個別指導塾に行っているのに成績が上がらない!4つの原因と解決策まとめ
個別指導塾に通っても成績が上がらないのは、「自宅での学習ができていない」ことが原因であるケースが大半です。
塾で教わればその場では理解できますが、実際のテストで点を取れるようになるためには、習った知識で問題を解く「演習」を、十分に重ねる必要があるからです。
演習は塾の指導時間内だけでは足りないケースが大半であるため、宿題が出されますが、これにどう取り組むかで成果は大きく変わります。
また中高一貫校生の場合は、もともと学校から出される宿題・課題が多いため、塾の宿題が負担になってしまいます。
そこで「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」では、宿題を出さずに済むよう120分指導とし、指導時間内でハイレベルな授業に対応できるだけの演習ができるようにしています。
このページの目次
個別指導塾で成績が上がらないのは「自宅学習の不足」が原因である場合が大半
個別指導塾にはそれぞれ得意分野があるが、基本は変わらない
学習塾の選択肢は非常に多く、それぞれ得意分野があります。特定の都道府県事情に精通した地域密着型、難関高校・難関大学受験に特化したハイレベル型、低迷している成績を跳ね上げる補習型などです。
もちろん、お子さんの状況や目的、志望校に合った塾を選ぶのは、大前提になります。たとえば成績が低迷しているのに、ハイレベル型の塾に通わせようとしても、うまく行かないのは当然です。
しかしこうした極端なミスマッチはレアケースで、多くの場合は、保護者のみなさんが「我が子のため」と塾をリサーチし、お子さんに合った塾選びをしているはずです。
それでも、成績が上がらないケースがあります。
原因は「自宅学習の不足」であるケースが大半です。
塾ごとに得意分野はあるものの、成績を上げるために「わからないところを理解し、演習を重ねる」という方向性は不変だからです。これなくして成績を上げることは絶対にできません。
成績が上がらない原因は演習量。塾の宿題をしっかりやっているかを確認
個別指導塾が、どうやって成績を上げているかというと、一つはもちろん、解けなかった問題や、間違えてしまった問題の解き方を解説し、わかってもらう指導です。
わかりやすい説明をされれば、その場でわかるのは当然です。しかし、これだけでは定期テストや入試で、点を取れるようにはなりません。
習った知識を「実力」に変えるには、実際に問題を解く「演習」を重ねる必要があります。
1回では足りず、ハイレベルになるほど、3回・4回と演習を重ねて、万全にする必要があります。
ところが多くの個別指導塾の指導時間内(80〜90分が中心)では、十分に演習をする時間を確保することができません。
そこで宿題を出して、演習量をカバーしているのです。
もし、個別指導塾に通っていて、ほとんど成績に変化が見られないとしたら、「自宅での学習がしっかりできているか」=「塾から出された宿題をしっかりやっているか」を確認してください。
ほとんどやっていなかったり、答を写すなどやっつけで片付けたりしているだけであれば、演習量が足りないため、成績が上がりません。
子どもが「自宅学習ができない」4つの原因と解決策
個別指導塾から出された宿題をしっかりやっていない場合、どうすればいいのかというのは、なかなか難しい問題です。
塾側に叱ってもらう、親が叱るという選択肢がまず浮かびますが、嫌々ながらやる勉強になっていては、結局のところ効率のよい勉強にはなりません。
原因別の対処法を紹介します。
勉強へのモチベーションがない
なぜ勉強して成績を上げる必要があるのでしょうか?
たとえば留年や退学にならないためであれば、留年や退学になってしまっては、なぜダメなのでしょうか。
親にしてみれば「当たり前」でも、お子さんにとってはそうではないかもしれません。
「勉強は、自分に必要なことである」とお子さん自身が認識していなかったり、あるいは成績を上げる目標(志望大学合格など)が明確でなかったりすれば、勉強は「やらなければならないこと」になってしまいます。
もし、将来について、お子さんと明確にコミュニケーションしていない状況であれば、まず腹を割って話をしてみましょう。そして、大人になりつつあるお子さんの考えに耳を傾けてみましょう。
志望校をイメージするため、文化祭等に足を運ぶのもいいでしょう。将来をイメージするために、興味のあるコンテンツに積極的に触れさせたり、それを生み出している職場を知ったりできる機会を見つけるのも有効です。
何かしら将来がイメージできれば、そのためにどのような大学へ行かなければならないか、そのためには中学・高校でなにをすべきか、が見えてきます。
塾に通うことそのものに前向きでない
個別指導塾へ通うことは、お子さん本人の意思でしょうか。
もし十分に意思確認せず塾に行かせている場合は、勉強へのモチベーション以前に、思春期ならではの反発が根底にある、無言の抵抗かもしれません。
なぜ塾に行く必要があるのか、親の目には明白だとしても、子どもも同じように思っているかどうかはわかりません。丁寧にコミュニケーションしましょう。
忙しすぎる
中学生、高校生ともなると、放課後の時間は限られます。通学時間が増えるケースが多いですし、部活や学校の行事もあるでしょう。
塾がない日でさえ、夕方に帰宅して、ご飯を食べ、風呂に入り、さらに学校から出されている宿題もしなければいけないと考えると、「自分の時間」はほとんどありません。
このように毎日が「やるべきこと」で埋め尽くされていれば、大人でさえ、心に余裕が持てなくなるはずです。
そんな中で、さらに塾からの宿題も負担になる、となれば、本当はやらなければいけないとわかっていても、こなせないのかもしれません。
時間が限られているということは「なにをやるか」「やらないか」の取捨選択が必要です。
多くの場合、自分でやりたい・やるべきと思っていることであれば頑張れます。お子さんと一緒に、1日のスケジュールを見直して、塾の宿題はどのタイミングならやれるのか、検討しましょう。
動画やゲームのセルフコントロールの訓練が十分でない
1日のスケジュールを見直した際に、スマホやゲームに多くの時間を使っている事実がわかるケースがあります。
ゲームはともかく、スマートフォンについては、今や日常生活に必須のツールとなっています。目が届かなくなる前に、自分でコントロールできるようになってほしい、と願う親は多いはずです。
「持たせるのがまだ早い」は間違い
一つ勘違いしてはいけないのは、スマホやゲームに時間を浪費しているのだとしたら、「持たせるのがまだ早い」のではなく「セルフコントロールの訓練が不十分」だという事実です。
スマホをやりすぎてしまっている・夢中になりすぎてしまっていた、など自分の状況を自分で認識する「自己認知」は、年齢が上がればある日突然できるようになるものではなく、訓練によって少しずつ身に付けていくものです。
自分でコントロールする「自律の力」を育てよう
幼児ではないので、時間制限をはじめ、親によるコントロールは避けましょう。お子さんが自分でコントロールする自律の力が育ちません。
多くの場合、お子さんはスマホやゲームをやりすぎるのは良くない、とわかっています。
限られた時間の中で、スマホやゲームをやる時間はどれくらいあるのか、親子で把握するところがスタート。
お子さんと一緒に一定のルールを決め、もし失敗してしまったときは、叱るのではなく、原因を分析して対応策を考えます。こうして少しずつセルフコントロールできるようにしていきましょう。
中高一貫校生は中高一貫校ならではの事情に対応した個別指導塾でないと難しい
中高一貫校生はそもそも学校から出される宿題・課題が多く、内容も難しい
お子さんが、大学受験を意識した先取りカリキュラムをとる中高一貫校に通っている場合は、実は事情が大きく異なっており、単に「宿題をしないのが問題」と片付けることができません。
なぜなら中高一貫校では、生徒に求める水準が高く、学校からたくさんの宿題・課題が出されており、その内容も難しいケースが大半だからです。
(これは個別指導塾の成績を上げる方法論と同じで、宿題を出して演習量を確保し、実力をつけさせる意図です)
学校から出される宿題・課題だけでも大変なのに、塾からも宿題が出されてしまっては、並のお子さんでは対応しきれず、パンクしてしまうケースがあるわけです。
授業の難易度の高さに対応できる演習量が必要
問題は、宿題の量だけではありません。
中高一貫校では、授業進度が早く、内容が難しいため、授業についていくだけでも大変です。
もちろん定期テストの難易度も跳ね上がります。
中高一貫校のハイレベルな定期テストでしっかり点数を取るためには、より多くの演習の量が必要になります。
こうした中高一貫校特有の事情に精通していない個別指導塾の場合、少々の宿題をやっていたとしても、思うように成績が上がらない可能性があります。
中高一貫校専門 個別指導塾WAYSなら解決できる
中高一貫校専門だから「塾からの宿題なし」
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、中高一貫校特有の事情に完全対応する個別指導塾です。
通常の個別指導塾は、80〜90分指導ですが、WAYSは120分指導。
これは、ただ指導時間を長くしているわけではありません。
宿題に頼らず、レベルの高い中高一貫校に必要な演習量を確保するためには、これだけの指導時間が必要だというWAYSの結論です。
120分あれば、十分な演習量を指導時間内で確保できます。だから塾からの宿題が基本的にありません。
やりきれずパンクしたり、どっちつかずになったりする心配は不要です。
学校の宿題を片付けられる
WAYSでは、塾からの宿題がないだけでなく、指導時間内で学校の宿題を進めることもできます。
なぜなら、宿題として出されるということは、定期テストに出題される可能性も高いということ。
中高一貫校では、宿題をしっかりこなせば、定期テスト対策の効果的な演習になるため、指導に力を入れています。
中高一貫校500校以上の指導ノウハウを蓄積
中高一貫校では、それぞれ独自に工夫をこらしたカリキュラムを展開し、使う教科書・問題集もバラバラです。これも通常の個別指導塾では対応が難しい理由の一つです。
WAYSでは、これまでに500校以上の中高一貫校の生徒の指導実績があり、情報やノウハウをシステムで一元管理しています。WAYSなら、ほとんどの中高一貫校に対応ができます。
400件超の成績アップ事例を掲載しています。左下の虫眼鏡マークから、お子さんが通う中高一貫校の事例を、ぜひ探してみてください!
実際の指導では、学校ごとの教材を使用し、次の定期テストまでにテスト範囲を3周できるように指導計画を立てます。やるべきことをしっかりやるため、92.9%が成績UPを実現しています。
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」の定期テストの成績アップ実績、料金体系、入塾までの流れは、オンラインで今すぐに請求できる無料Webパンフレットで確認できます。
中高一貫校生のお子さんがいらっしゃる保護者の方は、ぜひチェックしてください。
投稿者プロフィール
-
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
最新の投稿
内部進学2024年11月20日【青山学院中等部・高等部の保護者の方必見】内部進学を徹底解説 - 一貫教育コンパス2024年11月19日中高一貫校生の生活実態を徹底解剖!勉強、睡眠、スマホ利用に関するリアルな声
- 勉強法2024年11月19日中学数学のつまづきやすい単元一覧|解き方・教え方がわかる事典
- 一貫教育コンパス2024年11月17日Z世代の流行り調査!2024冬Ver.