定期テスト1週間前に何もしていない!中高生が高得点を取るための勉強法を解説
「定期テスト1週間前なのに子どもが何もしていない!」
親御さんが普段から「勉強しなさい」と声をかけていても、定期テスト直前まで勉強しない子どもも多いものです。
保護者の方は、もどかしい気持ちと何とかしたい気持ちでいっぱいなのではないでしょうか。
残された時間が少ない場合、どれだけ効率的に勉強できるかがカギです。
本記事では、塾生92.9%の成績を90日で跳ね上げた学習塾の立場から、定期テスト1週間前からやるべきことを解説します。
お子さんの定期テストの結果が心配な保護者の方はぜひ参考にしてみてください。
なお、中高一貫専門塾WAYSは首都圏と関西圏の500校以上の中高一貫校生を指導してきました。
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このページの目次
定期テスト1週間前にすべきことは4つ
定期テスト1週間前は以下の4つを必須で行いましょう。
- テスト対策に充てられる勉強時間を把握する
- テスト範囲を確認し、科目ごとの勉強時間をイメージする
- 3科目ごとの勉強時間の配分を決めてスケジュールを立てる
- 集中できる学習環境を整える
テスト対策に充てられる勉強時間を把握する
まずは、1週間で勉強に使える時間を把握しましょう。
定期テスト1週間前だからといって手当たり次第に勉強するのは非効率です。
なぜなら、どのくらいの勉強時間が残されているか把握できていないからです。
例えば、1日4時間勉強に使える場合は4×7=28で、28時間を定期テスト対策に充てられます。
効率的に勉強するスケジュールを立てるために、使える時間を把握することから始めましょう。
テスト範囲を確認し、科目ごとの勉強時間をイメージする
テスト対策に使える時間を把握したら、次はテスト範囲を確認しましょう。
定期テストに関するプリントが配布されていれば、それを見直して出題範囲を確認しましょう。
プリントが配布されていない場合は、担任の先生に必ず聞きましょう。
テスト範囲を確認しながら、どの科目にどのくらいの時間をかけるか見立てをつけるのがおすすめです。
「英語が得意なのであれば、勉強時間は少なめでいいだろう」
「数学は公式を忘れているから基礎からやり直す必要があるため、勉強時間は多めに確保しよう」
上記のようにイメージするのがポイントです。
3科目ごとの勉強時間の配分を決めてスケジュールを立てる
次に科目ごとの勉強時間の配分を決めます。
苦手科目や優先度の高い科目により多くの時間を割り当て、テスト範囲の量や難易度も考慮しましょう。
過去の定期テストの結果を参考に、点数が伸び悩んでいる科目に重点的に取り組むのもよいでしょう。
科目ごとの勉強時間の配分が決まったら、1週間の勉強スケジュールをノートやルーズリーフに書き出してみてください。
ただし、睡眠時間を削ったり、無理な量の問題集を解いたりするような非現実的なスケジュールは避けましょう。
1週間で達成可能な、現実的なスケジュールを立てることが大切です。
集中できる学習環境を整える
定期テスト対策をする前に、勉強の妨げになるものは片付けましょう。
例えば、机の上にある漫画などは手の届かない場所に収納します。
スマートフォンも親が預かるなどして、物理的に触れられない環境を作りましょう。
勉強に不要なものを遠ざけることにとより、集中して定期テスト対策に励めるはずです。
そして、保護者の方もお子様の勉強中に大音量でテレビを見たり大声で話したりするのは避けてください。
何もしていない中学生・高校生におすすめの定期テスト1週間前にできる勉強法
定期テストの点数は、普段の学習スタイルがそのまま反映されるといっても過言ではありません。
しかし、部活動や大量の宿題に追われ、定期テスト対策できなかった方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、何も対策していない中学生・高校生の方が定期テスト1週間前にできる勉強法をご紹介します。
テスト範囲の教科書のページに目を通す
定期テストで出題される問題の多くは、教科書を理解できていれば解けるものです。
したがって、定期テストの範囲である教科書のページすべてに目を通し、内容を復習しましょう。
ただ文字を追うのではなく、教科書に記載されている内容を把握しながら読むのがおすすめです。
英語であれば、英単語を覚えるつもりで読みます。
社会の場合は、時代の流れを把握しながら用語をマスターする気持ちで教科書に読みましょう。
重要事項を優先的に暗記する
教科書で復習したら、重要事項の暗記に移ります。
例えば、先生が「ここは定期テストに出ます」といった部分や、ノートにまとめた授業内容のポイントなどを最優先に暗記します。
基本的に、授業で取り上げられなかった部分が重要であるケースは稀です。
そのため、重要事項以外は時間に余裕があれば復習する程度で十分でしょう。
暗記する際のコツ
暗記を効果的に行うには、まず情報を整理し、関連性のあるものをグループ化しましょう。
次に、キーワードやイメージを付けて視覚化すると覚えやすくなります。
音読や書き取りを繰り返して体で覚えるのも有効です。
集中力を維持するために、短時間で集中して取り組み、適度な休憩を取ることが大切です。
暗記した情報を人に説明するなど、実際に使ってみる活用練習も定着率アップに効果的です。
問題集を3周して知識を定着させる
重要事項を暗記できたか否かチェックするために、問題集を活用し問題を解いていきましょう。
問題を解く時間を多めに設定した方は、1冊の問題集を3周するのがおすすめです。
次のように問題集を活用してみてください。
1周目 | 何がわからないのか把握する |
---|---|
2周目 | 間違えた問題を解けるようにする |
3周目 | 間違えた問題を再度解きマスターする |
1週間に1冊の問題集を3周すれば、定期テストの点数アップも期待できるでしょう。
ただし、難しい応用問題に時間をかけず基礎的な問題に取り組むのがポイントです。
定期テストで高得点を取るには、基礎的な問題をミスなく確実に得点していくことが求められるからです。
定期テスト1週間前の各科目の勉強法
英語
教科書の重要文をピックアップし、日本語から英語に訳せるようにしましょう。
熟語は赤シートで前置詞を隠してテストし、スペルまで書けるようにします。
長文では接続詞に注目し、物語の流れや論理展開を掴みましょう。
単語は日本語と英語を素早く言えるまで練習し、最後はスペルまで書いて仕上げます。
文法問題は時間を測って解き、解けない問題を中心に復習しましょう。
数学
苦手な部分の克服に重点を置いて勉強しましょう。
分からない公式や定理は教科書で確認し、説明できるレベルまで理解しましょう。
問題を解く際は、時間を測り、制限時間内に解ききる癖をつけます。
基礎問題を確実に解けるようにし、余裕があれば応用問題に取り組むのがおすすめです。
理科
大問ごとに丸付けをし、解説をしっかりと読んで理解を深めましょう。
暗記分野はマインドマップを活用し、関連用語を線でつなげて1ページにまとめ、何も見ずに説明できるようにします。
問題集と併用し、短時間で効果的な勉強を心がけましょう。
社会
社会は暗記が中心の教科ですが、ただ丸暗記するのではなく、以下の方法で効率的に勉強しましょう。
- 教科書やテキストを声に出して読み、内容を理解する
- 読んだ内容を自分なりに図や表にまとめる(視覚的にとらえることで記憶に定着しやすくなる)
- 用語の暗記は、一度覚えたらしばらく時間を置いて復習する
- 問題演習をする際は、問われている内容の周辺知識も合わせて確認する
- 関連性を意識することで、知識が体系的に整理されていきます。
社会は他教科に比べて後回しにされがちですが、暗記が点数に直結するので、時間対効果が高いのが特徴です。
まとめたノートを手近に置いて、空いた時間に目を通す習慣をつけましょう。
国語
国語の定期テストでは、授業で扱った記述問題や問題集の設問が、そのまま出題されることがよくあるので、解答を暗記するのが効果的です。
ただし、単に丸暗記するのではなく、設問の要点を押さえ、解答に必要なキーワードを理解しながら覚えることが大切です。
問題の条件や記号が変化しても対応できるようにしておきましょう。
国語が苦手な人は、テスト範囲を最低2周はすることをおすすめします。
1周目は解答の確認に重点を置き、2周目で実際に解答を再現できるかチェックしてみてください。
繰り返し練習することで、自信を持って本番に臨めるはずです。
定期テスト1週間前は基礎の復習と暗記が最優先!同じ過ちを繰り返さないためには塾の活用を
定期テスト1週間前に何もしていない場合は、基礎を復習し重要事項の暗記を最優先に行いましょう。
残された時間でどのように勉強するのか計画を立て、高得点を目指しましょう。
なお、普段から自主学習していれば定期テスト1週間前に焦らなくて済みます。
家庭学習の習慣がついておらず、定期テスト対策が難しいお子さんの場合、通塾を検討するのも1つの方法です。
「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」に通えば、自主学習の苦手なお子様でも簡単に勉強習慣を身につけられます。
なぜなら、1回120分という平均よりも長い時間をかけて、学校カリキュラムに沿って生徒一人ひとりに合った指導を行うからです。
定期テストの結果が心配な保護者の方は、お子さんが勉強についていけなくなる前にお気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
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英語、数学をメインに指導を行っています。
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