進学校で落ちこぼれても逆転できる!逆転合格のための勉強法と心構え
進学校に入学した途端に「定期テストは赤点ばかり」「学校の授業についていけない」といった悩みをもつ人がいます。
しかし、そのような人も、もともと進学校にいけるだけの学力をもっています!
挽回できるチャンスは十分にあるため、落ちこぼれてしまったと悩むのはもう少し後にして、できることからやっていきましょう。
この記事では、進学校に入ったにもかかわらず、落ちこぼれてしまう原因と復活するための心構えや勉強法をご紹介します。
「絶対に落ちこぼれから脱出したい」とお考えの人や、落ちこぼれ予備軍のお子さんを何とかしたいとお考えの保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
進学校で落ちこぼれてしまう原因
進学校の生徒は、勉強をしっかりして知識を身につけたからこそ、狭き門を突破して入学しています。
しかし、せっかく入学したにもかかわらず、成績が伸びずに落ちこぼれてしまう人も中にはいます。
落ちこぼれから逆転復活するには、その原因を知ることが重要です。
落ちこぼれてしまう原因は大きく分けて5つ考えられます。
周囲に流されている
周囲の「勉強していない」という言葉に流されていないでしょうか?
進学校に通う生徒は、少なからず「自分は進学校に通っている」というプライドをもっています。
勉強していないと言いつつも、普段から最低限必要な勉強をしている人も多いはず。
多少テストの点が悪くても、その言葉を真に受けて「この高校に受かったのだから、本気になれば自分はできる」と焦りを感じない可能性があります。
そして勉強しないまま、落ちこぼれてしまうのです。
授業についていけない
高校の勉強は、中学に比べ格段に難易度が上がります。
しかも進学校ともなれば、難関大学進学を目指している生徒も多く、一般的な公立校と比べ、より高度な授業がハイスピードで進んでいきます。
中学と同じような勉強のままでは、ついていけず落ちこぼれてしまうでしょう。
勉強法が間違っている
勉強自体はしているものの、なぜか成績が上がらないと悩む人もいます。
頑張っているにもかかわらず結果が出ないのは、非常にしんどいでしょう。
この場合、勉強法が間違っているかもしれません。
暗記ひとつとっても、覚える方法は「書く」「黙読する」「音読する」「聞く」など、たくさんの方法があります。
人によって、合う勉強法は異なります。
自分に合った勉強法を見つけられないと、成績はなかなか上がりません。
勉強の量が足りない
単純に勉強の量が足りていない可能性もあります。
勉強の難易度が上がって、勉強をするモチベーションが上がらない人もいるでしょう。
入学したことで安心してしまい、新しい友人や行動範囲が広がったことを楽しんでいて、勉強していないことも考えられます。
今までどおりに勉強しているから大丈夫と安心しているかもしれませんが、中学時代の勉強量は、進学校の勉強量としては足りません。
勉強以外に熱中しているものがある
進学校に入るために受験勉強を頑張っている間は、好きなことを我慢していた時期もあったのではないでしょうか?
合格できた反動で、今まで我慢していたことを思いきり楽しんでいる時期かもしれません。
しかし、部活動や趣味など、勉強以外に熱中していることが、落ちこぼれの原因となってしまうこともあります。
進学校で落ちこぼれた生徒はどうなる?
では、進学校で落ちこぼれてしまい、そのまま挽回できなければどうなるのでしょうか?
順を追って確認してみましょう。
赤点をとった場合の追試や補習について
一般的に、テストで赤点をとった場合は追試や補習を受けることになります。
赤点の基準は、何点と決まっている場合や、平均点の何%など学校によって異なります。
一度赤点をとったくらいでは、そこまで心配する必要はありませんが、何度も繰り返すと留年の危険があるため注意が必要です。
留年すると、これまでの同級生は先輩に、後輩は同級生になります。
それに耐えられず、退学する生徒も少なくありません。
成績下位から上がってこない「深海魚」になる危険性がある
「深海魚」とは、中高一貫校における成績下位層を指す俗語です。
深海魚と呼ばれる由来は、入学後に勉強しなくなり成績が下がった生徒が、底に沈んでなかなか上がってこない様子にあります。
しかし、成績下位の状態が長く続いても心配する必要はありません。
成績が最下位だったとしても、それより下の順位などありません。あとは上がっていくだけです。適切な対策をとり、少しずつ前に進んでいきましょう!
進学校の落ちこぼれが逆転復活するための心構え
努力して入学したからこそ挽回して、できれば志望大学にも合格したいもの。
しかし、ただでさえレベルの高い進学校で落ちこぼれてしまうと、成績を上げるのは決して楽ではありません。
何かを犠牲にしなければならないこともあるでしょう。
強い意志をもっていなければ、途中であきらめたくなるかもしれません。
そのようなときは、誰かの力を借りることもおすすめです。
たとえば担任の先生や塾の講師など、経験豊富で勉強の指導ができる人がよいでしょう。
誰かに頼ることは、恥ずかしいことではありません。
分からないことは分からないと認め、素直に教わることで、逆転復活できる人もいます。
進学校の落ちこぼれが逆転復活する勉強法
落ちこぼれから脱出するためには、これまでの勉強を改める必要があります。
逆転復活する方法として、最低限、次の3つのポイントは欠かせません。
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「中高一貫校で落ちこぼれる生徒の特徴6選!抜け出すためのポイント」
勉強習慣をつける
進学校で落ちこぼれてしまう人は、圧倒的に勉強時間が足りません。
まずは毎日机に向かって勉強する習慣をつけましょう。
進学校に入学できる力がある人は、もともと、しっかり勉強できていた人も少なくないはず。
高校は勉強の難易度もぐっと上がっているため、まずは、それ以上の勉強時間を確保します。
また、一度落ちこぼれてしまった場合、ほかの人と同じ勉強時間では挽回できません。
部活動や課外活動で平日まとまった勉強時間の確保が難しい場合は、隙間時間を見つけることや、土日に集中して勉強するなど工夫が必要です。
基礎から学び直す
勉強が理解できない原因のひとつとして、基礎力が身についていないことが挙げられます。
どんなに難しい問題でも、基礎知識が必要です。
どの教科も、まずは基礎を確実に定着させましょう。
基礎を定着させるには、予習・復習を行うことや、授業を集中して受けること・基礎から学べる参考書に取り組むことなどが挙げられます。
演習を繰り返す
勉強ができるようになるには「できるまでやる」ことが重要です。
当たり前のことですが、意外とできていない人も多いようです。
問題集に取り組む際、そのまま書き込まずに、ノートに書くようにしましょう。
分からなかった部分や間違えた部分は、解答だけでなく解法にも目を通し、必ず解き直しをします。
問題集は、最低でも3回は繰り返し解き、できない問題をなくしましょう。
個別指導塾に通ってみる
成績が良くない場合は、集団塾よりも個別指導塾の方が適しています。
中高一貫校で落ちこぼれる理由の一つが、授業の進度です。
中高一貫校は大学受験に合わせたカリキュラムになっている場合があり、公立の学校に比べて授業の進度が早い傾向があります。
そのスピードについていけなくなった子が、授業についていけず、テストでも悪い点を取ってしまうのです。
しかし、個別指導塾で行われる指導は、生徒一人ひとりに合わせたスピードです。
そのため、中高一貫校の授業についていけなかった子でも、授業や教科書の内容を理解できます。
関連記事
塾以外でも、図書館や飲食店などの勉強場所があります。
勉強場所については、以下の記事で紹介しているので、併せて参照してみてください。
まとめ
進学校は、入学して終わりではありません。
しっかり勉強をし、授業についていかなければ、落ちこぼれてしまう可能性があります。
赤点を頻繁に取っている人や定期テストの成績が下位層の人は、今一度自分自身がなぜ落ちこぼれてしまったのか、その原因を見極め、逆転できるように早急に対策をしましょう。
赤点の解消や留年を回避したいなど、効率よく成績を上げたい人は「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」にご相談ください。
一般的な予備校や進学塾では、難易度の高い講義が行われており、成績が下位層の落ちこぼれ対策は行っていません。
しかし「WAYS」では、中高一貫校のオリジナル教材にも対応。
宿題のサポートから定期テスト対策まで、しっかりフォローします。
無料体験相談・体験指導も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部

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