【大学受験】今と昔どちらが難しい?進学率の比較と難関私立大学の倍率もご紹介!
「志望校に合格するのはどれくらい難しいこと?」
「今と昔ではどちらのほうが大学進学が難しい?」
上記のような疑問を抱いている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
結論からいいますと、昔のほうが大学進学が難しかったといわれています。
現代における大学進学のハードルは、高くない傾向にあるようです。
それでも、大学受験に不安はつきものです。
本記事では、多くの塾生を志望校合格へ導いている専門家が、大学受験の難易度について解説します。
志望校合格が難しいのではないかと不安を抱いている方は、ぜひご一読ください。
このページの目次
【大学受験は難しい?】データで見る進学の難易度
「画像引用:文部科学省」
上記のとおり、2022年度の大学進学率は60.4%で過去最高となっています。
また、短期大学や専門学校などを含めた進学率においては83.8%です。
画像からわかるとおり、近年における大学進学の難易度は低いといえます。
志望校合格に不安を抱いている方は、安心できたのではないでしょうか。
【大学受験】今と昔ではどちらが難しい?
次に、今と昔の大学進学率を比較します。
以下に、年度別の大学進学率をまとめました。
年 | 大学進学率 |
---|---|
1958年 | 8.6% |
1976年 | 27.3% |
1990年 | 24.6% |
2000年 | 39.7% |
2010年 | 50.9% |
2020年 | 58.6% |
2022年 | 60.4% |
参考元
「第2章 経済社会の推移と世代ごとにみた働き方」
「令和4年学校基本調査確報報道発表資料」
上記の数字を見ると、昔のほうが大学進学は難しい傾向です。
1958年においては8.6%の方しか大学進学していません。
少子化の影響もあるかもしれませんが、現代の大学受験は昔よりハードルが低いといえるでしょう。
【大学受験】点数を取るのが難しい科目
大学入学共通テストにおいて、点数を取るのが難しいといわれている科目をご紹介します。
高得点を獲得するのが難しい科目を把握し、早めに対策しておきましょう。
数学
大学入学共通テストにおいて、高得点を獲得するのが難しいといわれている科目は数学です。
例えば、以下のような意見が多く見られます。
「大学受験で一番難しい科目は明らかに数学」「大学受験難しい科目ランキングはダントツで数学がトップ」
また、数学においては勉強法に悩む方も少なくありません。
解決法としては、基礎を復習することです。
特に、授業スピードの速い中高一貫校に通っている方は、中学の基礎から復習するのがおすすめです。
大学入学共通テストに出題される問題は、基礎を身に付けておけば解けます。
数学が難しいとお悩みの方は、中学で学習する基礎をもう一度復習しましょう。
併せて、数学の勉強法を把握したい方は以下の記事も参考にしてみてください。
地理・歴史
地理・歴史が難しいとの声もありました。
どの分野においても思考力が必要になるのが地理・歴史です。
特に、大学入学共通テストに出題される問題で資料を読み解く力が必要とされるのは世界史と地理で、暗記だけでは解けない問題が多く出題されます。
また、受験間近に勉強を始めても高得点につなげられない科目でもあります。
地理・歴史で高得点を獲得するためには、早い段階から思考力と資料を読み解く力を身につけておきましょう。
以下の記事も参考にしてみてください。
理科
理科も点数が取りにくい科目です。
独立行政法人大学入試センターが公表している平均点を見ると、よくわかると思われます。
特に、2023年度の大学入学共通テストにおける生物では、例年より平均点が大きく下がっています。
生物の平均点が低下した原因は、読解力と思考力を必要とする問題が増えたからです。
つまり、暗記するだけでは解けない問題が増えたといえます。
そのため、理科も高得点を狙うのが難しい科目であるといえるでしょう。
理科を受験科目に指定している大学を受ける場合は、早めに入試対策を始めましょう。
いつから理科の勉強を開始すべきかお悩みの方は、以下の記事も参考にしてみてください。
【大学受験】入るのが難しい大学
一般的に入るのが難しいといわれているのは、偏差値と倍率が高い大学です。
しかし、近年では少子化が進んでおり大学進学志望者が減っているため、倍率も下がっています。
以下に入るのが難しいといわれている、難関私立大学一般選抜の倍率をまとめました。
大学名 | 倍率(2021年度) |
---|---|
青山学院大学 | 5.2倍 |
慶應義塾大学 | 3.9倍 |
明治大学 | 4.0倍 |
早稲田大学 | 6.3倍 |
立教大学 | 4.5倍 |
「参考:大学入試研究の動向第39号」
上記のとおり、2021年度における難関私立大学一般選抜の倍率は低下傾向です。
また、入るのが難しいといわれている倍率の基準は5倍とされています。
しかし、2021年度における難関私立大学一般選抜の倍率を見る限りでは、5倍を超えているケースは多くありません。
偏差値と倍率が高く入るのが難しい大学といえるのは、早稲田大学と青山学院大学の2校です。
【大学受験】塾に通わないと合格は難しい?
塾に通わなくても、志望校に合格できる方は多くいます。
しかし、実際は高校生の4人に1人が進学塾に通い、大学受験対策をしているのが現実です。
また「目白大学心理学研究第13号」によれば、通塾の有無により進路選択の行動に差が出るとされています。
つまり、大学受験対策を実施している進学塾に通っている場合、合格率が上がる傾向にあるといえるのです。
塾に通わなくても大学合格を目指せますが、進学塾に通ったほうが進路選択の幅が広がるでしょう。
合格は努力で掴む!大学受験対策は「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」にお任せください
志望校合格が難しいとお悩みの方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、そのようなことはありません。
今から真剣に受験勉強に励めば、合格をつかみ取れるはずです。
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まとめ
大学受験の難易度についてご紹介しました。
近年の大学進学率は約60%のため、難易度は低い傾向です。
また、難関大学と呼ばれる慶應義塾大学や明治大学においても、倍率は下がっており合格へのハードルは低くなっています。
大学受験が難しいと不安を抱いてしまうのは、結果が見えないからでしょう。
志望校の合否は受験が終わるまで、誰にもわからないものです。
だからこそ、悔いのないように受験勉強をしましょう。
難しいと悩むより、受験対策を万全にした方が安心して入試に臨めます。
しかし、1人で受験に立ち向かうのは難しいとお悩みの方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
大学受験に不安を抱いている方は、志望校合格まで徹底サポートしている「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」にお問い合わせください。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部

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