偏差値40で行ける大学はある?偏差値60以上の難関大学に合格する方法を徹底解説!
決してそんなことはありません。例え偏差値が低迷していても、本人が一念発起すれば、諦める必要はありません。
基礎を固めて、志望校対策に特化する。あるいは、評定平均を高めて、総合型選抜や国公立後期試験まで粘り抜く。
この2つの方法でまだまだ道が開けます。その第一歩が学校の定期テスト対策です。
中高一貫校専門塾として数多くの逆転合格をサポートしてきたWAYSならではの見解を紹介します。
お子さんが偏差値が低迷していて心配な保護者の方は是非とも参考にして下さい。
このページの目次
大学受験で偏差値40は1000人中841位のレベル
偏差値とは、ある集団における個々の成績が全体の中でどの位置にあるかを示す指標です。
偏差値50が平均点と同じなので、平均点の60点のテストで60点を取れば偏差値は50になります。
試験によって平均点は異なるため、同じ点を取ったとしても、平均点の違いで偏差値も異なります。
偏差値の一覧表は以下の通りです。
偏差値 | 上位何% | 1000人中の順位 |
80 | 0.13% | 1.3位 |
75 | 0.62% | 6.2位 |
70 | 2.28% | 22.8位 |
65 | 6.68% | 66.8位 |
60 | 15.87% | 158.7位 |
55 | 30.85% | 308.5位 |
54 | 34.46% | 344.6位 |
53 | 38.21% | 382.1位 |
52 | 42.07% | 420.7位 |
51 | 46.02% | 460.2位 |
50 | 50.00% | 500位 |
49 | 53.98% | 539.8位 |
48 | 57.92% | 579.2位 |
47 | 61.79% | 617.9位 |
46 | 65.54% | 655.4位 |
45 | 69.15% | 691.5位 |
40 | 84.13% | 841.3位 |
35 | 93.32% | 933.2位 |
30 | 97.72% | 977.2位 |
偏差値40は1000人中841位に位置します。
平均点が100点満点中60点のテストで40~45点だった場合、おおよそ偏差値40に該当します。
平均点である偏差値50は、基礎が身についていれば取ることが可能です。
偏差値40は、基礎的な知識が身についていない、学校の授業についていけていない可能性が高いです。
偏差値40台の大学|学部によっては日東駒専を目指せる
日東駒専であれば、偏差値40台で合格できる可能性のある学部もあります。
大学 | 学部と偏差値 |
日本大学 | 生産工学部 47~52 工学部 47~50 |
東洋大学 | 理工学部 49~54 生命科学部 49~56 |
駒澤大学 | 仏教学部 48~53 |
専修大学 | 偏差値50未満の学部はなし |
言い方を変えれば、偏差値40台では、旧帝国大学や早慶上智、MARCHといった難関大学に合格できる可能性は低いと言わざるを得ません。
だからと言って諦めてほしくはありません。偏差値40台から偏差値60以上の難関大学に合格した例は少なくありません。
【「高学歴はどこから?」について解説】
偏差値40台から偏差値60以上の難関大学は可能!2つの道筋
まずは、偏差値40台から逆転合格を達成した生徒の実例を紹介します。
《中高一貫校現役教師の経験談・実例紹介》 中高一貫校に通う高3男子生徒のエピソードです。 少しヤンチャなところがあるこの生徒は、高3になるまで勉強のやる気は全くなく、偏差値は40台に低迷していました。 サッカー部に所属していたのですが、実は、高3の最後の大会前に重大な校則違反で謹慎処分を受けることになります。そして、最後の公式戦には出場できませんでした。(結局、勝ち進んだので2試合目から出場できました) この経験から、自分の不甲斐なさに気づいて、一念発起して大学受験に本気で取り組む決意をしました。 まずは自己分析をして、自分の得意科目(彼の場合は地理)を活かせる大学を志望校に設定。基礎を固めたら、徹底的に過去問を分析して演習を重ねたのです。 基礎固めに6ヶ月、志望校対策に3ヶ月、合計9ヶ月で、見事に有名私立大学の合格を勝ち取りました。 偏差値を上げるとうよりも、志望校の入試問題で合格点を取ることに特化しました。彼の場合は、残された時間が少なかったので、合格から逆算したのです。スポーツで養った逆算思考が役立ったようです。 ひろ先生(教師歴30年)
もちろん、学力は大事です。それでも、本気度と戦略次第では難関大学合格も手に届くところにあるのを理解していただけたでしょうか?
続いて、逆転合格のための「2つの道筋」を紹介します。
難関大学に逆転合格するために明日からやるべきこと
1つ目の道筋は勉強方法の見直して、「基礎固め」と「志望校対策演習」に特化することです。
厳しい言い方ですが、偏差値40台ということは、基礎が固まっていません。この事実に目を背けて、闇雲に勉強しても偏差値は伸びません。まずは「基礎固め」から始めましょう。
英語なら単語と文法を固めて、基礎的な英文解釈で正確に英文を読む力を養います。
数学なら教科書準拠問題集の繰り返しです。間違った問題にチェックを入れて、解き直し。全ての問題が解けるようになったら、最後は本当に自力で解けるか確認します。
理科も、教科書で知識を理解して暗記したら、数学同様に教科書準拠問題集の繰り返しです。
高校1•2年生なら「基礎固め」は学校の授業をペースメーカーにすると効率的です。
中高一貫校生なら、高2の終わりまでに教科書範囲が終わり、スムーズに受験勉強に移行できます。
高校3年生なら、参考書や問題集を使って基礎固めを進めることになります。
基礎が固まった頃には偏差値が50台に届いているはずです。
ここからは志望校に合わせた演習をしましょう。志望校の問題傾向を対策すれば、逆転合格を十分に狙えるはずです。
【主要科目の偏差値40台からの勉強方法】
【英語】
【数学】
【理科】
模試の偏差値が伸びなくても評定平均が良ければ道が開ける場合も
2つ目の道筋は、「評定平均を伸ばす」ことです。
私たち親世代とは入試が様変わりしており、評定平均を活用して大学に進学するケースが増えています。
ここで、偏差値が低くても評定平均を使って大学に合格した実例を紹介します。
《中高一貫校現役教師の経験談・実例紹介》 中高一貫校の女子生徒の実例です。 彼女は非常に真面目で、定期テストでは点数が取れるのですが、本当の意味での学力は今ひとつで偏差値は40台に低迷していました。このような生徒は少なくないと思います。 実は、彼女には障害を持つ妹がいて、高校進級時から教育学部特別支援を志望していました。 共通テストを受験するも、ボーダーダインには及びません。予備校のデーターリサーチではE判定です。 それでも諦めきれずに国立大学教育学部特別支援に出願しました。 前期試験は残念ながら不合格。しかし、後期試験で見事に合格を勝ち取ったのです。 後期試験は小論文と調査書でした。調査書は評定平均が4.5を上回れば加点されるシステムで、彼女はそれに相当しました。 志望理由が明確で、調査書が良かったのが合格の要因だと推測できますが、何より後期試験の実質倍率が1倍弱(実質の不合格者はごく少数)だったのが大きかったです。 後期試験まで諦めなかった彼女の粘り勝ちだと言えます。 ひろ先生(教師歴30年)
このように、志望理由や評定平均次第では、総合型選抜や国公立後期試験だと、偏差値40台でも逆転合格できる可能性は小さくありません。
これまでは「学力試験一発勝負」だった大学入試が、少子化の影響もあって、「マッチング」の要素が大きくなりつつあると捉えることができます。
このような入試を勝ち抜く上で大切なのが、自己分析です。誰にでも「強み」や「好き」があるはずです。その自分の「強み」と「好き」を活かせる大学入試を活用しましょう。
【自己分析から始める大学入試対策の解説】
いくらマッチングの要素が大きくなったと言っても、基礎学力がないことには始まりません。基礎学力とはまさに学校で習う勉強であり、その大切な指標が「評定」です。
高校1〜2年生ならまだまだ評定アップは間に合います。
【評定平均についての解説】
自力での勉強が現実的でなければ塾に通ってプロの指導を受ける
厳しい言い方になりますが、偏差値40台に低迷しているケースでは、このまま独力で大学受験を乗り切るのは得策ではありません。
学校で習った内容が定着できていないから点数が伸びないのです。定着しないのはシンプルに演習不足が原因です。
演習は自学でカバーするしかないのですが、成績が伸び悩んでいる人は、この自学がままならないのです。
『中高一貫校専門個別指導塾WAYS』は、多くの中高一貫校生の自学をサポートして、成績を引き上げてきました。
WAYSでは、「学習コーチング」によって合格から逆算した、学習計画、実行管理をサポートします。逆転合格を目指す高校2〜3年生の生徒さんには有効な選択肢です。
また、WAYSでは、評定平均アップもしっかりとサポートします。総合型選抜などを視野に入れている、1〜2年生の皆さんにも有効な選択肢です。
定期テスト対策が大学受験を成功へ導く。中高一貫校生の成績大幅アップ事例3選
「基礎固め」から合格を目指すのも、「評定平均アップ」から合格を目指すのも、まず定期テストで得点できる力をつけるのが土台になります。
特に大学受験に最適化したカリキュラムで学ぶ中高一貫校生なら、定期テスト対策がそのまま大学受験の成功に繋がります。
WAYSで定期テストの点数アップした事例を紹介するので参考にしてください。
安田学園高校1年生|数学70点(平均46点)・英語69点(平均66点)
入塾当初、この生徒は英語・数学ともに平均点を下回っており、学習の進め方に課題を抱えていました。学校の課題が多く、それをこなすだけで精一杯の状態だったため、定期試験に向けた十分な対策ができていませんでした。
そこで、効率的に学習し、得点につながる勉強法を身につけることを目的に入塾。WAYSでは、インプットとアウトプットを並行して行い、解答力を高める指導を実施しました。
また、学校の問題集を活用し、定期試験に直結する学習を徹底。さらに、演習量を増やすことで、知識を活用できる力を養いました。
「解きながら理解する」学習法を取り入れたことで、試験直前に焦ることなく、余裕を持って対策に取り組めるようになりました。
その結果、学校の定期試験だけでなく模擬試験でも成績が向上し、安定した得点を取れるようになりました。
横浜女学院高校2年生|数学55点(平均78点) → 数学88点(平均80点)
数学の学習習慣はあったものの、正しい学習方法を知らず、成績が伸び悩んでいた生徒の事例です。
学校の教材は難易度が高く、ただ解くだけの勉強になっていたため、点数につながらない状況でした。
そこで、「数学の学習方法を改善したい」と思い、WAYSに入塾しました。
WAYSでは、
- グラフの変化を意識し、問題の本質を理解する学習を徹底
- 繰り返し演習を実施し、知識の定着を図る
- 基礎問題もおろそかにせず、試験範囲を万全に仕上げる
という指導を行いました。問題集を4周演習することで、理解が深まり、試験1週間前には数学を仕上げることができました。
結果として、数学に対する意欲が高まり、自宅学習の時間も増え、成績アップにつながりました。
大妻中野高校2年生|英語24点 → 英語63点
入塾前は学校の問題集を1周解くだけで、十分な定着ができていなかった生徒の事例です。
また、授業のスピードが速く、先生の説明が理解できないまま進んでしまい、英語を後回しにする習慣がついていました。
その結果、英語のテストでは理解が追いつかないまま受験し、点数が低迷していました。
WAYSでは、
- テストまでの学習計画を立て、英語を後回しにしないよう学習ペースを調整
- 学校の問題集を「周回教材」とし、3周演習を徹底
という指導を行いました。学習計画に沿って、3週演習という学習法進めることで、理解不足を放置せずに学習を継続。
結果として、3ヶ月後の定期テストで大幅に点数が向上し、授業スピードにも対応できるようになりました。
WAYSは500校以上の中高一貫校生の指導実績があり、学校ごとに異なるカリキュラムや教材に対応しています。WAYSの強みは、「宿題に頼らない120分指導と豊富な演習量」です。 詳しくはこちらを参考にしてください。
定期テストの点数を上げて、基礎学力を付けたり、評定を上げれば、大学入試でさまざまな道が開けるのです。WAYSで逆転合格を目指しませんか? WAYSが中高一貫校専門塾を名乗る理由、料金体系、入塾までの流れは無料Webパンフレットを今すぐダウンロードOKです。 WAYS生の保護者の声を知りたい方は、ぜひインタビュー記事もご覧ください。500校以上の指導実績!WAYSが中高一貫校専門塾と名乗る理由は無料Webパンフレットで
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。