大学受験のプレゼンテーションを成功させるには?おすすめの対策もご紹介

人差し指を立てている塾講師
総合型選抜(AO入試)の入試では、プレゼンテーションを課す大学もあるため、

「どんな準備をしておけばよいのか?」
「相手の印象に残るプレゼンテーションとはどのようなものなのか?」

と悩まれる受験生も多いのではないでしょうか。

プレゼンテーションを成功させるためには、自分が伝えたいことを明確にし、相手の心に響くような伝え方をすることが大切です。

本記事では、おすすめのプレゼンテーション対策もご紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

大学受験のプレゼンテーションに必要な準備

総合型選抜で課されることがあるプレゼンテーションは、事前の準備が必要不可欠です。
具体的にどのような準備をしておけばよいのか、確認しておきましょう。

構成・内容・時間配分を決める

プレゼンテーションの制限時間は大学によって異なりますが、3~10分程度の場合が多くなっています。

まずは制限時間と課題の内容を確認し、時間内で最大限伝えられるよう構成を考えていきましょう。

内容としては自分をアピールするプレゼンテーション、または志望理由や学習計画をアピールするプレゼンテーションが課されることが多いため、時間配分を決めながら伝えたい内容を具体的に文章化していきます。

スライドを作成する

「スライドを作成してもよい」という大学の場合は、視覚的にわかりやすく伝えるためにも作成したほうがよいでしょう。

ただし、短い時間内でのプレゼンテーションで伝えられる内容には限りがあります。
1枚1枚のスライドに大量の情報が書かれていても、試験官が読み取れずに終わってしまっては意味がありません。

スライドの内容はあくまでもシンプルなものにし、試験官の耳からも目からもスムーズに情報が入っていくよう心がけましょう。

大学受験のプレゼンテーションを成功させるコツ

相手の印象に残るプレゼンテーションにするには、いくつかコツを押さえておく必要があります。
練習のときから次にご紹介するコツを意識してみるとよいでしょう。

結論から話す

自分が何を伝えたいのか、結論を先に話すようにしましょう。

「結論を最後に話したほうが聞き手を惹きつけられるのでは?」という考え方もあると思いますが、結論がわからないまま話を聞いていると途中で集中力が切れてしまったり、イライラしたりすることがあります。

プレゼンテーションの出だしは「つかみ」の部分です。

この部分でいかに相手に関心を持ってもらえるかが重要なポイントになるため、結論を話す際は実際のデータを提示したり聞き手に質問したりするなどの工夫を取り入れましょう。

はっきりと抑揚をつけて話す

プレゼンテーションでははっきりと抑揚をつけて話すことを心がけましょう。
緊張すると早口になってしまうことが多いため、ゆっくりと、大きな声で話す練習をしておくのがおすすめです。

原稿を丸読みしてしまうと単調な話し方になり、聞き手が途中で飽きてしまう可能性があります。
特に伝えたいことを話すときは少し協調するなど、メリハリのある話し方をしましょう。

相手に語りかけるように話すことで、心に響くプレゼンテーションになるはずです。

適度にジェスチャーを取り入れる

適度にジェスチャーを取り入れることで、よりわかりやすいプレゼンテーションになります。

例えば、説明したい部分のスライドを指さしたり、「ポイントは2つあります」と話す際に指で「2つ」を表したりすると、相手に内容が伝わりやすいはずです。

ただし、相手に違和感を与えるような過度なジェスチャーはやめましょう。
ジェスチャーが気になって話が入ってこなくなってしまう恐れがあります。

大学受験に向けたプレゼンテーション対策

大学受験に向けてプレゼンテーションの対策を行う際は、次のような方法を取り入れるのがおすすめです。

上手な人のプレゼンテーションを参考にする

「大学受験の際に初めてプレゼンテーションを経験する」という人も多いはずです。
まずは、上手な人のプレゼンテーションがどのようなものなのかを知ることから始めましょう。

YouTubeなどの動画配信サイトでも、世界中から評価されているプレゼンテーションの動画を見ることが可能です。

どのような話し方が聞き手を惹きつけるのか、どのような内容の話だと「もっと聞きたい」と思われるのか、分析してみるとよいでしょう。

自分のプレゼンテーション動画を撮影する

自分がプレゼンテーションしている姿を動画に撮影し、自分で見てみることは特におすすめです。

「自分が思っているよりも早口になっている」「語りかけるような話し方ができていない」など、意外な改善点に気づける可能性があります。

気になった部分を意識的に改善したら再度撮影し、よくなったか確認してみましょう。

何度も繰り返すうちに、納得のいくプレゼンテーションができるようになる可能性が高くなります。

質疑応答の内容を予想しておく

大学入試では、プレゼンテーションの後に試験官が質問をしてくることが一般的です。
このとき、きちんとした応答ができるかどうかも重要なポイントになるのです。

いくらプレゼンテーションの準備がしっかりできていても、質疑応答がうまくできないと評価が落ちてしまう可能性があります。

予想される質問をあらかじめ予想し、質問に答えられるよう準備しておきましょう。

自分で準備するのが難しい場合は、プレゼン対策が得意な塾でプロの指導を受ける方法もおすすめです。

まとめ

大学受験の際にプレゼンテーションを課される場合は、なるべく早い段階から準備を始め、練習を積み重ねておくことが大切です。
内容や構成はもちろんのこと、話す順番や話し方などについても、評価が高くなるポイントをチェックしておきましょう。

実際に合格を勝ち取った人のプレゼンテーション資料を参考にしたり、プロからアドバイスをもらったりするのも効果的です。
プレゼンテーションの経験がなくても自信を持って臨めるよう、念入りに準備しておくことをおすすめします。

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