テストの点数が悪くても落ち込まないで!効果的な対処法を解説
テスト勉強を頑張ったにもかかわらず、良い点数を取れなかったため、落ち込んでいる中高生もいるのではないでしょうか。
一生懸命頑張っただけに落ち込む気持ちもわかりますが、大事なのはどのように次に活かしていくかです。
本記事では、落ち込んだときに気持ちを切り替える方法や次のテストで悪い点数を取らないためにすべきことを解説します。
このページの目次
テストの点数が悪くても落ち込まなくていい理由
テストの点数が悪かった場合、落ち込んでしまう方も多いでしょう。特に、頑張って勉強したにもかかわらず、結果が出なかった場合はなおさらです。
しかし、過度に落ち込む必要はありません。その理由を2つ解説します。
落ち込んでもテストの点数は変えられないから
どんなに落ち込んだとしても、過去のテスト結果が良くなることはありません。ネガティブな感情を引きずったままだと、勉強に対するモチベーションも維持しづらくなるので注意が必要です。
テストの点数はある時点における1つの評価に過ぎません。落ち込む気持ちや悔しさを、次のテストに向けてどのように活かしていくかが大切です。
1回のテストで成績が決められるわけではないから
たった1度のテストで成績が決まるわけではありません。成績は定期テストの結果に加えて、授業態度や課題の提出状況、授業中に行われる小テストなどで総合的に判断されます。
テストの点数が悪かったとしても、そのほかの取り組みで挽回できる可能性は十分にあるのです。
落ち込んだまま過ごしたり、投げやりになったりするのではなく、出来る限りのことを行って、テスト結果をカバーすればよいのです。
テストの点数が悪くて落ち込んだときに気持ちを切り替える方法
「終わったことで落ち込んでもしょうがない」と頭ではわかっていたとしても、気持ちをすぐに切り替えるのは難しいかもしれません。
その際は、以下の方法を試してみることをおすすめします。
- 好きなことに時間を使う
- 友人や家族に心境を話す
- 自分の気持ちをノートに書く
- とことん落ち込む
順番に解説します。
好きなことに時間を使う
趣味や部活に打ち込んだり、友人と遊んだりして、気持ちをリフレッシュさせましょう。
落ち込んだままの状態で勉強に取り組んでも、モチベーションが上がらず、集中力も維持しづらいでしょう。また、何もせずに1人で過ごしていると、どうしてもテストのことばかり考えてしまいます。
人間、誰しも無理やり元気を出すのは難しいので「テストのことを考えなくていい時間」を積極的に確保するのが重要です。
友人や家族に心境を話す
友人や家族に心境を話すのも効果的です。自分の気持ちを誰かに伝えることで、気分が楽になります。さらに、アドバイスをもらえることもあるでしょう。
特に、同じ学校の友人は貴重な存在です。次のテストに向けて一緒に頑張る仲間を作ったり、どのように勉強しているのか聞いてみたりすれば、やる気も出てくるのではないでしょうか。
一人で抱え込まずに、積極的に周囲に相談して、気持ちを切り替えていきましょう。
自分の気持ちをノートに書く
自分の心情をノートに書き出すのも、気持ちを切り替える際に効果的です。思っていることや悩んでいることを吐き出すことで、気持ちがすっきりするだけでなく、感情を整理できます。
頭の中で、もやもやしていることを言語化した後は、書いた内容を以下の2つに分類しましょう。
- 自分で解決できること
- 自分で解決できないこと
次に、自分で解決できることに着目して、取り組む計画を立てます。
例えば「テストの点数が悪かった」ことは、過去の出来事なので自分ではどうしようもありませんが「勉強時間を増やす」ことは自分でできることです。
何となく気分が晴れないという場合は、ぜひ感情をノートに書き出してみてください。
とことん落ち込む
色々な方法を試してみても、気持ちを切り替えられない場合は、無理せずとことん落ち込むのも悪くありません。
最終的に「もう二度とこんな気持ちを味わいたくない」と思えればベストです。これまで以上に勉強に取り組む意思が強くなるはずです。
さらなるレベルアップの機会だと前向きに捉えて成長につなげましょう。
次のテストで悪い点数を取らないためすべきこと
次のテストで悪い点数をとってしまえば、また落ち込んでしまうかもしれません。ここでは、再び同じことを繰り返さないためにすべきことを4つ解説します。
- テストの点数が悪かった原因を把握する
- テスト前以外も勉強する習慣をつける
- わからない問題は積極的に質問する
- テスト前に勉強計画を立てる
テストの点数が悪かった原因を把握する
まずは、テストの点数が悪かった原因を把握しましょう。原因を突き止めて、改善策を実施すれば、テストの点数アップにつなげることが可能です。
なお。テストの点数が悪い原因として、以下が挙げられます。
- 勉強時間が不足していた
- テスト範囲を網羅できなかった
- 授業を理解できていなかった
- 勉強方法がわからなかった
- ケアレスミスが多かった
テスト範囲の勉強を十分にできなかったのであれば、勉強時間を増やしたり、早めにテスト対策に取り組み始めたりする必要があります。
授業の理解度が低い場合や勉強方法がわからない場合は、塾を活用するなどして、フォローするのもおすすめです。
原因を突き止めて、やるべきことを明確にして次のテストに向き合いましょう。
テスト前以外も勉強する習慣をつける
テスト前だけ勉強するのではなく、普段から予習と復習を行う習慣をつけましょう。コツコツ勉強していれば、テスト前に一から勉強しなくて済みます。
基礎が定着している状態であれば、効率的にテスト対策を実施することが可能です。
また、高校入試や大学入試では、3年間に習った内容すべてが出題範囲です。普段の授業を大切にして、予習・復習を行うことで、着実に知識を定着させていきましょう。
わからない問題は積極的に質問する
わからない問題は学校の先生や友人に質問して解決しましょう。わからないまま放置してしまうと、テストで同じ問題が出題されたときに、後悔してしまいます。
また、わからない問題は早めに解決するのも大事です。数学や英語といった積み上げ科目の場合、習った知識を前提に授業が進みます。1度つまずいてしまうと、どんどんわからなくなってしまうおそれがあるのです。
気軽に質問できる相手がいない場合は、塾を活用するなどして「質問できる環境」を整えることをおすすめします。
テスト前に勉強計画を立てる
計画を立ててからテスト勉強に取り組みましょう。テスト範囲を見て、何をいつやるべきかを明確にすることで「テスト範囲の勉強が終わらなかった」ような事態を避けられます。
計画を立てる際は、余裕をもったスケジュールを組むことが大事です。無理な計画を立ててしまうと、達成するのが難しくなるだけでなく、睡眠時間が削られて体調を崩してしまうリスクもあります。
予定と実績を振り返りながら、柔軟に計画を調整して、テスト勉強を進めましょう。
まとめ|テストの点数が悪くて落ち込んだ際の対処法を解説しました
テストの点数が悪くても落ち込む必要はありません。思うような点数が取れなかった原因を突き止めて、次に活かすことが大事です。
とはいえ、すぐに気持ちを切り替えるのは難しいので、好きなことに没頭したり、友人や家族に話したりして気分をリフレッシュさせましょう。
もし独学で勉強することに限界を感じたら、外部のサポートを活用してみるのも手です。「中高一貫専門塾WAYS」では、450校以上の指導実績をもとに、生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムで指導を行っています。定期テスト対策も実施しているので、成績アップを目指したい方はお気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
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英語、数学をメインに指導を行っています。
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