中高一貫校で進級できないとどうなる?選択肢と、留年回避のためにできること

中高一貫校で進級できないとどうなる?後悔する前にやるべき対策法
中高一貫校では、次のような場合に、進級できないケースがあります。

  1. 出席日数が足りない
  2. 成績が極端に悪い(多くの場合、学年末に評価1がついたとき)

不登校や、長期の病気療養など、学校へ行けない理由がある場合はやむを得ませんが、成績不振が原因であれば、留年や退学は回避可能です。

「このままでは進級できない」と宣告されてしまったご家庭向けに、これまで500校以上の中高一貫校の生徒を指導してきた「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」が解説します。

中高一貫校で進級できない場合の選択肢

留年

進級できない場合、留年するのが一般的です。

しかし、1学年下の後輩と一緒のクラスになるわけですから、お互いに接し方が難しくなります。現実問題として教室の中で浮いてしまうケースもあるでしょう。

自己肯定感の低下に繋がり、結局は退学をして環境を変える選択するケースもあります。

別の学校へ転校

中学生か、高校生かで、状況は大きく変わります。

中学生で成績が極端に悪く、高校への進級が認められない場合には、他の高校を受験する必要に迫られるため、公立中学に転校するように申し渡されます。

中高一貫校に比べると公立中学は授業の進み具合が遅いため、勉強でついていきやすくなる利点があります。人間関係に悩んでいる場合は、環境がリセットされ良い影響になるケースもあるでしょう。

しかし逆に、新たな人間関係を築く難しさがあるのも事実です。特に地元の公立中学に戻る場合は、「私立からの出戻り」というレッテルとどう向き合うのかを問われます。

メリット・デメリットの詳細は、中高一貫校教師歴30年の視点から詳しく解説しています。ぜひ次の記事をご覧ください。

高校生では、公立高校への転校は極めて難しいため、別の私立高校への編入か、通信制の高校への転入が現実的な選択肢です。

詳細は次の記事で詳しく解説しています。

高卒認定試験(旧・大学入学資格検定)の合格を目指す

高校生で転校が現実的ではない場合は、高校にこだわらず「高卒認定試験(高等学校卒業程度認定試験)」の取得を目指すのも、有力な選択肢です。

合格すると、高校課程修了者と同等以上の学力があると見なされます。

特に人間関係に悩んでいた場合は、自分のペースで勉強を続けながら、大学や短大、専門学校の受験を目指せるわけですから、大きなメリットです。

高校を中退したとしても、最終的には大人になって何をなすかが人生です。

立ち止まったことで、他ならぬ自分自身がどうしたいのかを見つめ直し、目標を再設定できれば、同級生に追いつき、追い越すこともけっして非現実的ではありません。

留年や退学を回避するための2つのポイント

前提として知っておくべき「中高一貫校では家庭学習が不可欠」という事実

中学受験を見事に突破した我が子が、中高一貫校では進級できないかもしれない瀬戸際まで追い込まれてしまっている。

なぜなのか……理由は実は明確です。

私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」には、成績低迷で悩む中高一貫校生が在籍しており、92.9%の成績アップを実現しています。

その経験からすると、成績低迷している中高一貫校生は、けっして能力がないわけではなく、やるべき勉強をしていないから本来のポテンシャルを発揮できていない、というのが事実です。

やるべき勉強とは、家庭学習です。

なぜなら中高一貫校の授業は進み具合が早く、難易度も高い特徴があるため、不足する分を予習・復習で補う前提になっているからです。

もともと、ただ授業を受けているだけでは、好成績は望めない仕組みになっています

中高一貫校生に必要な家庭学習とは? 具体的に「どのような勉強を、どれだけする必要があるのか」については、次の記事で詳しく解説しています。

予習、復習、学校から出される宿題や課題、実力をつけるための演習……これらをほとんど、あるいは一切やっていなかったとしたら、どんなに能力がある生徒でも、学校の授業についていくことができません。

「進級できない」評価1を避けるためにできること

多くの中高一貫校では、学年末評価で、何かしらの科目で評価1がついたときに留年となり、進級できないことが確定します。

具体的な目標として、評価1を取らない努力をする必要があります。

評価1を取るということは、よほどのことです。

定期テストの点を考える前に、授業態度が悪かったり、宿題・課題の提出率がゼロに近いのであれば、これらの改善が必須です。

心を入れ替えると自分の中で決めるだけではなく、担当教科の先生に「改善したいと思っている」事実と、そのためにすべきことを相談に行きましょう。

教師も人間ですから、このコミュニケーションがあるかないかで、結果が大きく変わる可能性があります。

定期テストでは、少なくとも平均点を目指します。

必要なのは家庭学習です。

予習、復習、学校から出される宿題や課題、実力をつけるための演習を計画的に行なう必要があります。

中高一貫校ではどんどん授業が進んでしまいますから、わからない箇所のリカバリーも簡単ではありません。かなりの努力が必要です。

評価1の回避方法については、中高一貫校に勤めて10年になる教師が、次の記事で解説しています。現場にいるからこそのノウハウをぜひ確認してください。

“定期テストで平均点” を目指すための解決策「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」

「評価1で進級をさせない」という学校側の方針は、言い換えれば、そこまで勉強が遅れてしまうと追いつくことが現実的に困難であるという事実を意味します。

まだ留年が決まってはいないとはいえ、その瀬戸際にあるということは、現時点でもリカバリーはとても難しいのが現実です。

また、「家庭学習が不可欠と言われても、なにから始めればいいのか……」という方も少なくないはずです。そもそもお子さんが思春期で反発して、うまくコミュニケーションを取れずに悩んでいらっしゃるかもしれません。

だからこそ、私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」が解決策となるケースがあります。

WAYSは、中高一貫校の授業についていき、定期テストで良い成績を取るための補習塾です。中高一貫校それぞれの個別カリキュラムや検定外教科書に対応しています。

左下の虫めがねマークより「学校名 成績アップ」で検索すると、お子さんと同じ中高一貫校に通う生徒の成績アップ事例を探せます。

中高一貫校専門を名乗るWAYSならではの指導方法や、成績アップ実績、気になる料金体系は、無料でダウンロードできるWebパンフレットで確認できます。ぜひチェックしてくださいね。

投稿者プロフィール

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中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。

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