英検はできるのに模試はできない|英検と模試の違い&偏差値アップの勉強法ガイド

「英検はできるのに模試が出来ない」というケースの原因と、模試の成績を上げる勉強法を、中高一貫校での指導歴30年の現役教師が解説します。

英検と模試では、出題傾向が大きく異なります。

英検では、英語の実用的な運用力があれば、“なんとなくわかる” 状態でも合格できてしまうケースがありますが、模試では細部の理解が不十分だと偏差値が伸びません。

模試で特に重要なのは記述力で、長文読解や英作文の力が問われます。まずは英単語や英文法といった基礎を固め、演習を重ねる必要があります。

勉強の進め方がわからない、学習管理が難しいという場合は、個別指導塾や家庭教師の活用で解決してください。

「英検はできるのに模試ができない」なら、記述力を高めるための演習が鍵になります。

お子さんが中高一貫校生なら、「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」にご相談ください。

1コマ120分の長時間指導で十分な演習量を確保して、記述力を高め、模試の偏差値アップへとつなげます。

英検はできるのに模試ができない原因|正確な知識が不足すると模試で低迷することに

英検と模試は同じ英語試験でも、出題傾向が大きく異なります。まずは、出題形式と配点、解答と採点方式、求められる力の違いを理解することが重要です。

【相違点①】出題形式と配点:英検は4技能を同配点で測定

英検は3級以上からは、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能で合否判定をします。

英語力を示すCSEスコアは、4技能は均等配点です。その意味では、バランスよく英語力を測る試験と言えます。

一方、模試は4技能の区分は明確ではなく、文法語法、英文解釈、長文読解、英作文、リスニングといった形式で出題されます。

特に長文読解の比重が大きく、精密な読解力が求められます。スピーキングの試験はありません。

【相違点②】解答方式と採点方式:英検はマークシートで合否判定

英検はライティングを除きマークシート方式となっています。

2級以下では約60%、準1級以上で約70%が合格ラインです。

4択問題から素早く正答を導き出す力が求められます。

模試は記述式が多く、偏差値で評価されます。

記述式だと、部分点や減点があるため、より精密な知識が求められます。曖昧な理解では得点につながりにくい側面があります。

【相違点③】求められる英語力:英検はより実用的な運用力が求められる

英検と模試の求められる英語力の違いをシンプルにまとめてみます。

▪️英検:実用的な運用力重視

  • リーディング:早く大意をつかむ読解力
  • リスニング:実生活寄りの内容・会話や状況の理解
  • ライティング:意見を論理的に伝える力(テンプレートを活用可)
  • スピーキング:音読・状況描写・質疑応答などの発信力
  • 文法:単独の出題なし
  • 語彙:日常的・抽象的なものが中心

▪️模試:正確な知識と記述力重視

  • 長文問題:内容把握・英文の内容を表現する力
  • 英文解釈:文法や構文を押さえた正確な和訳力
  • 英作文:和文英訳・意見英作文(正確性を重視)
  • リスニング:学術的な内容・配点は比較的少なめ
  • 文法:並べ替え・空所補充・適語選択など英文法の知識
  • 語彙:学術的・受験語彙が中心

つまり、英検は「使える英語」、模試は「正確に読み取り記述できる英語」が重視されていると言えます。

英検はできるのに模試ができない原因

以上の違いから、それぞれに合わせた対策が必要です。

英検の方が、英語力さえあれば、きちんと対策を行えば比較的結果が出やすい試験です。

一方で、模試では、知識の正確さが不十分だと、記述で失点して、偏差値が伸び悩む原因になります。

英検と模試の対策の違い|模試では読み取った英文を表現する記述力が問われる

精密な勉強が不足すると模試の成績が伸び悩む

英検が得意な人は、読解力や処理力など英語運用力が高く、英語に対する抵抗が少ない傾向があります。

「なんとなく解答にたどり着けている」ケースがあるかも知れません。

このように、英検ができるからといって、細部の理解が不十分なままでは模試の偏差値が伸び悩んでしまいます。

実際に、私の勤務校でも高校1年生で英検2級を取得していても、全国模試では偏差値60を下回る生徒がいます。

せっかくの英語力を、「学習の精度不足」ために活かしきれないのは非常にもったいないですよね。

英検はできるのに模試の偏差値が伸び悩んでいる場合は、「より正確な英語の知識」を意識した勉強に切り替えてみましょう。

適切な対策を行えば、模試の偏差値は十分に伸ばすことができます。

基礎を固めたら英検と模試の傾向に合わせた対策をする

英語学習の土台は単語と文法です。

  • 3級まで:中学レベルの語彙・文法
  • 準2級以降:高校レベルの語彙・文法

上記を目安にして基礎を固めましょう。ここまでは学校のペースで進めれば問題ありません。

その上で、英検と模試の傾向に合わせた対策を進めていくことになります。

▪️英検対策

英検は問題形式が固定化されているので、過去問演習の効果が非常に高い試験です。

きちんと対策すれば成果につながりやすいのが特徴です。

特に重要なのがライティングとスピーキングです。

  • ライティング:論理展開の型(テンプレート)合わせて英語を書けるようにする
  • スピーキング:解答のパターンがあるので、型に合わせて英語を話せるようにする

▪️模試対策

模試で結果を出すために最も重要なのは記述力です。ここが英検対策との決定的な違いです。

読み取った英文を正確に表現できないと高得点にはつながりません。

  • 長文読解:読み取った英文を和訳、要約、説明などを日本語で記述できるようにする
  • 英作文:内容や論理展開よりも正確な英文を書けるようにする

詳しく知る:

個別指導塾で模試偏差値アップを達成:安田学園高校1年生|英語偏差値53→61へ

中高一貫校専門個別指導塾WAYS」で英語の成績アップを達成した安田学園高校1年生の実例を紹介します。

この生徒は、WAYSに入塾前は英語の定期テストの点数が平均点を下回っていました。

原因は、勉強時間が少なく、学校の課題を消化しきれていなかったからです。

そこでWAYSでは次のように指導しました。

  • 学習内容のインプットとアウトプットを同時に進めて学習の効率化をはかった
  • 学校の教材とプリントに絞って徹底的に繰り返して完成度を高めた

この結果、英語の69点と平均点を超えました。同時に、模試の偏差値も英語は53→61へとアップしました。

詳しく知る:

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、英語の成績アップの実績が豊富です。高2夏までは学校の授業で英語力を高め、それ以降は志望校から逆算したオリジナルカリキュラムを設けて偏差値アップと志望校合格へと導きます。

中高一貫校生のための対策|先取りカリキュラムで英語力を伸ばしたら記述力を養う

先取りカリキュラムに合わせて英語力アップ

多くの中高一貫校は先取りカリキュラムを採用しており、学校の授業を軸に学習を進めることで、自ずとハイペースで英語力を伸ばすことができます。

一般的な進度は、中2まで中学内容を修了、中3から高校内容、高2までに高校内容を修了するペースです。

この進度を踏まえると、次のペースが英検取得の目安になります。

  • 中2:3級
  • 中3:準2級
  • 高1:2級
  • 高2〜高3:準1級

詳しく知る:

正確な知識を身につけて記述力アップが模試の偏差値アップの鍵

中高一貫校は進度が早いため、英検取得でも有利になりやすい一方で、模試の偏差値が伸び悩むケースが少なくないのも事実です。

これまでスピード重視で学んできた結果、細かく正確な知識が不足している可能性があります。模試で求められる力を意識して鍛えていきましょう。

▪️英文解釈

模試では正確に英文を和訳する力が不可欠です。SVOCを意識しながら、構造を正確に捉えて日本語に訳せるようにしましょう。

▪️長文読解

内容を理解するだけでは不十分です。下線部和訳、理由説明、指示語の内容説明、要約など英文で読み取った内容を日本語で記述できるようにしましょう。

詳しく知る:

▪️英作文

内容や論理展開も大切ですが、それ以上に英文の正確性が求められます。文法的に間違いのない正確な英文を書けるようにしましょう。

具体的に例を挙げると、

「英文の意味はわかるけどthatの用法がわかっていない」

「英作文で意味は伝わるけど時制を間違える」

ようなことがたくさんあるのです。

英検で示した英語力を、更に精密に仕上げることで模試の偏差値アップにつながります

詳しく知る:

FAQ

  • Q 英検2級に合格しているのに、模試の英語の成績が悪いのはなぜですか?
    A
    マークシート式の英検とは異なり、模試や入試では「記述力」が求められるからです。

    英検は選択肢から消去法で正解を選べる場合がありますが、模試では「和訳」や「英作文」など、正確に理解し表現する力が問われます。

    なんとなく意味がわかるレベルでは、記述問題で得点できず、偏差値が伸び悩む原因となります。
  • Q 英語の「記述力」を伸ばすためには、どのような対策が必要ですか?
    A
    実際に手を動かして「書く」トレーニングを徹底することです。

    単語や文法を覚えるインプットだけでなく、英文構造を意識した「和訳」や、覚えた表現を使う「英作文」のアウトプット練習を行いましょう。

    採点基準を意識し、減点されない答案を作成する力を養うことが重要です。
  • Q 記述問題の対策を自分一人で進めるのが難しい場合はどうすればよいですか?
    A
    記述式の問題は自己採点が難しいため、学習塾や家庭教師などで「添削指導」を受けるのが効果的です。

    自分の書いた答案をプロに見てもらうことで、細かな文法ミスや不自然な表現を修正でき、独学よりも効率的に記述力を高めることができます。

「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」で英語の成績アップを達成した実例紹介

浅野中学1年生|英語59点→85点へアップ!

入塾前の1年生1学期の期末テストでは、英語は59点と低迷していました。

原因は、英文暗記に時間がかかりすぎていて、他の範囲まで手が回っていなかったからでした。

そこで、WAYSでは次のように指導を行いました。

  • 120分の長時間指導を活用して勉強不足の改善
  • テスト範囲を網羅した上で3周の繰り返しを徹底

結果、3年生2学期の期末考査では、英語85点(+26点)と成績アップを達成しました。

詳しく知る:

日本大学豊山高校2年生|英語30点台→70点へアップ!

入塾前の1年生1学期の期末テストでは、英語は30点台と低迷していました。

原因は、勉強の仕方がわかっていなく、勉強そのものが空回りしているためでした。

そこで、WAYSでは次のように指導を行いました。

  • 120分の長時間指導を活用して、勉強時間そのものを伸ばす
  • 試験傾向から必ず出題される重要問題に絞って、全てを正解できるまで繰り返す

結果、1年生2学期の中間考査では、英語70点(+40点)と成績アップを達成しました。

詳しく知る:

お子さんの中高一貫校を探す:

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左下の虫めがねマークより「学校名 成績アップ」で検索すると、学校別の成績アップ事例を探せます。ぜひお試しください!

英検はできるのに模試の偏差値が伸び悩んでいるなら「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」へ

模試の偏差値を伸ばすには、英語力そのものを伸ばして、その英語力を精密に仕上げなければいけません。

加えて、演習を通して記述力をつけることが鍵になります。

模試の偏差値アップは、志望校対策そのものです。英語力を仕上げることで、志望校に合格する力が身につきます。

中高一貫校専門個別指導塾WAYS」では、お子さんの志望校合格から逆算したカリキュラムを設定して、本当に必要な力を養成します。

WAYSでは、中高一貫校の先取りカリキュラムに合わせた英語力アップからはじめ、高2の夏を目安に、志望校合格から逆算した完全オリジナルカリキュラムでの志望校対策に移行します。

  • うちの子どもの学校のカリキュラムに対応しているの?
  • 大学の合格実績はどうなっている?

など、気になることは、次のページで確認してください。

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投稿者プロフィール

ひろ先生(中高一貫校教師歴 約30年)
ひろ先生(中高一貫校教師歴 約30年)
中高一貫校指導歴30年のベテラン教師です。勉強が得意な生徒から苦手な生徒までたくさんの生徒を指導してきました。念願叶っての中高一貫校だと思います。充実した6年間を過ごして欲しいものです。ベテランならではの視点で悩みに寄り添ったアドバイスを心がけます。ちなみに2人の子供も中高一貫校に通っています。保護者としての目線も大事にします。

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