高学歴はどこから?偏差値の基準や大学、メリットを解説!

偏差値が高い
大学の受験校選びを行っている高校生の中には、高学歴はどこからなのか知りたい方もいるのではないでしょうか。

保護者の方であれば、お子さんに高学歴とされる大学に行って欲しいと考えている方も少なくないでしょう。

高学歴かどうかは、人それぞれの主観によるものなので、明確な定義はありません。

しかし、偏差値や一般的なイメージをもとにある程度は基準を設けられます。

大学群では、MARCHや関関同立以上が高学歴と言えるでしょう。

本記事では、高学歴の基準や大学に加えて、高学歴のメリットを解説します。

志望校を選ぶ際の参考になるのでぜひ最後まで読んでみてください。

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高学歴の基準はどこから

高学歴とは、難関大学や一流大学に在籍している、または卒業していることを指します。

大学進学率が低かった時代は、大卒というだけで高学歴とされていましたが、現在は大学全入時代です。

そのため、平均的な学力では入学できない大学が高学歴とされているのです。

高学歴と思うかどうかは人それぞれなので、明確な定義はありません。

しかし、大学の偏差値を基準にどこからが高学歴か判断できます。

以下が偏差値の分布表です。

偏差値 上位何% 1000人中の順位
80 0.13% 1.3位
75 0.62% 6.2位
70 2.28% 22.8位
65 6.68% 66.8位
60 15.87% 158.7位
55 30.85% 308.5位
50 50.00% 500位
45 69.15% 691.5位
40 84.13% 841.3位

偏差値は50が平均値です。偏差値50であれば、1000人中500位に位置します。

そのため、高学歴と言えるラインは、偏差値55〜60以上と考えるのが妥当です。

偏差値60であれば、1000人中約158位なので、高学歴と言っても申し分ないでしょう。

大学はどこからが高学歴?

続いて、高学歴と言える大学を紹介します。

  • 東京一工
  • 早慶
  • 地方の旧帝国大学
  • 上理ICU
  • 上位国立大学
  • GMARCH
  • 関関同立

上記の通り、GMARCHと関関同立以上の大学からが高学歴と言えるでしょう。

それぞれの大学について順番に解説します。

東京一工

東京一工とは、東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学の総称です。

日本でトップレベルの難易度を誇る一流大学なので、高学歴と言って問題ないでしょう。

各大学の偏差値は以下の通りです。

  • 東京大学:72~77
  • 京都大学:66~78
  • 一橋大学:71~77
  • 東京工業大学:66~69

偏差値も平均的に70程度はあるので、合格は狭き門となっています。
※本記事内の大学偏差値は株式会社ベネッセコーポレーション「マナビジョン」を参照

早慶

早慶とは、早稲田大学と慶應義塾大学の総称です。

知名度と人気を兼ね備えた私立大学として、高学歴に分類されます。

大学偏差値は以下の通りです。

  • 早稲田大学:64~78
  • 慶應義塾大学:62~77

早慶は私立大学のトップ校なので、紛れもなく高学歴と言えるでしょう。

地方の旧帝国大学

東京大学と京都大学を除く旧帝国大学は、大阪大学、名古屋大学、東北大学、北海道大学、九州大学です。

旧帝国大学とは、戦前に帝国大学令によって各地に設置された国立大学群のことです。

歴史と高い知名度を誇り、地方を代表する国立大学として、高学歴に分類されます。

各大学の偏差値は以下の通りです。

  • 大阪大学:60~74
  • 名古屋大学:58~73
  • 東北大学:59~72
  • 北海道大学:58~72
  • 九州大学:59~71

大学付近に在住している国立志望の成績優秀者が入学する傾向があります。

上理ICU

上理ICUとは、上智大学、東京理科大学、国際基督教大学(ICU)の総称です。

早慶に次ぐ難易度を誇る私立大学として、高学歴に分類されます。

大学偏差値は以下の通りです。

  • 上智大学:59~74
  • 東京理科大学:50~70
  • 国際基督教大学(ICU):75~76

中でも、国際基督教大学は「THE日本大学ランキング2023」で日本の全大学中1位を記録しています。

上位国立大学

上位国立大学として挙げられるのは、お茶の水女子大学、筑波大学、神戸大学、東京外国語大学、横浜国立大学、東京学芸大学などです。

旧帝国大学に次ぐレベルの国立大学として、高学歴に分類されます。

大学偏差値は以下の通りです。

  • お茶の水女子大学:61~72
  • 筑波大学:59~70
  • 神戸大学:58~72
  • 東京外国語大学:59~71
  • 横浜国立大学:53~69
  • 東京学芸大学:51~63

全国的な知名度も高く、国立大学を志望する成績優秀者が集まっているのが特徴です。

GMARCH

GMARCHとは、学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の総称です。

いずれも東京にキャンパスを構える私立大学で、早慶上理ICUに次ぐ難易度を誇ります。

大学偏差値は以下の通りです。

  • 学習院大学:57~72
  • 明治大学:60~74
  • 青山学院大学:56~73
  • 立教大学:60~75
  • 中央大学:59~74
  • 法政大学:55~75

GMARCHは私立大学の中でも上位に該当するため、高学歴と言って差し支えないでしょう。

関関同立

関関同立とは、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の総称です。

偏差値はGMARCHと同程度で、以下の通りです。

  • 関西大学:54~73
  • 関西学院大学:55~75
  • 同志社大学:59~74
  • 立命館大学:55~73

関西圏の私立大学ではトップ校に該当するため、高学歴と言えるでしょう。

高学歴のメリット

次に、高学歴のメリットを紹介します。

代表的なメリットは以下の4つです。

  • 就職で有利
  • 初対面で好印象を与えられる
  • 自分に自信が持てる
  • 周りの環境に恵まれる

順番に解説します。

就職で有利

高学歴だと就職活動を有利に進められます。

学歴で応募者を選別する「学歴フィルター」にひっかかる可能性が低いため、面接やグループディスカッションなどの選考に進みやすくなるからです。

また、高学歴とされる大学に入学できたことは、努力して勉強した証なので、企業側も高く評価します。

実際に、一流企業で採用される人材は、高学歴である傾向が強いです。

気になる方は、企業の採用ホームページに記載されている「従業員の出身大学」や「主な採用大学」をチェックしてみると良いでしょう。

初対面で好印象を与えられる

在学中または卒業した大学が高学歴の場合、初対面で相手に好印象を与えられます。

高学歴は「平均よりも優れている」と思われるので、相手から尊敬されたり、評価してもらえたりします。

コミュニケーションを図ることを目的に、どこの大学なのか聞くのは定番です。

何歳になっても、何気ない会話の中で聞かれるケースも少なくありません。

そういった場面で、高学歴は相手に好印象を与える武器として使えるのです。

自分に自信が持てる

高学歴の大学に合格できれば、自分に自信が持てます。

全国各地にいるライバルとの競争を勝ち抜いた経験は大きな達成感をもたらすでしょう。

また、やればできるという実績を作ったことで、何事にも諦めずに挑戦する精神が確立されます。

もし、今の自分に自信を持てていないのであれば、全力で勉強に取り組むことをおすすめします。

周りの環境に恵まれる

高学歴とされる大学は、教育環境が充実しているのもメリットです。

授業のレベルが高いだけでなく、学びたいことに集中できるので、在学中に高度な知識を蓄えられます。

また、周囲に優秀な学生も多いので、お互いを高め合えるような一生涯の友人も見つかるはずです。

学生時代に築いた人脈は社会に出てからも大いに役立つでしょう。

高学歴になるためにすべきことは3つ

高学歴になるためには、以下の3つを実践してみるのがおすすめです。

  • 最初は短くて構わないので勉強する習慣を身につける
  • 定期テスト対策に注力して大学受験に必要な知識をインプットする
  • 模試を受けて弱点を把握して克服する

最初は短くて構わないので勉強する習慣を身につける

最初は短い時間でも、継続することで自然と勉強が日課となり、高学歴への第一歩を踏み出せます。

勉強する習慣を身につけるには、まず小さな目標から始めることが大切です。

例えば、1日10分間の学習時間を設定し、毎日同じ時間に取り組むことから始めましょう。

短い時間でも、継続することで習慣化につながります。

徐々に時間を増やしていき、30分、1時間と時間を増やしていきましょう。

習慣化のコツは、無理をせず、できる範囲で続けることです。

定期テスト対策に注力して大学受験に必要な知識をインプットする

定期テスト対策は、大学受験に必要な知識を着実にインプットする絶好の機会です。

テスト2~3週間前から計画的に準備を始めましょう。

教科書や授業ノートを丁寧に復習し、重要ポイントを整理します。

過去問が手に入るようであれば、積極的に活用するのがおすすめです。

定期テストで高得点を取ることは、学校の成績向上にだけでなく、大学受験に必要な基礎固めにもつながえります。

テスト後は、間違えた問題を徹底的に復習し、知識の定着を図りましょう。

模試を受けて弱点を把握して克服する

模試を受ければ、自分の現在の学力を客観的に評価できます。

弱点を明確にするためにも欠かせない試験と言えます。

模試の受験後は、結果を詳細に分析することが大切です。

苦手な科目や分野を特定し、その原因を考えます。

例えば、英語の長文が苦手なら、毎日10分間の英文読解練習を習慣づけるなど、具体的な対策を立てましょう。

また、模試の解説を丁寧に読み、なぜ間違えたのかを理解することで、同じ間違いを繰り返さないようするのも大事です。

まとめ|高学歴はどこからなのか解説しました

高学歴と言えるのは、GMARCHと関関同立以上の偏差値を誇る大学です。

具体的な大学は、東京一工、早慶、地方の旧帝国大学、上理ICU、上位国立大学です。

高学歴にはメリットはあっても、デメリットはありません。

様々な恩恵を受けるためには、頑張って勉強するしかありません。

幸いなことに、大学に合格できるかどうかは学力というものさしで平等に判断されます。

多くの場合、生涯で最も勉強するのは受験生のときです。

後悔しないためにも、全力で勉強に取り組みましょう。

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