【大学受験】1週間・1日分の勉強スケジュールを立てるコツ!
試験日までのざっくりとした年間スケジュールから、1カ月・1週間・1日単位まで計画していきましょう。
とくに、1週間・1日単位のスケジュールは、細かく決める必要があります。
そこでこの記事では、1週間・1日の勉強スケジュールを立てる方法と、上手に立てるコツ・平日・休日のスケジュール具体例をご紹介します。
「大学受験の勉強スケジュールの立て方が分からない」
「スケジュールを立てても、なかなかそのとおりに勉強できない」
といった悩みをお持ちの方は、参考にしてください。
このページの目次
大学受験の勉強スケジュールの流れ
1週間・1日単位の細かいスケジュールを決める前に、試験日までのざっくりとしたスケジュールから決めていきましょう。
スケジュールを立てる際に、悩みがちなのが「いつまでに何をすればよいか」ということです。
いつから受験勉強を始めているかにもよりますが、高校3年生の夏ごろまでには基礎を身につけ、それ以降標準・応用・過去問と進めていきます。
過去問を本格的に解き始めるのは秋から冬にかけて。
ただし、その前に夏ごろに一度、過去問をひととおり解いてみて、分析を行いましょう。
年単位の計画の立て方・過去問の活用法は以下の記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてください。
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大学受験の1週間・1日ごとの勉強スケジュールの立て方
大学受験の1週間・1日分のスケジュールを立てる際は、事前に試験日までにやるべき勉強をリストアップし、ざっくりでよいので1カ月ごとに配分しておきましょう。
そのうえで、次にご紹介する方法で、勉強内容を振り分けていきます。
曜日ごとに勉強できる時間を計算する
まずは、曜日ごとに、帰宅してから寝るまでに確保できる勉強時間を割り出します。
どこか決まった曜日を、休息日として計算せずにおきましょう。
その日は、1週間の遅れを取り戻すため、もしくは完全な休息日として、スケジュールを入れません。
高校生は、通学に時間がかかる人もおり、思っている以上に自主学習できる時間が少ないものです。
通学の時間や寝る前の数分なども暗記や計算を何問か解くなど、有効活用しましょう。
1カ月分の勉強内容を週単位・1日単位に分ける
1カ月に行うタスクを、4等分(4週間分)に振り分けます。
この際、どこかで外出の予定がある・学校行事で帰りが遅いなど、イレギュラーなことがある週は調整を行い、ほかの週よりタスクを減らします。
また、定期テストが重なる場合は、そちらの勉強時間の確保も忘れないように行いましょう。
次に1週間分の勉強内容を、それぞれの曜日に勉強できる時間を意識しながら、6日分に分けます。
1日ごとのスケジュールは「10ページから14ページまでの計算式を解く」「日本史の鎌倉時代の重要語句暗記」など、なるべく細かく書いてください。
目に見えるところに貼る
スケジュールができたら、1週間分を目に見えるところに貼りましょう。
できたタスクはその都度消し込みを行うと、達成感があります。
できなかったタスクは、休息日に書き込み、忘れず行いましょう。
勉強に慣れ、知識が定着してくると、1つひとつのタスクが短時間でできるようになります。
そのようなときは、再度スケジュールの見直しを行いましょう。
大学受験の勉強スケジュールをうまく進めるコツ
大学受験の勉強スケジュールをうまく進めるためには「コツ」があります。
それは「無理をしないこと」です。
定期テストと違い、大学受験は長期間集中しなければなりません。
日常生活やプライベート・学校行事など、うまくバランスをとって勉強しなければ、どこかで無理がたたってしまう可能性もあります。
次にご紹介する4つのコツを参考に、大学受験生活を乗り切りましょう。
遅れは1週間のうちに挽回する
スケジュールを立てることに慣れないうちは、どうしても無理な予定を立ててしまいがちです。
また、想定外の予定が入ってしまい、勉強ができない日もあるでしょう。
そのような場合でも、できてしまった遅れは1週間で取り戻せるようにしましょう。
ずるずるとずれ込んでしまうと、モチベーションの低下につながることがあります。
スケジュール変更は柔軟に行う
それでも最初のうちは、休息日を使っても1週間のスケジュールをこなしきれないことがあるかもしれません。
その場合は、勉強量が多すぎる可能性があるため、次の週以降のスケジュールを見直してみましょう。
「一度決めたスケジュールだから」といっても、絶対ではありません。
最終的に、受験日までにやりたい勉強ができていれば問題ないため、柔軟に変更しましょう。
睡眠時間は削らない
受験生は体調管理も重要です。
睡眠時間を削ってまで勉強することのないようにしましょう。
睡眠時間を削って勉強したとしても、集中できないうえに、次の日までに疲れが抜けなくなってしまいます。
時間が足りないと焦ってしまうこともあるかもしれませんが、休息も大学受験には必要だと理解し、睡眠時間を確保しましょう。
各教科のバランスを考えて勉強する
ここでいう「バランス」は、全教科同じ時間勉強するということではありません。
たとえば、苦手な科目は後回しにしたくなりますが、裏を返せば努力次第で大幅な得点アップも期待できる科目です。
得意な科目は楽しく勉強できるため、長く時間をとりがちでしょう。
しかし、苦手な科目にも時間を割くことが必要です。
逆に、得意科目で高得点を目指し、苦手科目は及第点をとれればOKという考え方もできます。
大学受験は、個々の科目の得点を見るのではなく、あくまでも「合計点」が、「合格点」に達しているかが問題です。
どのような点の取り方を目指すかで、勉強のバランスが変わります。
まとめ
大学受験の勉強は、試験日までに何をどれだけ勉強するか明確にし、スケジュールを立てます。
1週間・1日単位のスケジュールは、できるだけ細かく内容を決めて取り組むようにしましょう。
スケジュールは、立て方によって身につく知識に大きな差がでます。
どの科目に力を入れていくのかは、志望校や人によって異なり、その戦略で合否が分かれることもあります。
重要な作業ですので、じっくり考えて作成しましょう。
とはいえ、そのような戦略を立て慣れている受験生はほとんどいません。
これで大丈夫だろうかと不安を抱えてしまうようであれば、プロの力を借りましょう。
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