずモチベーションを失うケースが後を絶たない一方で、個別指導塾に通っている生徒は安定しやすい傾向にあります。

個別指導では、生徒のペースに合わせた学習習慣が身につくからなのでしょう。

新たに数学と英語が始まる中学1年生の4月。

春休みに演習力・自習力を鍛えておくことは、非常に重要なことだと思います。

青木ユウ(教師歴約10年)

春期講習 検討のポイント2:小学校までの基礎は完璧か?

大学入試を前提としたレベルの高い授業&定期テスト

「中高一貫校の勉強は大変」と言われますが、学習指導要領に沿って授業が行なわれる公立校と比較すると、具体的には次のような困難さがあります。

  1. 授業の進みが早く、内容も濃い
  2. 定期テストの難易度が高い
  3. 宿題・課題が大量に出される

進学に強みを持つ多くの中高一貫校の特徴は、中高6年間の学習を5年間で終わらせる、先取りカリキュラムです。

また検定外教科書(中高一貫校用教科書)や問題集を使用する学校が多く、英語なら登場する単語が圧倒的に多い、数学なら標準~応用レベルの内容が多いなど、やはり難易度が上がります。

つまり、どんどん授業が進み、大学入試が前提であるため勉強内容も難しいのが、進学系中高一貫校です。

もちろん、その結果として定期テストの難易度も上がりますし、宿題・課題も多く出されるので、こなすだけでも大変です。

しっかりついていくために「基礎ができているか」を確認

中高一貫校へ入学した直後から、待ったなしで6年間、強度の高い勉強をし続けることになります。

スタートでつまづかないためにやっておくべきなのは、小学校までの基礎を完璧にしておくことです。

中高一貫校側は、新しい単元であれば、皆が習っていない前提で、予習せずとも習得できるように準備をしていますが、小学校までの基礎であれば、話は別です。

学校によって対応は様々であるとは言え、「ついてこれない生徒のために小学校の勉強をやり直す」というようなことは、期待はできないでしょう。

中学受験のために、冬までは勉強をしていたはずですので、すべてをやり直すわけではなく、ポイントを絞った対策をすることになります。

基礎が身についていないところがないか、一通り確認する必要があります。

そのための選択肢として、専門の個別指導塾の春期講習は有力です。

もちろん、家庭でできるなら、春期講習は必要ありません。

無料「基礎学力テスト」で入学前の不安を払拭できる!中高一貫校専門塾の春期講習

中高一貫校の環境を知り尽くす、私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」には、新・中学1年生の「中高一貫校入学準備」に特化した指導プログラムがあります。

まずは無料体験指導にお申し込みください。

無料で「基礎学力チェックテスト」を受けていただけますので、小学生までの基礎の穴を発見することができます。

これを元に、入学後の最初の定期テストまでに必要な、基礎固めのカリキュラムを作成し、ご提案します。

WAYSは、完全オーダーメイドの個別指導塾です。春期講習も、お子さん一人ひとりの課題や、目標に合わせてカスタマイズ可能です。

まずは、学習のお困りごとや、苦手な教科について、お気軽にご相談ください。学習相談は、Webで今すぐ予約でき、完全無料です。

※予約枠には限りがあります。お早めのご予約をおすすめいたします

WAYSでの成績アップ事例を紹介

中1生がWAYSで成績をアップさせた事例を紹介します。

何も対策せずに中1の学習に臨んでしまった場合、「学習習慣が身に付かない」「勉強のやり方が分からない」などといった原因で成績低迷に陥ることがあります。

WAYSでは、成績低迷してしまった場合でも、成績を引き上げるノウハウがあります。

しかし、いずれも春休みに対策しておけば、無用に成績低迷の道を歩まずに済みます。

桐蔭学園中等教育学校 中学1年生|数学P 34点 → 97点|数学Q 39点 → 64点

学習習慣がまったくなかった状態から、週2回の通塾で勉強のやり方を習得し、数学で大幅な成績アップを実現した事例です。

入塾前は、自宅での学習習慣がなく、課題を提出するだけで、内容が十分に定着していない状態でした。

問題を解きっぱなしにしてしまい、間違えた部分を振り返ることもできていなかったため、テストでも得点につながりませんでした。

WAYSでは、

  • 週2回の通塾で、学習の「習慣化」と「集中力維持」をサポート
  • 解いた問題の丸付けと解き直しを徹底し、定着度を確認
  • 苦手な問題を授業終盤に重点的に復習し、演習量を確保

WAYSでの取り組みにより、「何となくやる勉強」から「理解して解ける勉強」へと変化。3学期期末では数学Pで97点、数学Qで64点という飛躍的な成績向上を達成しました。

生徒本人も「少しずつだけど、自分から勉強できるようになってきた」と話しており、正しい習慣と復習の積み重ねが自信につながった成功体験となりました。

鎌倉女学院中学1年生|英語 45点 → 83点

『プログレス』対策を徹底したことで、文法・長文・暗唱の全てを網羅し、英語の成績が38点アップした事例です。

入塾前は、宿題には真面目に取り組んでいたものの、文法問題ではミスを連発し、長文問題では時間が足りずに取りこぼすなど、テストで得点につながらない状況が続いていました。

「中学受験までは頑張れたが、今は勉強のやり方がわからない」と悩んでいた様子でした。

WAYSでは、

  • 『プログレス』全範囲の文法を体系的に復習し直し、理解を定着
  • Scene本文やReadの長文を使った暗唱練習で表現力を強化
  • キーセンテンスや語彙の反復で、テストに出るポイントを集中対策

これらをバランスよくやり切ることで、「テスト範囲の全体像を把握してから勉強する」習慣が身につき、学年末テストでは英語が83点に到達。勉強の質が変わったことで、結果に大きく反映されました。

神奈川学園中学校1年生|数学 69点 → 93点

非効率な演習スタイルから脱却し、講師から学んだ勉強法で演習量を確保したことで、大幅な成績アップを実現した事例です。

入塾前は、テスト勉強の時間は確保していたものの、効率的に問題演習を行えておらず、テスト本番では時間が足りなくなることも多くありました。

積み重ねた努力が得点に結びつかず、自信を失いかけていた時期でした。

WAYSでは、

  • 解き方の手順や考え方を講師と確認し、その日のうちに演習でアウトプット
  • 演習中に間違えた問題は、その場で解き直して理解を定着
  • 担当講師による継続的な指導で、学習ペースと方法を安定化

勉強の「やり方」を明確にし、効率的な演習ができるようになったことで、テストでは93点を記録。モチベーションも高まり、今では他教科にも同じ方法を応用しようと前向きに取り組んでいます。

無料相談で、お子さまに合う学び方を一緒に考えます

投稿者プロフィール

アバター画像
中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。

関連記事

中高一貫校生のための
スペシャルな情報をお届け!

中高一貫校生の知りたいを毎週お届けします!

中高一貫校生の「定期テスト対策」や「内部進学対策」、「大学受験対策」まで幅広く網羅した”スペシャル”な情報を毎週お届けします!
他にも、ブログではお伝えしきれないコアな内容もご紹介いたします!

LINE友だち追加する
中高一貫校生必見!最短で成績下位層から抜け出す方法

450校以上の中高一貫校生を指導してきたWAYSのノウハウをご紹介!定期テストの対策はもちろん、内部進学から大学受験まで、他では手に入らないここだけのお得な情報を詰め込んだ資料をお届けいたします。

資料をダウンロードする
まずは無料の学習相談へお気軽にご参加ください

無料学習相談では、中高一貫教育のプロがそれぞれの生徒さんの要望に寄り添って学習プランをご提案いたします。
他塾では思うように成績が伸びなかった生徒も、WAYSでは最適な解決策を見つけられる可能性がございます!

学習相談に参加する

サービス紹介

キーワード検索

気になる情報をすぐに検索できます
例)
「成績アップ (学校名)」
「英語 勉強法」など