成蹊中学校2年生―模範解答の効率的な活用で成績アップ!
成蹊中学の成績アップ事例を紹介します。
この生徒は中学2年の8月に入塾しました。入塾直後の2学期中間テストでは、英語:66点、代数:55点という状況でした。
しかし、入塾から3ヶ月間、当塾で学習していくことで、次の2学期期末テストでは英語:79点、代数:60点、さらに学年末テストでは英語:90点、代数:75点まで成績を上げることができました。
なぜ成績が大幅に上がったのでしょうか? その理由をお伝えします。
入塾時の学習状況
この生徒は、学校の宿題を毎回提出していました。しかし、自宅で勉強する際に分からない問題に時間をかけてしまうため、学校の宿題を提出するだけで精一杯になってしまっていました。
テスト前も真面目に復習していましたが、分からない問題に時間がかかってしまい、他科目の勉強時間まで圧迫してしまっていたそうです。それでもなかなか成績が上がらなかったため、中高一貫校のテスト対策をしている当塾を訪ねてきたとのことでした。
解法が思い浮かばなければ、1分で模範解答を確認しよう
当塾では「1分以上筆をとめて悩む」ということを禁止しております。1分以上考えても分からない問題があれば、
①模範解答を見る
②解答に目を通し、分からない部分をはっきりさせた上で先生に質問する
という方針で指導をおこなっています。
これは生徒の自立を促すためです。一般的に、塾に通い始めると生徒の成績は上がります。しかし、その理由の多くは「分からない問題を先生が解決してくれるから」です。実際「塾をやめた途端、勉強しなくなってしまった」という理由で、当塾を訪れた生徒が多くいらっしゃいます。
そこで、当塾では「塾をやめても成績が落ちない塾」というコンセプトのもと「1分考えて分からなければ解答を見る」というルールに従い、解説の読み方にも焦点を当てて指導をおこなっております。その代わり、授業の最後には必ず解き直しをおこないます。
解説を見た問題・先生に解き方を教わった問題はその場で解けて当たり前です。「本当に自力で解けるのか」授業の最後で確認するというクセをしっかりつけていくことが大切です。
模範解答を先生に説明できるようになり成績大幅アップ!
以上のように、分からなければ模範解答を確認し、自分の分からない部分を意識化するという学習を続けました。その結果、先生に模範解答の説明を求められても自信を持って答えられるようになりました。
それにより、代数を55点→60点→75点(20点UP)、英語を66点→79点→90点(24点UP)と大幅に成績を上げることができました。
入塾当初、この生徒は英語・数学をともに「時間のかかる厄介な科目」と捉えていました。しかし、学校の定期テストレベルであれば、勉強法次第でいくらでも学習効率は上がります。勉強しているのに成績が上がらない場合は、何かしらの問題が潜んでいるのです。
この生徒は、毎回の授業で「模範解答を確認→解き直す」というサイクルを習慣化させた結果、最終的に塾でだけでなく自宅でも解き直しをおこなうようになったそうです。急激な成績UPはこれが大きく影響したのかもしれません。
今後の目標
次の目標は、今や得意科目にまでなった数学の成績を安定させた上で、数検準2級・2級を取得することです。
そのためには学校の勉強だけでなく予習にあたる学習を進める必要があります。これまで自宅で浪費していた勉強時間に余裕ができたため、自宅では学校の勉強、塾では予習とメリハリがつけられるようになってきています。
新学期が始まっても油断することなく学習を続けてほしいと願っております。
個別指導塾WAYSでは、学校の成績を上げたいと考えているものの、「中だるみ」に陥ってしまった生徒が入塾します。そして、勉強方法を工夫しながら短期間で結果を出しています。
学校の成績でお悩みの方は、是非とも個別指導塾WAYSにお問い合わせくだい!
投稿者プロフィール
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個別指導塾WAYS マネージャー
「何事も自分から」を信条に、日々自らを実験台として効果的な学習法・指導法を追究している。最近の興味の対象は語彙の増やし方。
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