【中高一貫校向け】理科のおすすめ問題集と定期テスト対策法

【中高一貫校向け】理科のおすすめ問題集と定期テスト対策法
「理科が苦手な子どもの成績を何とか上げたい」
「中高一貫校に通う子ども向けの理科の問題集はある?」

中高一貫校では、通常の公立校とは少し異なる教材を使用している学校が多くあります。
そのため、どの問題集を活用すればよいのか分からないお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、中高一貫校生向けの理科のおすすめ問題集と、定期テスト対策法をご紹介します。

中学・高校別にご紹介しますので、お子さんの成績を上げたいとお考えの親御さんは、ぜひ参考にしてください。

【お役立ち資料】成績アップのための勉強法大全〜定期テスト対策編〜
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中高一貫校の理科は公立校とどう違う?

中高一貫校と一般的な公立中学・高校とでは、授業の方法が異なります。
異なる授業であれば、定期テスト対策も工夫が必要です。

まずはどのような違いがあるのか、確認してみましょう。

難易度が高い

多くの中高一貫校は大学受験を意識しているため、授業の難易度が高い傾向です。

理科の授業では検定教科書以外の教材を使うことも多く、先生の作成したプリントを使う学校などもあります。

しかも授業自体も中学の内容をさらに掘り下げ、関連する高校の単元も合わせて学習するといった、中高一貫校だからこそできる進め方の学校もあります。

進行が速い

さらに進度が速い学校が多いことも特徴的です。

中1から高2までの5年間で6年分の単元を終了し、高校3年生の1年間は、大学受験対策に時間を使います。
進度が速いため、授業内容を理解できていなければ、すぐに置いていかれてしまいます。

中高一貫校生におすすめの理科問題集

特殊な授業の進め方をすることもある中高一貫校では、どのような問題集を使うとよいでしょうか?
ここでは、中学・高校とそれぞれ2冊ずつご紹介します。

【中学】教科書ワーク(文理)

定期テストの成績を上げたいのであれば、教科書理解を深めることが大切です。
学校で使用している教科書に対応した「教科書ワーク」があれば、まずはそちらを完璧にできるように繰り返し取り組んでみましょう。

教科書ワークは、単元の並びが教科書とまったく同じように作られており、どこを勉強すればよいかがはっきり分かります。
オールカラーでイラストや図も豊富に掲載されているため、理科が苦手な人も取り組みやすいでしょう。

もし対応している教科書ワークがなければ、学校で配られている問題集に取り組みます。

【中学】新中学問題集(教育開発出版)

教育開発出版の「新中学問題集」を配られている学校も多いのではないでしょうか?

新中学問題集は要点で内容の確認後、基本演習や練習問題を解く流れとなっています。

もしも学校で高校の単元まで深掘りして学習しているのであれば、お子さんの学年は関係なく、新中学問題集の1年から3年までを購入して該当箇所を勉強しましょう。

内容が難しい場合は、教科書も確認しながら解いたり、学校の先生や塾の講師などに質問したりしましょう。

本来は学校や塾を相手に販売されている教材で書店では販売されていませんが、インターネットで検索すると個人でも購入可能です。

【高校】シグマ基本問題集(文英堂)

文英堂の「シグマ基本問題集」は、「生物基礎」「生物」「化学基礎」「化学」「物理基礎」「物理」の6種類が販売されています。
内容は基本問題と応用問題の2段階に分かれており、学力に合わせてステップアップが可能です。

ただし内容が難しい場合は、教科書や授業のノートを併用して勉強するか、もしくは講義系の参考書を1冊購入してそちらに取り組んでから勉強するとよいでしょう。

定期テスト対策だけでなく、大学入試対策としても活用できます。

【高校】入門問題精講(旺文社)

高校理科の基礎固めに最適な問題集が旺文社の「入門問題精講シリーズ」です。
定期テスト対策のみならず、大学入試対策にも人気の問題集です。

「物理」「化学」「生物」が販売されており、全て基礎と通常の科目が1冊に収まっています。

解説も丁寧で、暗記すべき公式やポイントが目立つように書かれています。
定期テストで活用するのであれば、該当箇所を2~3週解き、分からない箇所をなくすようにしましょう。
入門問題精講が全て解けるようになった場合は標準レベルの学習ができる「基礎問題精講」にもチャレンジしてみましょう。

【中高一貫校生向け】理科の定期テスト対策法

理科の4科目の勉強法は、暗記とともに数学的な考え方が必要な「物理」「化学」と、暗記科目である「生物」「地学」に分けられます。

それぞれ問題集でアウトプットする前に、知識や考え方を身に付けるインプットの作業が必要です。
ただし、インプットとアウトプットは3:7のバランスを意識しましょう。

それぞれのインプット法と勉強の流れをご紹介します。

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物理・化学

物理や化学は、まず教科書やノートに一通り目を通します。
この際実験や現象の流れを理解しながら、公式を暗記しましょう。

暗記できたところで、問題集に取り組みます。
1回だけで終わらせず、2回、3回と繰り返しましょう。

1冊の問題集が全て解けるようになったら、新しい問題集に手をつけます。

物理・化学で高得点を取るには、覚えた公式をいかに活用できるかがポイントです。
数多くの問題を繰り返し解くことで、同じような問題が出題された際に、すぐに公式が思い浮かぶようになります。

生物・地学

生物と地学は暗記の科目。
とくに生物は、理科4科目の中でもっとも知識量が必要な科目です。

定期テスト対策としては、初めに教科書やノートを読み込むことは変わりません。
しかし、生物・地学は物理や化学とは違い、重要語句の暗記を意識しながら読みます。

暗記は教科書以外にも、用語集を購入してもよいでしょう。

一通り暗記できたら問題集に取り組みます。
ただし、問題集を解き始めても暗記は定期的に行い、長期記憶として定着させましょう。

まとめ

中高一貫校の授業は、難易度が高くスピードも速く進みます。
結果、定期テストも範囲が広く難しくなりがちです。

とはいえまずは、教科書の内容を理解ししっかり基礎を身に付けることが、成績アップのポイントです。

ご紹介した問題集は、基礎的な内容から学べるようになっており、定期テスト対策にぴったり。
より難しい問題が出題される学校でも、まずは基礎固めから勉強しましょう。

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英語、数学をメインに指導を行っています。

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