中高一貫校の中学1年生が、1学期の期末テストで大逆転するには?3つのポイント
中高一貫校に入学したものの、中間テストで散々な点数をとってしまった私立中学生が、大逆転するためにやるべきことを、500校以上の中高一貫校生を指導してきた専門塾が、徹底解説します。
中学受験を突破した本来のポテンシャルを発揮するには、学校外での勉強が絶対に必要です。
定期テスト対策では、問題集のテスト範囲を最低3周はしましょう。
このページの目次
自宅学習をしなければ中高一貫校では良い成績は絶対に取れない
学校外でまったくと言っていいほど勉強をしていないケースが圧倒的に多い
受験勉強に根気強く取り組んで、中学受験を突破した中高一貫校生ですから、勉強の素質がないわけではありません。
入学していきなり成績が低迷すると、自信を失ってしまいそうになりますが、その前に、やるべきことをしっかりやれていたか、振り返ってみましょう。
私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、成績低迷に悩む多くの中高一貫校生を指導してきましたが、圧倒的大多数は、学校外でまったくと言っていいほど勉強をしていませんでした。
一学期の中間テストであれば、3学期制の場合、おおむねゴールデンウィークあけに設定されていたはずです。
4月に入学して、しばらくの間は、緊張して勉強にしっかり取り組んでいたかもしれません。しかし、4月の終わり、そしてゴールデンウィークの間はどうだったでしょうか?
授業進度の早さ・定期テストの難しさに対応するには、自宅学習が必須
実は、進学に強みを持つ中高一貫校では、授業をしっかり受けていただけでは、良い成績は取れない仕組みに最初からなっています。
まず、授業の進みが早い影響があります。英語・数学を中心に、中高6年間の学習を5年間で終わらせるため、基礎事項にはあまり時間を使いません。
授業がどんどん進んでしまうため、基礎固めは、生徒が自宅でしっかり演習をしてくる前提になっています。
授業の内容、そして定期テストの内容も、最初から大学入試が意識されています。学習指導要領に沿って授業を進める公立校のテストに比べれば、難度が高くなるのが通常です。
人間の脳は、一度覚えたことの半分以上を、すぐに忘れてしまうようにできています。
しかし、数時間後や、翌日など、すぐに復習をすれば、次に覚える時間を節約できる事実がわかっています。
繰り返し復習をすることで定着し、テストの問題で得点できる実力に変わっていくわけです。
繰り返しの復習は、学校の授業では限界があります。だからこそ、自宅学習が欠かせないわけです。
中高一貫校では、宿題・課題が多いことが一般的で、負担は大きいですが、しっかりと取り組みましょう。
多すぎる宿題・課題にやる気を失った中高一貫校生を救う「わかる喜び」と「学習習慣」
期末テストで大逆転するためにやるべき具体的な3つの行動
学校からの宿題・課題でしっかり演習する
宿題はきちんとやっているでしょうか。
「きちんとやる」とは、期日までに提出することではありません。たとえば回答を丸写ししていれば、まったく意味がありません。
説明のとおり、テストで点を取る実力をつけるには、演習が絶対に必要です。
学校から出される宿題・課題は、ほとんどの場合、定期テスト対策の効果的な演習になっています。どれだけしっかり取り組めたかで、大きな差がついてしまいます。
お子さんとしっかりコミュニケーションをしましょう。宿題は、面倒くさいけれど片付けるものではなく、実力をつけるために欠かせない演習を目的として取り組むものです。
解けなかった・間違えた問題をそのままにしておかない
テスト勉強とは、ごくシンプルに言えば、解けなかった問題を解けるようにするための勉強です。
学校での小テストや、問題集を解く中で、解けなかったり、間違えてしまったりした問題には、チェックをつけておきます。
定期テストの勉強を始めたら、解けなかった問題リストを重点的に周回し、最低3周、できれば5周はします。
周回するためには、解き方がわかっていなければ無理ですので、最初に間違えてしまったときに、不明点はその場ですぐに解消しておきます。
解答の解説を見たり、教師に質問に行ったりしましょう。
成績下位層の中高一貫校生(中学生)が、成績トップへ大逆転するための勉強法まとめ
遅くとも定期テスト2週間前には準備を終え、テスト勉強に取り掛かる
テスト範囲を把握したり、紹介した解けなかった問題リストを作成したり、テスト勉強のスケジュールを立てたりという準備は、テスト2週間前には終えていましょう。
つまり、1学期の中間テストであれば、ゴールデンウィークに入る前には準備を終え、ゴールデンウィーク中は強度の高い勉強をしていなければならなかったということです。
3学期制の場合、1学期の期末テストは、6月下旬から7月上旬に設定されているはずです。6月上旬には準備を終えられるようにしましょう。
小学校では、特にテスト勉強をすることなく、テストを受けていました。
しかし中学からは違います。事前にテスト範囲が示され、しっかりテスト対策の演習をした上で試験を受けます。
難易度の高い中高一貫校ではなおさら、このようなテスト勉強をしっかり行なわなければ、定期テストで良い成績は取れないのです。
2週間前からの具体的なテスト勉強のやり方は、次の記事で詳しく解説しています。
定期テスト2週間前からの勉強スケジュール「4段階計画」の立て方
自分で計画的に勉強をするイメージが持てないのであれば「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」へ
やるべきことは明確です。お子さんが自主的に勉強に向かえるタイプであれば、よくコミュニケーションをして、自宅学習の必要性が理解できれば、成績は上向いていくはずです。
しかし、次のような場合には、学習塾の活用が選択肢となります。
- 自宅学習が苦手
- いまなにをすべきか、自分で判断して勉強するのが難しい
- 家庭でサポートしようにも、反発する(または、親が勉強を見きれない)
実際のところ、自宅学習に問題を抱えているお子さんは、一定数います。
私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、自宅学習が苦手な多くのお子さんの成績を跳ね上げてきました。92.9%の成績アップを実現しています。
WAYSでは、次の定期テストまでにテスト範囲を3周できるように指導計画を立てます。難度の高い定期テストでしっかり得点できるだけの演習量を確保できます。
また、通常より長い1コマ120分指導とし、指導時間内で十分な演習ができますので、自宅学習が苦手でも成績アップを実現します。
加えて、基本的に宿題を出しません。多くの個別指導塾では、宿題を出して演習量を確保しようとしますので、そもそも学校からの宿題が多い中高一貫校生にとっては、大きな負担となってしまいます。
このようにWAYSは、中高一貫校特有の環境に最適化し、中高一貫校生の定期テストを万全にサポートできる専門塾です。
中高一貫校専門塾を名乗る理由はこちら
成績アップ事例、リーズナブルな料金体系、指導システムなどを確認できるWebパンフレットは、無料で今すぐダウンロードできます。ぜひご覧ください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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