勉強についていけない中高一貫校生は習慣の見直しから。本当に役立つサポートを紹介!

やる気がなさそうな中学生

 

中高一貫校では、先取りカリキュラムで中高一貫校専用教材を使って、授業が進みます。授業やテストの難易度が高くなり、勉強についていけなくなる生徒は少なくありません。

このままでは、大学受験で苦労するどころか、系列大学や指定校推薦での進学ができなくなります。最悪の場合、留年すら危ぶまれるのです。

学習習慣を見直して、今すぐ立て直さないと、大変なことになります。

中高一貫校教員30年の経験から、勉強についていけない子どもを立て直すための、4つのステップを紹介します。何より、一人では対応できない子どもには適切なサポートが大事なのは言うまでもありません。

このページの目次

中高一貫校の先取りカリキュラムと専用教材が勉強についていけない原因に

中高一貫校では、先取りカリキュラムで中高一貫校専用教材を使って授業が進みます。

数学と英語は、中1〜2で中学3年分、中3で高1、高1で高2、高2で高3、高3から入試演習のペースで授業が進みます。

さらに、中高一貫校用専用のハイレベルな教材を使っているので、授業やテスト内容が難しくなります。

結果的に、勉強についていけない生徒がでてしまうのです。

英数の積み上げに対応できていないのも勉強についていけない原因

英語と数学は積み上げ教科。既習範囲を理解していないと、今、習っている内容が理解できないです。

英語を例に挙げてみます。

中3から高校レベルの英文を扱います。中1〜2で習う中学英文法を理解していないと、中3で習う英文は読めなくなるのです。

このように、中高一貫校では、油断していると、勉強についていけないくなってしまうのを理解しておきましょう。

勉強についていけない中高一貫校生の3つの特徴を紹介

勉強時間が足りない

中高一貫校生の中には、「中だるみしている」「目標がない」「勉強がわからない」など、さまざまな理由で勉強を全くしない生徒がいます。

また、少し勉強したくらいでは、中高一貫校の難易度の高い授業やテストには対応できません。

勉強方法を分かっていない

中学受験では塾に頼って勉強をしていて、自分で勉強するのに慣れていない生徒がいます。そのような生徒は、勉強の仕方が身についていません。

学習内容を「まとめる」「覚える」ばかりで、肝心な「問題を解く」が足りていません。これでは成績が上がらないですよね。

また、学習内容を理解していないせいで、独力で「問題を解く」ができません。結果的に「まとめる」「覚える」だけの学習になってしまう可能性もあります。

授業をきちんと聞いていない

「やる気がない」「勉強がわからない」など理由はさまざまですが、授業をきちんと聞かなければ、勉強についていけません。

勉強についていけていないと、さらに授業を理解できなくなります。これでは、「勉強についていけない」→「授業を聞かない」→「ますまず勉強についていけない」と完全に悪循環です。

勉強についていけないと大学進学で不利になるだけでなく、最悪の場合は留年も

勉強についていけないとどうなるか、段階ごとに説明します。

【レベル1】学力が下がり大学受験で合格できなくなる

勉強についていけないと、学力がつきません。このままでは志望大学に合格できなくなります。

【レベル2】評定が下がり系列大学への進学・指定校推薦での進学ができなくなる

勉強についていけないと、定期テストの成績が下がります。その結果、定期テストの点数をもとに算出される評定(=内申点)が下がります。

系列大学への進学、指定校推薦での進学には、3年間の評定の基準があります。この基準を満たさなければ、出願することができません。

仮に基準を満たしても、校内の希望者よりも評定が劣れば、校内選考で落選します。また、大学や学部には定員があり、定員を超えた場合は希望通りになりません。

中高一貫校の魅力の一つに、系列大学や指定校推薦のような有利な大学入試制度があります。せっかく大学進学を視野に入れて入学しても、勉強についていけないと、その制度を利用することができません。

【レベル3】成績が下がり基準を下回ると欠点になり留年になる

高校生になると履修科目の合格基準点があります。その基準点(学校によって異なるが、ほとんどが30〜40点)を下回ると欠点(=赤点)になります。1科目でも欠点を取ると進級ができません。

勉強についていけないと最悪の場合は留年することもあります。中学生は留年はありませんが、高校への進級が認められず、地元公立中学校に転校するか、別の高校を受験しなければいけなくなります。

勉強についていくために今すぐ実践できる4つのステップを紹介

勉強についていけないと、大学進学どころか高校卒業も危うくなります。そうならないためにも、今すぐ実践できる4つのステップを紹介します。

【ステップ1】スケジュールを見直しまとまった学習時間を確保する

まずは一日のスケジュールを見直します。

ポイントは3点固定。「起床」「就寝」「勉強開始時間」の3つを固定しましょう。

一日の中には睡眠時間・通学時間・部活など削れない時間があります。改めて、自分の一日を見直すと、まとまった勉強時間を確保するのは簡単ではないのがわかります。

例えば、18:30まで部活。通学時間が1時間で、帰宅が19:30とします。

24時に「就寝」、6時に「起床」(睡眠時間は6〜7時間は確保しましょう。睡眠時間を削ったスケジュールは必ず破綻します)、21時を「勉強開始時間」に固定。

夕食や入浴を含めた自由時間は1時間30分。勉強時間は最大で3時間になります。

部活生や遠距離通学だと、時間にゆとりがありません。スマホやゲームで時間の浪費はNG。まずは現実をしっかり認識しましょう。

自宅では勉強できない人は、学校や塾の自習室で勉強して帰るのがおすすめです。また、一人では勉強できない人は個別指導塾も検討しましょう。

【ステップ2】目標設定をすると努力の方向性が明確になる

続いて目標設定をします。

勉強をついていけるようになるには定期テストを目標にするのが合理的。定期テストは授業で習ったことが出題されるので、テストの点が上がってくると、授業についていけるようになるからです。

定期テストを目標にすると、何を=「授業で習ったこと」、いつまで=「次のテストまで」のように勉強の方向性が明確になります。

【ステップ3】勉強方法を改善して得点力アップにつなげる

さらに勉強方法を改善します。

成績が上がらない人の勉強の特徴は、「まとめる」「覚える」ばかりで、「問題を解く」が足りません。テストでは、問題を解けないと得点UPには結びつかないのです。

言い方は悪いですが、「勉強をしているつもり」になっているだけです。そもそも、勉強についていけないのであれば、「問題を解く」ことができなくなっている可能性大です。

成績を上げるには、「理解する」→「問題を解く(繰り返す)」→「確認する」のサイクルが重要です。

【ステップ4】最低でも3ヶ月継続すれば勉強についていけるようになる

最後に、一番大事なことですが、勉強を継続しなければいけません。

すぐには成績は上がらないし、勉強についていけるようにはなりません。最低でも3ヶ月は継続しましょう。

継続すれば、効果的な勉強方法が身につき、自然と勉強時間が増えてきます。その結果、授業を理解できるようになるのです。

ここまで来れば、自学力も身についています。自分で勉強ができるようになれば、勉強についていけるようになるのは、すぐそこです。

勉強についていけない子どものために親ができる本当に大切なサポートは?

勉強についていけるようになるステップを解説しました。

さて、お子さんは一人で対応できるでしょうか?酷な言い方ですが、勉強についていけてないのであれば、一人では難しいはずです。

思春期を迎え、親のアドバイスに反発することでしょう。そして、中高一貫校は進度が早いので、放っておけば手遅れになってしまいます。

何より、大学入試は待ってくれません。大学進学を目標に中高一貫校に進学したはずです。このまま何もしないで大学入試で失敗すれば、必ず後悔します。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、中高一貫校生のそんな悩みを解決するのを得意としています。

中高一貫校専門個別指導塾WAYSなら子どもの自学力を引き上げるから勉強についていけるようになる

WAYSは中高一貫校専門個別指導塾として、中高一貫校生に特化した指導が強みです。ここからは、WAYSが勉強についていけない中高一貫校生に向いている理由を紹介します。

定期テストの点数を上げることに特化する

WAYSは、高校2年生の夏までは、目標を「定期テストの点数を伸ばす」ことに設定。目標設定がはっきりしているので何を勉強するかが明確です。

定期テストで出題されるのは学校で習ったことです。WAYSでは中高一貫校専用教材や学校オリジナル教材に対応しているので、学校で習ったことをしっかり勉強できます。

テスト範囲を3周するのでわかったつもりで終わらない

テスト範囲を3周するように学習計画を立てます。2週間前までに2周、テスト直前の2週間で3周目を学習します。

進度の早い中高一貫校に対応するために120分の指導時間を設定。指導時間内で全てこなすので自宅学習のできない生徒でも学習計画通りに進みます。

同じ料金で通常の個別指導塾よりも4倍長く指導を受けれるので、勉強時間を十分に確保できます。

指導の流れに沿えば自学力が身に付く

WAYSの一回の指導の流れは次の通りです。

① 演習

② 講師が生徒に説明させて、理解度のチェック

③ 独力でわからなった問題や間違えた問題の解き直し

④ 次回指導の冒頭で確認テスト

このサイクルがそのまま理想的な勉強方法です。つまり、勉強の仕方が自然と身に付くので、生徒の自学力が養われるのです。自学力があれば自分で勉強できるようになります。

子どもが一人で対応できないならWAYSに相談を

子どもが勉強についていけずに悩んでいるなら、WAYSに相談してください。WAYでは92.2%の生徒の成績が伸びています。

まずはこちらの記事でWAYSの強みを知ってください。WAYSはただ成績を伸ばすだけでなく、勉強の仕方を身につけさせて、生徒の自学力を養います。

自分で勉強できるようになれば、勉強についていけるようになるのは、すぐそこです。

 

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投稿者プロフィール

ひろ先生
ひろ先生
中高一貫校指導歴30年のベテラン教師です。勉強が得意な生徒から苦手な生徒までたくさんの生徒を指導してきました。念願叶っての中高一貫校だと思います。充実した6年間を過ごして欲しいものです。ベテランならではの視点で悩みに寄り添ったアドバイスを心がけます。ちなみに2人の子供も中高一貫校に通っています。保護者としての目線も大事にします。

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