学習院中等科1年ー効率よく学習して、短期間で成績アップ
今回は学習院中等科1年生の成績アップ事例を紹介します。
この生徒は1年の初夏頃に入塾しました。入塾前の1学期中間テストでは、数学(代数)が50点、英語LLが30点台という状況でした。
しかし、入塾から6ヶ月間、当塾で学習していくことで、2学期期末テストでは数学(代数)が90点、英語LLが84点と、大きく成績をアップすることができました。
なぜ成績が大幅に上がったのでしょうか?
その理由をお伝えします。
入塾時の学習状況
中学受験を無事に終了して、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」状態だったのでしょうか、もはや試験勉強の仕方を忘れている状態でした。
すっかり新しい学校生活を満喫しており、勉強はどこへやらといった様子でした。
とはいえ、学習院中等科は高校進学のためには、平均評定を6.6程度(10段階中)取っておかないと今後は苦戦を強いられることとなります。
そのため、早いうちから手を打っておく必要がありました。
特に意識したのは、折角希望の中学校に合格できたのですから、学校生活を楽しみながら、①効率がよい学習姿勢を身に着け、②短期間で成果を出すことでした。
効率がよい学習姿勢を身に着ける
学習をするのであれば、無駄をなくしたいところです。
試験勉強とは「自分のできなかった分野をつぶすこと」です。ただこの一言に尽きます。
もちろんできるところを見直すのも大切ではありますが、出来ることを延々とやっても仕方がありません。
できないところを徹底的に無くしていくのみです。
そのため、当塾の勉強法の「間違えた問題を明確にしておく」ことを徹底しました。
具体的に申し上げると、間違えた問題には必ず印をつけてもらい、再度解き直してもらうといったことを徹底して行いました。
結局このような弱点となる問題をできるようにすることこそが成績アップの秘訣です。
また、チェックが付いた問題のみを試験前に見直すことが効果的な学習を可能にしてくれます。
当たり前のことであり、簡単で実践が可能です。しかしながら、この「当たり前のもの」が曲者であるかもしれません。
なぜならば、当たり前のことを当たり前にこなす、いわば「習慣化」するのは時間がかかるからです。
簡単なことは、奥深いと思います。
とはいえ、日頃から意識して行うことで難なく「習慣化」ができます。
今回の生徒さんは意識化して「習慣化」することに成功をしておりました。
短期間で成果を出す勉強を実施
数学を例に挙げますと、学習院中等科は『BEKI』を用いており、それを試験範囲としますが、そこから闇雲に出すわけではありません。
必ず問題を指定してくれて、学校側がやるべきことを明示してくれます。
それのみならず、数学などのように、科目によっては「プレテスト」なるものを実施して下さり、その類似問題を試験に出していらっしゃいます。
非常にありがたいことです。これを活用しない手はありません。
無駄に手を広げるのではなく、学校側が「こういうことをやっておいてね!」ということのみを集中的にこなしていきました。
「余計なことをしない。学校で出されたものを隅々まで理解する。」
これが短期間で成績を上げるコツです。
今回の生徒さんは、学校が提供して下さるものを上手に活用し、短期間で効果を出すことに成功しておりました。
今後の目標
今後の目標としましては、このように素晴らしい成績を維持していくことと、他の科目でも同じような学習を行うことでさらに成績を上げることです。
当塾の「勉強法」が身につき、学習が習慣化されてきた結果、学校の定期考査で平均点を取れるようになってきましたが、それに甘んじることなく、さらなる上を目指してもらいたいです。
このように段階的に目標を設定し、それをクリアして、最終的には成績トップ層に常に入っていただきたいと思います。
個別指導塾WAYSでは、このような学校生活が楽しすぎて「勉強習慣が無くなってしまった生徒」、「効果的な勉強のやり方を知らない生徒」が多く入塾します。
そして、当塾が推奨する「勉強法」を実践し、それを体得することで成績を上げていっています。
先程も申し上げましたが、当塾の「勉強法」は容易に実践ができ、優れておりますので、是非とも実践していただきたいです。
学校の成績でお悩みの方は、是非ともお問い合わせください!
投稿者プロフィール
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東京大学文科1類入学、法学部卒業。
子供たちに自分の頭で考える習慣を身に着けさせることが理念。
科目を問わず入門・基礎から東大入試まで対応可能。
趣味は語学(英語、ドイツ語、フランス語)、ワイン、犬(柴犬・ゴールデンレトリバー)、古典芸能鑑賞、ランニング。
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