成城高校3年生―「できる」問題を増やすルールを徹底して成績アップ!
成城高校の成績アップ事例を紹介します。
この生徒は高校2年の10月に入塾しました。入塾直後の2学期期末テストでは数学が50点という状況でした。
入塾からこれまで、当塾で学習していくことで学年末テストでは67点、さらに高校3年の1学期中間テストでは85点と大きく成績をアップすることができました。
なぜ成績が大幅に上がったのでしょうか? その理由をお伝えします。
入塾時の学習状況
この生徒は学校で課される宿題を提出してはいたそうです。しかし、分からない問題があると1問を解くのに時間がかかってしまうため、提出期限ギリギリに模範解答を写して終わってしまい、周回数も1周するのがやっとという状況でした。
決して、不真面目な生徒ではありませんでした。むしろ一生懸命、自分なりに勉強していたのですが、どのように勉強すれば点数を上げられるのかを分かっていなかったのです。テスト前にも毎回復習をしようとするものの、ほとんど自力では解けない問題ばかりのため途中で眠くなってしまうということを繰り返していたそうです。
徐々に数学も難しくなり成績が下がってきてしまっていたため、中高一貫校のテスト対策をしている当塾を訪ねてきたとのことでした。
間違えた問題にはチェックをつけよう
一般的に言われることですが、テストで点数を取るためには「分かる」こと以上に「できる」状態を目指さなければなりません。そのため解説を受けた問題は自力で「できる」ように演習を繰り返し、その上で忘れたころに復習をする必要があります。
どうしたらそれが可能になるのでしょうか? まず第一歩として、この生徒は「解説を受けた・自力で解けなかった」という印を問題集に残していなかった点の改善から始めました。
先生から解説を受けた問題はその場で解けて当たり前です。当塾では生徒を「できる」状態に変えていくために、
・間違えたら問題集にも×をつける
・ヒントを問題集に書き込んではいけない
・解説を隠してすぐに解き直す
・指導の最後にもう一度解き直す
・テスト1~2週間前に再度全問解き直す
というルールを設定しています。これらのルールは明文化されており、これを徹底したことでこの生徒は徐々に成績を上げていきました。
結局、定期テストでは問題集と似たような問題しか出題されないため、すべての問題を「できる」状態に仕上げてテストに臨めば、点数は上がって当然と言えるでしょう。
解き直し習慣の定着で成績アップ!!
以上のように「分かって満足」という状態を徹底的に改めて「自力で解ける問題」を一つずつ増やし続けた結果、数学を50点→67点→85点(35点UP)と大幅に成績を上げることができました。
入塾当初この生徒は「数学をどうやって勉強していいか分からない」と言っていました。ところが、今回の中間テストが返ってきた後、「他の科目も同じように勉強してみたら全科目が上がりました」と教えてくれました。
最終的に塾でだけでなく自宅でも解き直しを行うようになり、勉強の基本となる「定着するまで周回する」ということを覚えたようです。急激な成績UPはこれが大きく影響したのかもしれません。
今後の目標
次の目標は、今や得意科目にまでなった数学の成績を安定させ、内部進学での選択肢をさらに増やすことです。そのためには数学だけでなく理科や、場合によっては英語の成績も上げなくてはなりません。
これまで数学の勉強に費やしていた時間に余裕ができ、中間テストでは全科目の成績が向上していました。新学年でも油断することなく、生徒が学習を続けられるよう私達も指導を続けます。
個別指導塾WAYSでは、将来の大学受験に備えて、学校の成績を上げたいと考えているものの、「中だるみ」に陥ってしまった生徒が入塾し、勉強方法を工夫することで短期間で結果を出しています。
学校の成績でお悩みの方は、是非とも個別指導塾WAYSにお問い合わせください!
投稿者プロフィール
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個別指導塾WAYS マネージャー
「何事も自分から」を信条に、日々自らを実験台として効果的な学習法・指導法を追究している。最近の興味の対象は語彙の増やし方。
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