海城中学校3年生―ミスの出にくいノート整理を心がけて成績アップ!
今回は海城中学校の成績アップ事例を紹介します。
この生徒さんは中学2年生の終わりの時期に入塾してくれました。中2の3学期学年末テストでは、英語が88点、数学(1)が58点という状況でした。
しかし、入塾から4ヶ月間、当塾で学習していくことで、中学3年生の1学期中間テストでは英文法が90点、英語総合が88点、数学bが100点と、苦手な数学の成績を大きくアップすることができました。
もともと英語は得意な生徒さんでしたが、数学に関しては問題点がいくつかありました。どうやってそれらを克服し、大きく学力を伸ばすことができたのか? その理由をお伝えします。
入塾時の勉強方法
この生徒さんは、入塾の時点では前の学年の積み残しなどいくつか不安要素を抱えていました。
因数分解から苦手になったため、躓いた時期や弱点は明確でした。しかし、学校とはカリキュラムやレベルの異なる塾で学習していたため、弱点の補修ができておらず、まずは学校の成績を安定させることが必要でした。
また、ノート整理に問題がありました。小さなひょろひょろとした文字で余白に計算してしまう。計算課程を消してしまう。計算ミスの発生元を追跡できない。式変形の配置が整理されていない。などなど、情報整理のやり方を改善すべきでした。
海城中学校のテストは、テキスト内容の定着をはかるような基本的な問題から、難易度の高いものまで幅広く出題されます。
また、学校で使用している『システム数学』は、中学2~3年生用の単元にも難関高校入試レベル~大学入試レベルの問題が含まれます。自力で解答・解説を読みこなすハードルは高いです。
勉強方法の矯正と範囲を絞った徹底反復
数学は積み重ねの科目ですが、分野により影響の大小は様々です。彼が苦手な「因数分解」は割くことができない重要分野です。そこで、学校の授業に合わせた補修と、「因数分解」の復習を同時並行で実施しました。
定着できていないパターン・範囲を最初に洗い出し、「因数分解」の中でも重要なものに絞って反復練習を行いました。
また、勉強方法に関しては以下の矯正をしました。
・途中式は消さずに残すこと
・メモ書きや走り書きをしないこと
・ミスした内容を辿れるような書き方を意識すること
・「=」を縦に揃えて書くこと
これらの当たり前に思えるようなことから指導しました。加えて、四則演算のミスはその都度指摘し、やりがちなミスのパターンを認識してもらいました。
ミスの出にくいノート整理を心がけて成績アップ!
苦手な「因数分解」を克服し、58点→100点へと飛躍的な成績アップを果たしました。ここまでの成績アップを可能にしたのは、ノート整理を含む勉強方法に関する指導を、素直に受け入れ改善していったからに他なりません。
雑な情報整理を気にも留めなかったり、逆に綺麗なノート作りに囚われすぎて内容が頭に入らなかったりなど、生徒によって状況は様々です。しかし、どのパターンでもアドバイスを素直に受け入れることが成績アップへの近道です。
今後の目標
今後の彼の目標は、ずばり平均点+20点をキープし続けることです。100点を取れば当然学年1位ですし、瞬間的にはモチベーションも上がります。けれども、そのような最高の状態を維持し続けることは、それにも増して難易度の高いことです。
より良い方法を取り入れて改善する、モチベーションや学習習慣を維持する、それらを徹底できる環境がWAYSにはあります。
個別指導塾WAYSでは、このような以前の範囲で復習が必要な生徒が多く在籍し、ノート整理から改善してレベルアップすることで成績を上げていっています。学校の成績でお悩みの方は、是非ともお問い合わせください!
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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