

中高一貫校の数学の進度・カリキュラムについて、中高一貫校教師歴約10年の教員が解説します。
中高一貫校の数学は授業進度が約1年早いうえ、内容も難しいため、予習復習を怠ると授業についていけません。
成績を立て直すには、予習・授業・復習のサイクルを回して疑問点をその都度解消し、学校教材を徹底的に反復する必要があります。
家だとサボってしまう・勉強のやり方がわからない場合は、中高一貫校専門の個別指導塾で解決できます。
成績低迷にお困りの場合は、82.9%の中高一貫校生の成績アップを実現してきた「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」にご相談ください。
お子さんが通う中高一貫校に特化した定期テスト対策で、成績を立て直します。
このページの目次
中高一貫校生の数学カリキュラムは、進度が1年早い
中高一貫校の数学の進度・カリキュラムの一例を下表にまとめました。
学校によっては、「二次関数(数学Ⅰ)」を中2で扱うなど、さらに早い進度で進めているところもありますので、詳しくは学校に問い合わせてみてください。
| 公立 | 中1~中2前半 | 中2後半~中3 | 高1 | 高2 | 高3 |
| 中高一貫 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 |
| 内容 | 〈代数〉
正の数と負の数 式の計算Ⅰ 方程式 不等式 一次関数 資料の活用 |
〈代数〉
式の計算Ⅱ 平方根 二次方程式 二乗に比例する関数 確率と標本調査
|
〈数学Ⅰ〉
数と式 二次関数 三角比 図形と計量 データの分析 |
〈数学Ⅱ〉
図形と方程式 三角関数 指数関数 対数関数 微分法 積分法 |
(文理とも)
〈数学C〉 平面上の曲線と複素数平面
|
| 〈幾何〉
平面図形 空間図形 図形の合同 三角形と四角形 |
〈幾何〉
図形と相似 線分の比と計量 三平方の定理 |
〈数学Ⅱ〉
式と証明 いろいろな式 |
〈数学B〉
数列 統計的な推測 |
(理系のみ)
〈数学Ⅲ〉 極限 微分法 積分法 |
|
| 〈数学A〉
場合の数と確率 図形の性質 数学と人間の活動 |
〈数学C〉
平面ベクトル 空間ベクトル |
数学の授業は2種類ある!
授業の名称は学校によって様々ですが、数学の本流ともいえる数学Ⅰ→数学Ⅱ(→数学Ⅲ)を扱う授業と、数学Ⅰを土台として展開し、幾何学や統計学などを学習する数学A・B・Cを扱う授業とがあります。
中学1・2年生で中学内容を終えてしまう
中高一貫校では検定教科書があまり重視されません。
『プライム数学シリーズ』(Z会)や『体系数学シリーズ』(数研出版)といった、中高一貫校向けの教材が使用されることが一般的です。
検定教科書にはないハイレベルな学習内容まで踏み込みながら、中学2年生までの2年間で中学内容3年分を終わらせますので、授業進度はかなり早いといえます。
演習用として使用される副教材についても、『クリアー数学』(数研出版)など、難度の高いものが採用されている場合がほとんどです。
中学3年生では高1レベルを応用内容まで扱う
中学3年生から高校内容に突入するため、難易度が上がります。
数学Ⅰ・Aに限らず、数学Ⅱ・Bに該当する単元を扱う学校も少なくありません。
単元の消化が早いというよりは、ハイレベルな内容まで扱う難しさがあります。
ここでも、高等学校用の一般的な検定教科書はあまり重視されず、中高一貫校向けのテキストが使われることがほとんどです。
また、演習用の問題集として、『4STEPシリーズ』(数研出版)や『サクシードシリーズ』(数研出版)などの教科書準拠問題集に加え、『青チャート基礎からの シリーズ』(数研出版)や『フォーカスゴールド 5th Edition シリーズ』(啓林館)が使用されます。
《定期テストの点を上げるための勉強方法》
次の手順で完成を目指すことで、成績向上に繋げることができます。
- 教科書準拠用問題集の完成
- 『青チャート基礎からの シリーズ』or『フォーカスゴールド 5th Edition シリーズ』
高校1年生で文系数学の範囲が終了
高校1年生では中学3年生に続き、同じテキスト・問題集シリーズを使用して、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの残りを履修します。
ただし、新課程では数学Cに該当する「ベクトル」が文系数学の出題範囲となっているため、一部数学Cを扱うことになりそうです。
いずれにせよ、文系コースに進む生徒からすれば、高校1年生終了時点で大学受験の試験範囲を一通り終えることになります。
《定期テストの点を上げるための勉強方法》
ここでも学習目標は、次の手順の完成であることに変わりはありません。
- 教科書準拠用問題集の完成
- 『青チャート基礎からの シリーズ』or『フォーカスゴールド 5th Edition シリーズ』
高校2年生からは、文系が大学入試演習・理系は数Ⅲ・数Cへ
文系の生徒の場合、残り2年間はひたすら大学入試演習です。
『実戦 数学重要問題集 文系』(数研出版)や『入試必修問題集 精錬』(啓林館)といったハイレベルな問題集、オリジナルのプリント教材などが使われます。
それらと並行して、『青チャート基礎からの シリーズ』or『フォーカスゴールド 5th Edition シリーズ』を高3の夏までに完成できるとよいでしょう。
一方、理系の生徒の場合、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの入試演習をしつつ、数学Ⅲ・Cを新たに学習することになります。
公立の学校のなかには、高3の秋を過ぎてもまだ数学Ⅲ・Cが終わらないところがありますが、中高一貫校の場合は、高3の1学期前半までに終わるところがほとんどです。
《定期テストの点を上げるための勉強方法》
『オリジナル・スタンダード数学演習III・C〔複素数平面,式と曲線〕受験編』(数研出版)など、新たな問題集が投入されるでしょうが、『青チャート基礎からの シリーズ』or『フォーカスゴールド 5th Edition シリーズ』を含め、丁寧に問題集を周回するという大方針は同じです。
中高一貫校が早いペースで学習を進めるのは、生徒の自学力があるから
生徒の自学自習を前提とした授業を展開
中高一貫校の数学では、生徒による予習・復習の比重が大きくなっています。
生徒による自学自習を前提にすることで、授業において基礎レベルの内容にかける時間を短縮するためです。
必然的に、授業内での演習も、基礎レベルではなく、標準~応用レベルのものが多くなっていきます。
きちんと予習をしておかなければ授業内容が理解できず、そうなると復習のしようもありません。
授業をフックとして機能させるための予習、そして独力で問題が解けるようになるまで泥臭く復習することが大切です。
詳しく知る:
課題の量が多い
中高一貫校数学のもうひとつの特徴は、課題が多いことです。
定期テストごとに出される課題や長期休暇課題などがあります。
きちんとこなせば該当単元を復習したことになりますが、計画的に処理できず、解答丸写しに走る生徒も少なくありません。
ここでもまた、生徒の自学力が試されているといえるでしょう。
詳しく知る:
授業についていくためのカギは予復習と演習にあり
予習→授業→復習のサイクルを確立する
数学については、以下の勉強法を早いうちに確立してしまいましょう。
①予習でわからないところを整理する
②授業で疑問点を解消する
③復習でアウトプットを繰り返し、独力で解けるようにする
これを徹底するだけで、自然と成績は上がってくるはずです。
疑問点を放置しないことが大事
難度の高い中高一貫校の授業では、予習をしていたとしても、理解できないことに直面することがあります。
そうしたケースでは、必ず先生に質問に行くようにしましょう。
疑問点を残したままだと、自学自習をするのが厳しくなってしまうからです。
もちろん、参考書やYoutube動画などを利用してもかまいません。
プロのサポートを受けるのが望ましいパターン4選
大学受験の二次試験で最も差がつく教科は、たいていの場合、数学です。
各大学の合格者平均点と不合格者平均点との差をみれば、明らかでしょう。
文系であろうと理系であろうと、数学を弱点教科にしてしまうのは望ましくありません。
お子さんが以下の状況のいずれかに該当する場合は、プロのサポートを受けることを検討してみてください。
なお、いずれの場合であっても、集団指導塾ではなく、個別指導塾に入るのがよいでしょう。
個人の学習状況に合わせた、きめ細やかなサポートが必要です。
苦手意識があり、スタートでつまずきたくない場合
苦手意識は、学習内容の定着を阻害します。
「自分は数学ができない」と思っていると、無意識に数学を遠ざけ、本当に数学ができなくなってしまいます。
個別指導のプロによるサポートで「できる」を実感し、苦手意識からの脱却を図りましょう。
自学自習をする習慣がない場合
そもそもの勉強量が不足している状態です。
予習→授業→復習のサイクルが回せておらず、提出課題についても、きちんとこなせてはいないでしょう。
こうした状態では授業内容が定着しないまま進んでしまい、つまずきがどんどん積み重なっていきます。
頑張っているのに授業についていけない場合
ある程度数学の勉強に時間を割いているはずなのに、授業についていけない……。
これは、数学が暗記教科ではないために起こることです。
その問題が何を問うているのか、本質を理解していないと応用がききません。
中間校一貫校特有のハイレベルな内容なら、なおさらでしょう。
定期テストで平均点以下の点数をとっている場合
定期テストで点数が伸び悩むのは、上記3パターン(スタートでつまずいた・自学自習の習慣がない・数学の本質を理解していない)が要因である場合がほとんどです。
複数の要因が重なっていることも多く、自力での立て直しが難しいため、プロのサポートを受けて原因を一つずつ解消していくのが近道です。
WAYSで数学の成績アップに成功した事例3選を紹介
ここからは「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」に通って、数学の成績アップに成功した生徒の事例を紹介します。
WAYSでは、学校教材の反復学習を中心に、生徒ごとに最適な学習方法を提案しています。
本章ではその一例を紹介しますので、「なぜWAYSでは成績が伸びるのか」を知る上での参考にしてみてください。
芝中学校2年生:予習・復習の徹底で幾何59点から94点へ大幅アップ
芝中学校2年生の事例です。入塾前、中学1年生入学当初のテストでは幾何59点と低迷していました。
原因は、途中式を省略したり、図を書き出さずに頭の中だけで問題を解こうとしていたためです。
そこでWAYSでは次のように指導を行いました。
- 途中式や図を書き出して問題を整理し、ミスの原因を取り除く
- 「体系数学」の教科書読みと、例題演習を章ごとに交互に進める予習型学習を行う
結果、中学2年生3学期の期末テストでは、数学(幾何)が94点(+35点)と大きく成績をアップすることができました。
詳しく知る:
跡見学園高校2年生:自宅学習なし・数学15点からの大逆転
跡見学園高校2年生の事例です。入塾前、高校1年生2学期の中間テストでは数学15点と低迷していました。
原因は、数学の効果的な勉強法が確立されておらず、家で勉強できなかったためです。
そこでWAYSでは次のように指導を行いました。
- 普段から計画的に問題集を進める
- 間違えた場合は問題集にチェックし、必ず解き直しを行う
- 間違えた問題は、2周3周と繰り返し解く
結果、高校2年生1学期の期末テストでは、数学63点(+48点)と大きく成績アップできました。
詳しく知る:
サレジオ学院高校1年生:問題集の反復演習で数学α30点→72点
サレジオ学院高校1年生の事例です。入塾前、中学3年生3学期の学年末テストでは、数学が30点と低迷していました。
原因は、グラフの様子を意識せず文字情報だけで問題を解き、反復演習も足りず内容が定着していなかったためです。
そこでWAYSでは次のように指導を行いました。
- グラフの様子を常に意識させ、問題の本質を理解する
- 定期試験までに問題集を4周以上繰り返し演習する
結果、高校1年生2学期の期末テストで、数学α72点(+42点)と大きく成績アップできました。
詳しく知る:
家で勉強ができず、成績低迷に悩んでいるなら「中高一貫校専門 個別指導塾 WAYS」で解決
数学の成績を立て直すには、予習・復習を確実にこなし、学校教材を反復演習する必要があります。
家だとサボってしまう・勉強のやり方がわからない場合は、82.9%の中高一貫校生の成績アップを実現してきた「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」にご相談ください。
WAYSでは、一般的な個別指導塾より長い、1コマ120分指導で勉強時間をしっかり確保。
指導時間内で成績を上げるために必要な演習を十分に行えます。
そのため宿題を出す必要がなく、家で勉強ができないお子さんでも成績アップを実現します。
また、テスト範囲の確認テストをすべてクリアしてから本番に臨めるよう進捗管理するため、確実に成績を伸ばせます。
- やる気のないうちの子でも勉強するようになる?
- 具体的にどのような方法で成績を上げる?
- 平均的な個別指導塾と同料金で、約4倍の指導時間って本当?
このような疑問については、次のページで紹介していますので、ぜひご覧ください。





























