お子さまが大妻中学に合格してから勉強しなくなったことで成績が低迷し、「高校進学が危うい」と危機感を持っていませんか？
大妻中学には高校への進学要件として、全教科の評定平均が5.5以上であることなどが定められています。
この要件をクリアできないと大妻高等学校に進学できず、お子さまの将来が大きく変わってしまう可能性があります。
本記事では、大妻高等学校への進学要件や、進学するために必要な学習方法を解説します。
大妻高等学校へ進学し、希望する大学にお子さまを行かせてあげたいと考えている保護者の方はぜひ最後まで読んでみてください。
※内部進学に関する情報は更新される可能性があるため、最新情報を知りたい方はWAYSへお問い合わせください。
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大妻中学から大妻高等学校へ進学するには評定5.5以上が必要
当塾の調査によると、大妻中学から大妻高等学校へ進学するには次の要件を満たす必要があります。
- 評定2以下の教科が1つもない
- 評定3～4の教科は3つ以下
- 全教科の評定平均が5.5未満ではない
大妻中学校の成績評価は10段階のため、全教科で平均以上の成績を収めなければなりません。
得意教科をひたすら伸ばすよりも、苦手教科の克服が重要になります。
また、大妻中学では英語教育に力を入れており、英検の取得を学習目標に掲げています。
中学1年生は英検4級、2年生は3級、3年生は2級と、学年に応じて取得目標の級を設定しているため、可能であれば取得しておくと評定アップつなげられるでしょう。
※内部進学に関する情報は更新される可能性があるため、最新情報を知りたい方は中高一貫専門塾WAYSへお問い合わせください。
大妻高等学校の進学先は難関私立大学が中心
次に大妻高等学校の卒業生の進路を2024年3月卒業生の実績を基に紹介します。
大妻高等学校の進学先は難関私立大学を中心としています。
卒業生273名のうち、早慶上理に合格したのはのべ141名、GMARCHへの合格者はのべ325名です。
合格者の内訳を以下にまとめましたので、参考にしてみてください。
| 学校名 | 合格者数 |
| 早稲田 | 37 |
| 慶應義塾 | 27 |
| 上智 | 48 |
| 東京理科 | 29 |
| 学習院 | 33 |
| 明治 | 74 |
| 青山学院 | 41 |
| 立教 | 63 |
| 中央 | 39 |
| 法政 | 75 |
参照：大妻中学高等学校「進学実績」
また、2024年3月卒業生のうち、国公立大学に現役合格したのはのべ33名です。
主な実績を以下にまとめましたので参考にしてみてください。
| 学校名 | 合格者数 |
| お茶の水女子 | 4 |
| 一橋 | 3 |
| 千葉 | 3 |
| 東京医科歯科 | 2 |
| 東京農工 | 2 |
| 筑波 | 2 |
| 横浜市立 | 2 |
参照：大妻中学高等学校「進学実績」
内部進学先である大妻女子大学に進む生徒は26名で、全体の10%程度に留まります。
大妻高等学校では内部進学よりも、大学受験をして外部の難関私立大学や国公立大学に進学する生徒が多いことがわかります。
大妻高等学校の進学先は社会科学・自然科学系の学部が多い
大妻高等学校の卒業生は、社会科学や自然科学系の学部に進む割合が高いです。
進学先の学部内訳を以下の表にまとめました。
| 学部分類 | 割合（%） |
| 社会科学系 | 40.1 |
| 自然科学系 | 36.8 |
| 人文科学系 | 16.3 |
| 家政・芸術・体育系 | 6.7 |
参照：大妻中学高等学校「進学実績」
割合でみると、文系学部に進学する生徒が若干多い傾向にあります。
また、医学部や薬学部、看護学部などの医療分野に進む生徒も一定数います。
主な進学先は、国際医療福祉大学、北里大学、帝京大学、関西医科大学などです。
大妻中学から大妻高等学校へ進学するには評定平均5.5以上が求められるため、得意科目で高い評価を得ても、苦手科目の評価が低いと5.5を下回る可能性があります。
内部進学を確実にするには苦手教科の克服が重要です。
苦手教科を克服するために努力をした経験は、将来に控える大学受験でも役立ちます。
WAYSは中高一貫校専門の学習塾として、500校以上の指導実績を基に各校のカリキュラムを研究しているため、お子さまに合わせた学習サポートを行います。
具体的な指導方法について知りたい方は、無料で今すぐ請求できるWebパンフレットをご覧ください。
大妻中学高等学校で成績アップするには英語と数学が鍵
大妻中学から大妻高等学校へ進学するためには、学校が力を入れていて、苦手な生徒の多い英語と数学の学習が重要です。
大妻中学高等学校では、中学段階で英検準2級までの取得が目標として設定されます。
高校段階では1年生から数学の授業を習熟度に応じて発展・標準の2段階に分け、少人数授業が行われます。
高校2年生からは英語でも同様の少人数授業が行われるため、授業方針として英語と数学に力を入れていると言えるでしょう。
しかし、学研の中学生白書Web版（2024年11月調査）では、中学生の一番苦手な教科として「数学」と「英語」が1位・2位に挙げられています。
数学と英語は、前の単元が次の単元を理解するための土台となる積み上げ式の科目なので、一度つまずくと取り戻すのが難しいです。
本章では英語と数学の苦手を克服し、成績アップにつなげる方法を解説します。
英語は全文和訳で文法と単語を定着させる
英語は「NEW CROWN」のテスト範囲における英単語と文法を徹底的に覚えましょう。
テスト範囲の新出単語は、全て日本語訳を覚えられるまで暗記学習を繰り返します。
テストまで日数がある場合、ノートの見開き2ページの左側に教科書の英文を写し、右側に和訳を書いて、文章の流れをまとめて頭に入れておけば定期テスト対策はばっちりです。
「ENGLISH SEARCH」などの問題集は3周やり込んで、完璧に仕上げましょう。
そのため、1周目から問題集に解答を書き込まず、ノートや問題集のコピーを使って問題を解くようにするとよいです。
数学は問題集を3周やり込んで完璧に仕上げる
数学はテスト範囲の教科書・問題集の問題を3周やり込んで「解法・考え方」をしっかり身につけることが高得点への近道です。
英語と同じように1周目から問題集に解答を書き込まず、ノートや問題集のコピーに書き込みましょう。
3周解く方法としては、「体形問題集」や「サクシード」などの問題集をまずは1周解き、間違えた問題にチェックを付けます。
このとき、わからない問題があっても悩む時間をかけず、解説を読んで考え方を理解できたらチェックを付けて、次の問題へ進むようにしましょう。
2周目以降はチェックを付けた問題を中心に周回すれば、効率良く反復学習ができ、内容の定着が可能です。
大妻中学高等学校の成績アップ事例
ここからは大妻中学高等学校の生徒がWAYSに通って、成績アップに成功した事例を3つ紹介します。
夏期講習で集中的に学んで成果を出した生徒や、数学で満点に近い得点を獲得した生徒などの事例を紹介しますので、学習方法の参考にしてみてください。
中学2年生：英語 22点→69点（＋47点）理科 54点→90点（＋36点）
入塾前、中学2年1学期期末テストでは英語22点、理科54点と低迷していました。
原因は、中学1年で習った基礎が身についておらず、復習方法も分からなかったためです。
そこでWAYSでは次のような指導を行いました。
- 夏期講習を活用し、英語と数学について中学1年の分野から徹底的に復習を実施
- 季節講習で集中的にWAYSへ通塾し、苦手分野の復習用コマを設定
- 基礎知識を固めることで、新しい単元を理解できる土台を再構築
結果、2学期期末テストでは英語69点（＋47点）、理科90点（＋36点）と大きく成績アップできました。
中学3年生：数学 41点→64点（＋23点）理科Ⅰ 30点→71点（＋41点）
入塾前、中学3年1学期中間テストでは数学41点、理科Ⅰ30点と低迷していました。
原因は、効率の良い勉強法が分からなかったためです。
そこでWAYSでは次のような指導を行いました。
- 「1つの問題に1分以上悩まない」という学習ルールを指導し、時間管理を徹底
- 試験範囲の問題を何周も解くことを指導し、数学は『4STEP』を繰り返し演習
- テスト直前にはランダムに問題を解くことで、計算速度と問題への対応力を向上
結果、1学期期末テストでは数学64点（＋23点）、理科Ⅰ71点（＋41点）と大幅に成績アップできました。
高校1年生：数学68点→99点（＋31点）
入塾前、中学3年2学期中間テストでは数学が68点と、目標には遠い点数でした。
原因は、テスト前しか学習せず、範囲の問題集を最後まで解ききれなかったためです。
そこでWAYSでは次のような指導を行いました。
- 学校教材『サクシード』の後に確認テストを実施し、学習管理アプリで徹底管理
- 疑問点は長時間悩まずに講師に質問することで解決し、学習効率を向上
- テストに直結する周回教材を徹底し、基本問題から応用問題を扱う力を育成
結果、高校1年2学期期末テストで数学が99点（＋31点）と大幅に成績アップできました。
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」には、500校以上の中高一貫校生の指導実績があり、お子さんが通う中高一貫校にも対応できます。
左下の虫めがねマークより「学校名 成績アップ」で検索すると、学校別の成績アップ事例を探せます。ぜひお試しください!
大妻中学から大妻高等学校への進学は学校教材の反復学習が大切
大妻中学から大妻高等学校へ進学するには全教科で平均以上の成績を収める必要があります。
得意教科を伸ばすのはモチベーションを保ちやすい分簡単ですが、苦手教科を克服するのは難しいですよね。
WAYSでは学校教材の反復学習を中心に伴走型の指導を行っているため、塾からの宿題を追加で出さず、お子さまの負担を増やすことなく成績アップを目指せます。
当塾が推奨する「学校教材の3周やり込み」でなぜ成績が上がるのか、以下の記事で詳細に解説していますので、併せてご覧ください。
