大学受験は逆算思考で突破する!誰でもできる勉強スケジュールの立て方
大学受験対策は、逆算思考がおすすめです。
逆算思考とは「目標から逆算してスケジュールを立てること」をいいます。
長期間に及ぶ受験勉強は、やみくもに勉強していては非効率です。
「いつ」「何を」「どのように」勉強するか決め、スケジュールをたてることが、スムーズに受験勉強を進めるコツ。
その役に立つのが「逆算思考」です。
この記事では、逆算思考を使って大学受験のスケジュールを立てる方法についてご紹介します。
これから受験勉強を始めようとしている方、思ったように受験勉強が進まない方は必見です。
このページの目次
大学受験対策には逆算思考がおすすめ
大学受験の勉強は無計画で勉強するよりも計画的に進めることで、短時間で効果が出やすくなります。
学習スケジュールを立てる際に役立つのが「逆算思考」です。
逆算するのは「期間」と「勉強内容」の2つ。
「いつ」までに「何を」勉強するのか目標から逆算して決めます。
勉強のたびに何をすればよいか考える必要もなく、効率的に勉強できるようになります。
逆算思考で大学受験対策をスムーズに進めるコツ
逆算思考で大学受験対策をするためには、最初にいくつかやるべきことがあります。
ご紹介する3つのことを先に行うことで、やるべきことが明確になりスケジュールが立てやすくなります。
目標を明確にする
まずは目標を明確にしましょう。
もちろん最終的な目標は志望校合格ですが、それだけではモチベーションの維持が困難です。
途中に小さな目標を挟むことで、そこまでは頑張ろうとモチベーションを保ちやすくなります。
小さな目標は、たとえば「模試で合計7割以上得点する」「模試の偏差値を5上げる」などです。
目標は、数値化するなどできるだけ具体的に決めましょう。
目標設定をする際も、志望校合格から逆算して、それぞれの時期にどのレベルに到達するべきか考えながら行います。
過去問分析を行う
志望校の過去問を分析しましょう。
大学によっては、合格最低点を発表しているところがあります。
実際に過去問を解いてみて、自分の得点と合格最低点を比較してみましょう。
さらに過去問の出題傾向・難易度なども調べ、毎年必ず出題される問題や頻繁に出題される問題がないか確認します。
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自分の現状を分析する
過去問を解いて、自分自身が現状で志望校合格までにどれだけ差があるかを知っておくとともに、模試で力試しをするのもおすすめです。
志望校の判定や全国的に自分がどの程度の位置にいるのか、基礎はどの程度身についているのか、弱点は何かといったことが分かります。
過去問の分析とあわせて考えると、これから何をすべきか分かってくるでしょう。
大学受験日から逆算するときの時期と具体的な対策
大学受験から逆算すると、実際にいつ頃何をしているべきなのでしょうか?
大学受験を始める時期は人によって異なるため、ここでは高校1・2年生で大学受験の勉強を始める場合と、高校3年生になってから始める場合でご紹介します。
大学受験の勉強の流れは「基礎知識の定着→問題演習(基礎・標準・応用)・弱点対策→過去問演習」となります。
これはどの科目でも変わりません。
それぞれの対策を行う時期は、以下のようになります。
基礎固めが終わらないと焦って次に進んでしまいたくなるかもしれませんが、定着しないうちに先へ進むのは避けましょう。
基礎がしっかり定着していれば、偏差値60程度は取れるはずです。
最終的には、志望校に合格するための対策を行います。
試験日までに収まるように、スケジュールを設定しましょう。
大学受験日から逆算してスケジュールを立てる方法
いつどのようなことをすべきか分かったところで、具体的に何をするのか大学受験から逆算してスケジュールを立てる方法をご紹介します。
スケジュールはできるだけ明確に立てましょう。
ある程度ゆとりのある計画にすることで、計画倒れを防ぎます。
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やるべき内容を科目ごとに書きだす
まずはやるべき内容(タスク)を科目ごとに書きだしましょう。
英語なら英単語と文法の暗記・基礎問題集・標準問題集などです。
この時点で苦手なジャンルが分かっていれば、弱点強化もタスクのひとつになります。
取り組む問題集を決める
次に、取り組む問題集を決定します。
基礎力を身につける場合でも、苦手科目で中学レベルからやり直した方がよい場合と、これまでも勉強を進めておりある程度知識が身についている場合とでは、使用すべき参考書や問題集が異なります。
自己分析の結果をもとに、教科ごとに決めましょう。
期間を分割する
先ほどご紹介した「いつ」「何の」勉強をするかの表を参考に、基礎・問題集・過去問対策と期間を分割します。
注意しなければならないのは、すべての科目が同じ時期とは限らないということです。
最初に取り組まなければならない科目は、英語や数学といった、習得するのに時間がかかる科目です。
基礎が終わって問題集に移行する段階でほかの科目に手を付けるなど工夫しましょう。
また苦手科目も早めに取り組むようにします。
月・週・日単位に分割する
期間ごとに分割したら、月・週・日単位で、細かく割り振っていきます。
毎日同じようにスケジュールを組むのではなく、定期テストや学校行事・プライベートの約束など決まっている用事があれば、勉強量を減らすなど柔軟に考えましょう。
ある程度ゆとりをもって計画をたて、週に1日はその週にできなかったことをするために開けておくのもおすすめです。
急な予定が入って勉強できない日があっても調整できます。
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【大学受験】1週間・1日分の勉強スケジュールを立てるコツ!
まとめ
無計画で大学受験の勉強をしようとすると、やるべき勉強が分からなかったり、試験日までに勉強が終わらなかったりする可能性があります。
必ず計画を立てて勉強を進めましょう。
その際に役立つのが「逆算思考」です。
目標から逆算して、いつ・何を・どのように勉強すべきか考え、計画に落とし込んでいきましょう。
無駄なく効率的に勉強できるようになります。
しかし、これまで計画を立てて勉強した経験のない人が、急に長期間のスケジュールを立てるのは難しいもの。
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