大学受験と定期テストの勉強は両立できる?同時進行する方法とメリットを解説


「定期テストと大学受験の勉強の両立が難しい」
「定期テスト対策はやらなくてよいって本当?」

大学受験の勉強をしている高校生の悩みの一つが、定期テストの勉強と受験勉強の両立です。

インターネットで調べると「大学受験の方が大切だから、定期テストの勉強はしなくてもOK」という極端な話も出てきます。
しかし、それはそれで不安になりますよね?

定期テストと大学受験の勉強は、工夫すれば両立が可能です。

この記事では、定期テストと大学受験の勉強を両立させることのメリットと方法をご紹介します。
どちらの勉強も頑張りたい!と思っている人は、ぜひ参考にしてください。

大学受験と定期テストの勉強は両立すべき?

大学受験と定期テストの勉強は両立できるのでしょうか?

「大学受験と定期テストの勉強は両立できない。将来的に重要な大学受験を優先させるべき」という人も中にはいますよね。
これは「定期テストは赤点を取らない程度に得点できていればよし」とする考えです。

しかし実際は、そこまで割り切って勉強するのは難しいもの。
大学受験の勉強に専念しようと考えても、定期テスト前にはテストのことが気になって、受験勉強に身が入らないということにもなりかねません。

それならば、どちらも両立させて勉強した方が、精神的にも安心できるでしょう。

大学受験と定期テストの勉強を両立させるメリット

大学受験と定期テストの勉強を両立させることで得られるメリットもあります。
これらのメリットからも、受験勉強だけを優先させずに、両方頑張るべきだということが分かります。

大学受験に向けた基礎力が身につく

定期テストの勉強は、大学受験の基礎を身につけるために有効です。

定期テストの多くは、教科書に載っている基礎的な問題が出題範囲となっています。
大学受験で重要なのは、基礎固めをしっかり行うこと。
とくに高1・高2の間は基礎力を身につけることに集中します。

教科書の内容をしっかり定着させることで、基礎力が身につき大学受験にも役立ちます。

大学受験の選択肢の幅が広がる

定期テスト対策をし、よい成績を残すことで大学受験の選択肢の幅が広がります。

総合型選抜や学校推薦型選抜は、内申点(評定平均)が重要なポイントです。
とくに学校推薦型選抜は「評定平均3.5以上」といった規定があることもあり、それに満たない場合は出願すらできません。

高1の段階からよい成績を取っておけば、高い内申点を狙いやすくなります。
一般選抜だけでなくほかの選抜方法を選ぶこともでき、志望校の受験にチャレンジする回数も増えるでしょう。

大学受験と定期テストの勉強を両立させる方法

大学受験と定期テストの勉強を両立させることで、メリットはあるものの二兎を追う者は一兎をも得ずとなってしまわないか心配になる人もいるでしょう。

両立させ、どちらもレベルアップするためには工夫が必要です。
ここでは3つの工夫をご紹介します。

予習・復習に取り組む

普段から予習・復習をしっかりするようにしましょう。

予習・授業・復習の流れは、受験勉強に必要な基礎固めにぴったりの勉強法です。

これらをしっかりやっておけば、定期テスト前は教科書の見直しや問題集を解くなどするだけでよく、かなり楽になります。

具体的な方法は、数学なら問題を解く、英語なら教科書の音読や英単語・文法の暗記をするなどです。
理科・社会・国語は教科書を繰り返し読むと、流れが頭に入ります。
読む際は、黙読よりも音読がおすすめです。

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英語の大学受験対策に「音読」!?得られる5つの効果とは

定期テスト前はテスト範囲を多めに勉強する

定期テスト直前は、定期テストの勉強の割合を増やしましょう。

数学・社会・理科は、大学受験の科目になっていれば定期テスト範囲の勉強に集中しても問題ありません。
なぜなら、テスト範囲が大学受験の出題範囲に含まれるためです。

国語や英語は教科書から出題されるため、受験に役立つのは漢字・古文文法・英単語・英文法など、暗記を必要とするものだけ。
これらはしっかり取り組み、後は教科書の音読やノートの見直しを行えばある程度得点できるでしょう。
具体的な勉強法を次でご紹介します。

定期テスト前はスケジュールを立てる

大学受験も定期テストもスケジュールを立てて進めることが重要です。
それぞれ試験日から逆算して何をすべきか考え、1日ごとに分けてできるだけ具体的にスケジュールを立てましょう。

とくに定期テストと大学受験の勉強を両立させる期間は、細かいスケジュール管理を行ってください。

定期テスト1カ月前までは、受験勉強と宿題や予習・復習に時間を使います。
定期テスト前は、次にご紹介する定期テスト前の勉強の流れを参考に計画しましょう。

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【おすすめ勉強法】大学受験のスケジュールはどう立てる?コツを紹介!

定期テストの計画立ててる?成績アップが叶うスケジュール管理術

定期テスト1カ月前~

定期テスト1カ月前は、まだ大学受験の勉強をメインに進めて問題ありません。

定期テストの勉強は、大学受験と出題範囲の重なる科目や暗記をコツコツ進めてください。

朝は定期テストの勉強、夜は受験勉強など時間を区切って行うと、切り替えがしやすくなります。
1・2年生は部活動が忙しい人もいると思いますので、体調を崩さないように自分のペースで進めましょう。

定期テスト2週間前~

2週間前からは、定期テスト対策の比重を増やしていきます。
学校で配られている問題集を解くことや暗記内容の再確認、苦手分野の克服などに手をつけましょう。

問題集は、大学受験対策用問題集の中から、定期テストの範囲のものを選んで解くのもおすすめです。

まとめ

大学受験と定期テストの勉強を両立させるのは難しいものです。
しかし、普段から予習・復習をしっかり行っていれば、大学受験の勉強も定期テストの勉強も比較的スムーズに進められるようになります。
スケジュールを立てながら行えば、毎日何をすればよいか悩むこともないでしょう。

とはいえ自分一人でスケジュールを決めたり、両立させたりすることに不安を感じることもあるでしょう。
そのようなときは、アドバイスをもらえる塾へ通うことも検討してみましょう。

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週に1度個別の学習コーチングを行うことで、現状に合った勉強方法を随時調整します。

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