中高一貫校生は夏休みも勉強すべき!総復習に時間を使うのがおすすめ
7月末からは、夏休みが始まります。
「勉強から解放される!」「たくさん遊ぶぞ!」と思うお子さんも多いと思いますが、夏休みに入ったからと言って、まったく勉強しないのは考えものです。
夏休みは時間がたっぷりあるので、これまでの総復習と2学期の予習を行いましょう。
夏休みに勉強しない中高一貫校生には、恐ろしい末路が待っています。
本記事では、500校以上の中高一貫校生の指導実績ある専門塾が、なぜ中高一貫校生が夏休みに勉強しなければならないのか解説します。
NGな過ごし方とおすすめの勉強法も紹介するので、参考にしていただき、後悔しない夏休みにしましょう。
このページの目次
中高一貫校生が夏休みにこそ勉強すべき3つの理由
中高一貫校生が夏休みに勉強しなければならないのは、以下の理由からです。
- 2学期以降、授業内容が難しくなるから
- 勉強から離れると学習内容を忘れてしまうから
- わからないことを放置すると勉強についていけなくなるから
2学期以降、授業内容が難しくなるから
中高一貫校に限らず、2学期からの授業内容は、1学期に比べて難しくなります。
例えば中1の数学なら、2学期から「方程式」を勉強しますが、1学期に習った「正負の数」や「文字式」を応用して解くため、内容がより高度になります。
さらに、中高一貫校は公立よりも進度が速いです。
2学期以降の勉強についていくためには、1学期までに習った授業内容の総復習が不可欠です。
夏休みに勉強したかどうかで、その後の成績は大きく左右されるでしょう。
勉強から離れると学習内容を忘れてしまうから
夏休みは長期間のため、勉強から離れると、せっかく身につけた知識や勉強のコツを忘れてしまいがちです。
特に、数学や英語などの積み重ねが大切な科目では、基礎となる部分を忘れると、後の学習に大きな支障をきたします。
例えば、1学期に習った英単語を覚えていなければ2学期以降に勉強する教科書の長文読解も苦戦するでしょう。
夏休みの間に復習を行うことで、学んだ内容を長期記憶に定着させ、2学期の勉強をスムーズに進める必要があります。
わからないことを放置すると勉強についていけなくなるから
1学期の授業で理解できなかったことをそのままにしておくと、2学期以降の授業内容がわからなくなり、どんどん勉強についていけなくなってしまいます。
授業で学ぶ内容の多くは、以前に習った内容の延長線上にあるので、前の単元が理解できていないと、次の単元を学ぶ際に苦戦するでしょう。
夏休みを利用して、わからなかったことを復習し、理解を深めておくことが大切です。
教科書やノートを見直し、苦手分野を特定し、問題演習を繰り返すことで、知識を定着させましょう。
夏休みは、自分の弱点を克服する絶好の機会です。
自分で勉強しようにも、「わからないことが多すぎて進まない」場合は塾に通うのも1つの手です。
中高一貫校生であれば、学校のカリキュラムに沿って勉強できる専門塾がおすすめです。
WAYSはこれまでに500校以上の中高一貫校生を指導してきました。
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WAYS生の保護者の声を知りたい方は、ぜひインタビュー記事もご覧ください。
中高一貫校生の夏休みのNGな過ごし方
夏休みに勉強しなければ、2学期以降の勉強に苦戦します。
そのような事態を避けるためにも、夏休みの過ごし方を考えなければなりません。
やってしまいがちなNGな過ごし方は以下の通りです。
- ゲームやスマホに夢中で全く勉強しない
- 部活が忙しく、宿題はほとんど答えを写してしまう
- 計画を立てずにやみくもに勉強する
ゲームやスマホに夢中で全く勉強しない
夏休みは学校が休みになり、家で過ごす時間が増えます。
しかし、その時間をすべてゲームに費やしてしまうことは望ましくありません。
ゲームの中には長時間プレイを要するものがあり、勉強時間が確保できなくなってしまう危険性があるのです。
夏休みが明ける頃には、「ゲームをする習慣」が身についてしまうかもしれません。
ただし、ゲームの時間を適切に管理できれば、勉強とゲームを両立させることは可能です。
例えば、「ゲームは1日1時間まで」というルールを設定すれば、ゲームに熱中しすぎて勉強時間が不足することを防げるでしょう。
部活が忙しく、宿題はほとんど答えを写してしまう
夏休み中は、部活動が中心となるお子さんも多いです。
中には、一日中練習に費やすようなスケジュールになっている部活動もあるでしょう。
そのような場合、家に帰ると疲労で勉強に手を付けることが難しいかもしれません。
だからといって、学校から出された宿題の答えを写して済ませてしまうことは推奨できません。
プラスアルファの勉強は難しいかもしれませんが、少なくとも宿題は自分の頭で考えるようにしましょう。
宿題に取り組むだけでも、1学期に学習した内容を復習する効果があります。
なかなか時間が取れない場合は、通学途中のすき間時間を使って、宿題に取り組んでみるのがおすすめです。
計画を立てずにやみくもに勉強する
計画性なくやみくもに勉強するだけでは、効果的な学習とは言えません。
例えば、1学期の内容が十分に定着していない状態で2学期の内容を予習しようとしても、理解に苦戦するでしょう。
自分の現在の学力に見合っていない問題に取り組むことは、効率的な学習方法とは言えないのです。
新しい問題に挑戦するのではなく、まずは既に解いたことがある問題を繰り返し解くことから始めましょう。
2学期の授業で求められるのは、1学期の内容がどの程度身についているか、だからです。
中高一貫校生におすすめの夏休みの勉強法(英語・数学)
進度の速い中高一貫校では、長期期間中の総復習がその後の成績を左右します。
ここでは、夏休み期間中の、英語と数学のおすすめ勉強法を紹介します。
英語は単語と文法に時間をかける
英単語を大量に暗記する勉強法
英検や受験に必要な単語帳を選び、1日の目標単語数(50~100語)を設定しましょう。
毎日、決まった時間に暗記する時間を設け、英単語を見てから0.1秒以内に日本語の意味が言えるまで、繰り返し練習します。
1日の目標単語数がすべて瞬時に言えるようになったら、その日の学習は終了です。
暗記した単語は、定期的に復習して記憶に定着させることが重要です。
夏休み期間中に、1000単語の暗記を目標に、毎日の積み重ねを大切にしましょう。
英文法を総復習する勉強法
教科書の目次を見て、これまでに学習した単元を確認しましょう。
単元ごとに、重要なポイントや例文をノートにまとめることで、効果的な復習ができます。
特に、be動詞や一般動詞など、頻出する文法事項は繰り返し練習することが大切です。
夏休みの宿題を活用し、何度も解いて完成度を高めましょう。
書き込み式の宿題は、事前にコピーを取っておくことで、繰り返し練習できるようになります。
休み明けテストに向けては、範囲を絞った集中的な対策を行い、高得点を目指しましょう。
数学は復習→予習の順で進める
苦手分野を克服する勉強法
夏休みは、数学の苦手分野を集中的に復習するのに最適な期間です。
まずは自分の苦手な単元を明確にし、教科書と問題集を準備しましょう。
学習スケジュールを立てる際は、1日の学習時間と目標を具体的に設定することが大切です。
例えば、「1日2時間、○○単元の問題集を1周する」というように、明確な目標を立てましょう。
自分で計画を立てるのが難しい場合は、学校の先生や塾の先生に相談し、アドバイスをもらうのも良いでしょう。
また、1学期期末の定期テストを解き直すことで、知識の定着度を確認できます。
応用問題にもじっくり取り組み、考え方のプロセスを丁寧に振り返ることで、思考力が大きく向上するはずです。
次学期の予習のための勉強法
長期休みの宿題が終わったら、次学期の予習に取り組みましょう。
まずは教科書を読み、次学期に学ぶ内容を大まかに把握することから始めます。
その後、教科書の例題を自分で解いてみます。
解き方がわからない場合は、解説を読んで理解を深めましょう。
教科書の例題を終えたら、問題集のA問題(基礎問題)にも挑戦してみてください。
簡単な問題から始めることで、無理なく学習を進められます。
わからない問題があれば、教科書の説明を読み返したり、先生に質問したりして、確実に理解を深めていきましょう。
予習に取り組むことで、次学期の授業にスムーズに入っていけるはずです。
毎日少しずつ予習に取り組み、着実に数学力を伸ばしていきましょう。
まとめ|中高一貫校では夏休みの勉強が2学期以降の成績を左右する
中高一貫校生が夏休みを有意義に過ごすためには、計画的な勉強が不可欠です。
特に英語と数学の復習に力を入れ、苦手分野を克服し、2学期の予習を行いましょう。
自分で計画を立てるのが難しい場合は、中高一貫校専門の個別指導塾WAYSにご相談ください。
500校以上の指導実績を持ち、夏休み明けのテストにも効率的に対策できます。
Webパンフレットでは、指導システムや料金をご確認いただけます。
夏休みの過ごし方が、2学期以降の成績を左右します。ぜひ、WAYSを活用して、充実した夏休みを過ごしましょう。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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