学習院中等科3年生―学校の教材だけを徹底反復して成績アップ!
今回は学習院中等科3年生の生徒の学力アップ事例を紹介します。
こちらの生徒は今回の中間考査で、代数が29→62、幾何が30→64という飛躍的な成績アップを遂げることができました。
なぜこのような成績アップをすることができたのか。その秘訣をお教えしましょう。
入塾時の勉強法
入塾時は中学受験を終えて、全く学習の習慣がなくなっていました。また、数学が高度化したために勉強方法が分からず途方に暮れている状態でした。もともと算数が苦手であったこともあり、中学に入ってからさらに内容が難しくなり数学が嫌になったようです。このような負の連鎖を断ち切ろうと、何らかの手を打たなければならない状況でした。
したがって、効率の良い学習方法を身につけ、数学への苦手意識を払拭することが当面の目標となりました。そこで、基礎的な計算を大量に演習してもらいました。反射神経的に解答が出るくらい訓練を徹底しました。
教材を絞ることで成績アップ
世の中には学校教材以外にもたくさん教材が売られています。大変分かりやすく使い勝手がいいです。しかし、定期試験対策で不用意に学校教材以外に手を出すのは危険です。なぜならば、学校の定期試験は学校で配られた問題集やプリントから出題されているからです。
学校の定期試験で高得点を取りたいのであれば、学校で配られた教材をしっかりこなして理解を深めることが大切です。それ以外のものに手を出す余裕はないでしょうし、その必要もありません。今回の生徒は学校で配られた教材『数BEKI』や学校配布のプリントに教材を絞って学習したことで、効率の良い定期試験対策ができました。
学校の教材で問題を絞り、徹底反復することで成績アップ
学校の教材『数BEKI』や学校配布のプリントをしっかりとこなすことが定期試験で高得点をとるための必要条件です。ただ闇雲に、隅から隅まで学校教材をこなすのは効率が良くないです。定期試験で出題される問題だけを徹底的にこなし、身につければ定期試験では高得点が取れます。
定期試験は50分程度の試験ですから、あまり凝った問題や難問を出すことはできません。定期試験では「これだけは絶対に押さえてほしい」「理解していてほしい」という問題が出されます。基礎~標準問題に絞って対策をすれば結果が伴ってきます。
また、科目数が非常に多いため、範囲を絞って対策をしなければ中高一貫校生は大変です。そのような事情を考慮し、今回の生徒には『数BEKI』と学校配布のプリントの基礎を徹底的に反復してもらいました。基礎問題は完璧にできるまでやり直してもらいました。
以上のような学習を行った結果、短期間で成績を30点以上上げることに成功しました。
今後の目標
今後の目標は苦手としている数学の底上げを行い、高校数学に入るまでに中学時代の数学の苦手を克服してもらうことです。そうしなければ、高校数学はさらに難しくなっていき、今までのものを苦手にしてしまうとその後も躓くようになってしまいます。したがって、早めに穴を潰しておきたいです。そうすれば、高校数学でもいいスタートが切れるでしょう。
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投稿者プロフィール
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東京大学文科1類入学、法学部卒業。
子供たちに自分の頭で考える習慣を身に着けさせることが理念。
科目を問わず入門・基礎から東大入試まで対応可能。
趣味は語学(英語、ドイツ語、フランス語)、ワイン、犬(柴犬・ゴールデンレトリバー)、古典芸能鑑賞、ランニング。
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