テスト前日・当日の勉強のコツを解説!1点でも点数を上げるために必要な3つの視点
中学生や高校生が、定期テスト直前に、1点でも点数を上げるための効果的な勉強法を、多数の中高一貫校生の成績を跳ね上げてきた「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」が解説します。
お子さんの勉強計画をサポートしたり、直前にアドバイスを送ったりしたい保護者の方は、ぜひ参考になさってください。
このページの目次
まずはテスト勉強の全体像を確認
大前提として、
テスト勉強とは、解けなかった問題を解けるようになること
です。
まずこの事実を確認しましょう。まとめノートを作ったり、教科書を読んだりすることは、テスト勉強とは言えません。実力向上にはほとんど繋がらないためです。
つまり、解けなかった問題はどれなのか、明確にするところがテスト勉強のスタートです。
テスト2週間前までの事前準備
- テスト範囲や出題傾向の情報収集
- 解けなかった問題リストの作成
- わからなかったらその場ですぐに不明点を解消する
- テスト勉強の準備を済ませ、スケジュールを立てる(計画表をつくる)
テスト14〜8日前
- テスト範囲の基礎部分を完璧にする(完成に時間がかかる英語・数学から始める)
- 標準〜発展レベルの問題を解き、「解けなかった問題リスト」に加える
テスト7~4日前
- 「解けなかった問題リスト」を潰していき、最低3周する
- 暗記科目の勉強にも取り組む
3〜1日前
- 演習の完成。終わらない場合は、優先順位をつけて、テストの点に繋がる演習に注力
- 暗記科目は覚えやすい8割を優先
定期テスト2週間前からの勉強スケジュールの立て方 詳細解説記事はこちら
定期テスト直前!1点でも点数を上げるために必要な3つの視点
応用問題対策よりも基礎固めが重要
テスト直前にどのような勉強をすれば良いかは、当然ながらテスト勉強の完成度により、様々です。
一概には言えないのですが、大前提として押さえておくべきは、配点の大半は、基礎〜標準レベルの問題で占められている事実です。
たとえば、問題集を解いたときに、基礎〜標準レベルの問題は満点を取れる自信があるのであれば、応用問題の対策をすれば良いですが、大半はそうではないはず。
難しい問題を解くには、基礎の完璧な理解が前提となる点も考え合わせ、少しでも基礎を完璧に近づけられるようにすることが、テスト直前では優先されます。
なお、テスト勉強を一通り終えている場合(問題集のテスト範囲を最低3周できている等)は、シンプルに、過去に間違えた問題や、苦手意識がある問題を重点的に解き直す形が良いでしょう。
暗記問題の成果が出やすい。覚えやすい8割を優先
理科や社会の暗記事項、国語の漢字、英単語など、暗記系の項目は、直前でも成果が出やすいため、テスト前日・当日の勉強としては効果的です。
暗記のコツは、「1つ1つをじっくり」ではなく、「素早く・何度も」です。
人間の脳は、一度インプットしたことをずっと覚えておけるようにはできていません。繰り返すことで、少しずつ定着率が上がっていきます。
寝る前に、朝ご飯を食べる前に、通学の電車の中で、休み時間に……などなど、隙間時間を見つけて、少しでも回数を繰り返しましょう。
時間がありませんので、完璧を目指さず、覚えやすいもので確実に点数を取るイメージが重要です。
限られた時間でいかにテストの点に繋げるか
テスト勉強は常に時間との戦いです。
1週間前、2週間前であれば、まだ計画的に勉強をする時間もありますが、前日・当日となれば、直接的に「テストの点に繋げるために何をすべきか」だけを考えます。
たとえば、いくら暗記が効果的だからと言って、暗記用の単語帳やノートを作成している時間はありません。
解決策として、市販の暗記カードや、一問一答カードを活用する手段があります。
便利ではありますが、学校のテスト範囲に最適化されておらず、抜け漏れが多い点が課題です。
決してベストの効率ではありません。それでも、1点でも点数を上げるという観点からは、やらないよりはマシです。
あるいは、親御さんが、暗記カードを、テスト範囲に合わせて、手作りしてあげるという方法もあります。徹夜作業になってしまうと思いますが、子どもに睡眠は絶対に必要ですので、やむを得ません。
成績低迷の原因は「演習」の不足。根本解決が可能
テスト直前のドタバタにうんざり……という保護者の方も少なくないと思います。
言うまでもなく、計画的に勉強を進めていれば、結果が満足いくものになるかどうかはともかく、少なくとも「やれることはやった」と、親も本人もどっしり構えてテスト当日を迎えられます。
ぜひとも、原因を根本から解決してしまいたいものです。
そこで着目したいのが「成績低迷の原因の根本は何なのか?」という視点です。
学校の成績、そしてテストの点数を上げるために絶対に必要なのは、宿題・課題、自主的な復習、そしてテスト勉強における問題集の周回等です。
習った知識で、実際に問題を解く「演習」を重ねる必要が絶対にあります。
たとえば、授業では理解できるという生徒は少なくありません。教師のわかりやすい説明があるわけですから、当然です。
しかしいざテストになると「見たことがある問題なのに、解けない」となってしまいます。
習った知識を定着させ、テストで解ける実力に変えるために、演習は不可欠なのです。
勉強は裏切りません。筋トレと同じで(資質の違いはあるため成長速度は異なるものの)やるべきことを着実にこなせば、きちんと伸びていきます。成績トップ層への大逆転だって、現実的に可能です。
成績トップへ大逆転するための勉強法まとめ
やるべきことは明確です。
しかし、いざ実行に移すには、いくつものハードルが存在します。まず、お子さん単独で合理的な学習計画を立て、そのとおりに学習を進められるかという問題があります。
また、親がサポートしようにも思春期でコミュニケーションがうまくいかなかったり、忙しくて子どもの勉強を見る時間がなかったり、家庭内の問題も多々あるかと思います。
だからこそ、学習塾が解決策となる可能性があります。
自分で勉強するのが苦手な中高一貫校生なら、専門の個別指導塾WAYSで解決
私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、自宅で勉強ができずに成績が低迷してしまっている中高一貫校生のための、補習塾タイプの個別指導塾です。
500校以上の中高一貫校の生徒の指導実績があり、学校の授業および定期テストをサポートし、成績を跳ね上げることに特化しています。
WAYSでは、次の定期テストまでに、問題集のテスト範囲を3周はできるように指導計画を立てます。
成績向上に必要な、十分な量の演習ができるだけでなく、解けなかった問題の解き直しや、次回指導冒頭での確認テストなど、「解けなかった問題を解けるようになる」対策が充実しています。
成績アップ事例や、料金体系は、無料Webパンフレットで確認できます。次のリンクより今すぐ無料ダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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