理系の大学受験はどの塾がおすすめ？選ぶポイントと適性紹介

2023年01月28日 2023年02月13日

コラム

理系の人にとって、大学受験用の塾選びは重要です。

塾や予備校は種類が複数あり、どこが自分に合っているのか分かりにくいこともあるでしょう。
偏差値アップのためには、理系に強い塾なのか・理系の講師がいるのかといったことも気になります。

そこでこの記事では、理系の人が大学受験用に塾を選ぶ際のポイントと、今のあなたがどのタイプの塾に通えばよいかについてご紹介します。

「自分に合った塾選びがしたい」
「理系の大学受験対策用の塾は、どこがよいだろう」

など、塾選びでお悩みの方は参考にしてください。

このページの目次

1 理系が大学受験対策用の塾を選ぶポイント
2 理系の大学受験対策ならどこがおすすめ？｜特徴と向いている人
3 まとめ

理系が大学受験対策用の塾を選ぶポイント

国公立のの理系大学・学部では、共通テストで社会がない代わりに理科を2科目選択となっているところがあります。

私立では、数学・理科・英語が一般的です。
だからこそ、理系科目を重点的に勉強する必要があります。

塾選びでは、これらの指導がしてもらえることに加え、自分に合っている塾を見つける必要があります。
選ぶポイントは、次の6つです。

理系科目がカリキュラムに入っている

まず必要なのは、理系科目である数学・理科が塾や予備校のカリキュラムに入っていることです。

中には、数学・理科に特化した理系学部専門の塾もあります。

また、理系に強い講師が在籍していることもチェックしたいポイントです。

文系科目も対策してもらえる

理系といっても、国公立大学の場合は、国語や英語を受験する必要があります。

私立大学でも、英語が必須の学部もあるため、合わせて文系科目の指導もしてもらえる塾や予備校が理想です。
理系専門塾を選択する場合、国語・社会の指導がない可能性もあるため、必ず確認しましょう。

理系学部の合格実績が豊富にある

理系学部の合格実績の有無も参考になります。

塾や予備校では、塾生の大学合格実績を発表していることがあります。
各塾のホームページに掲載されているため、一度確認してみましょう。

志望校や志望校と同程度の偏差値の理系大学・学部が複数あれば、より安心できます。

自分の学力に合っている

理系の人に限らず、自分の学力と合っている塾を選ぶことも重要なポイントです。

難関大学を目指しているからと、難関大学合格者が多い塾を選んでも、基礎力が身についていなければついていけないことも考えられます。

>基礎力を身につけたいのか、応用力を身につけたいのかによって、選ぶべき塾は異なるため、しっかり見極めが必要です。

必要なサポート体制が整っている

自分自身が必要なサポート体制が整っている塾を選ぶことも、偏差値アップのために大切な要素です。

塾や予備校では、それぞれ講義以外にもさまざまなサポート体制をとっています。
たとえば、次のような内容です。

自習室が使い放題
送迎サービスがある
頻繁にカウンセリングを実施している
参考書や赤本が豊富に揃っているなど

せっかく通うのであれば、使えるサポートはどんどん使っていきたいものです。
必要だと思うサポート体制が整っている塾や予備校を探して、塾を有効活用しましょう。

友人のおすすめや口コミは参考程度にとどめる

周囲に塾へ行っている友人や兄弟もいるでしょう。
よい塾だと進められることがあるかもしれません。

しかし、その人に合っているからといって、あなたにも合っているとは限りません。
口コミも同様です。

友人や口コミの話は、感想を鵜呑みにするのではなく、その塾がどのような塾かを聞くだけにとどめ、自分自身が一番合うと感じる塾を選びましょう。

理系の大学受験対策ならどこがおすすめ？｜特徴と向いている人

塾はさまざまな種類があります。大きく分けると「予備校・集団塾」「個別指導塾」「オンライン塾」の3つです。
これら3つのタイプは、それぞれ異なる特徴があり、どの塾が合っているかの判断材料になります。

それぞれの塾の特徴と、どのような人が向いているかをご紹介します。

予備校・集団塾

予備校や集団塾では、基本的にひとつの教室の生徒が、全員同じ講義を受講します。

さまざまなコースがあり、自分に合ったコースの選択が可能です。
講義中は質問ができず、講義終了後にチューターと呼ばれる指導員に質問をします。

理系に強い予備校もあり、ハイレベルな講義が受講できるでしょう。

ただし、予備校や集団塾では「すでに基礎が身についている生徒」が対象となっていることがほとんど。
これから基礎学習をする場合は、レベルが高すぎてついていけない可能性があります。

また、基礎力が身についている人でも、講義についていくためには、予習・復習や単語の暗記など、自主的に進めなければなりません。

【予備校や集団塾が向いている人】

周囲のライバルと切磋琢磨しながら勉強していく方がやる気が出る人
基礎力がすでに身についている人
自主的に勉強できる人

個別指導塾

個別指導塾は、同じ教室にいてもそれぞれが別の勉強をする塾です。
予備校に比べ少人数制で、常に講師がおり、分からない箇所はその場でいつでも質問ができます。

個別指導塾では、生徒一人ひとりに対し面談を実施し、現状の学力に合わせて何をすべきか細かく指導してもらえます。
理系に強い講師がいる塾もあるため、気になる個別指導塾があれば確認してみるとよいでしょう。

個別指導塾では、同じ教室内でも基礎を学んでいる人もいれば、ハイレベルな応用問題を解いている人もおり、個々のペースで勉強を進められます。
そのため、誰かと張り合って成長したいタイプの人には、少し物足りないと感じるかもしれません。

【個別指導塾が向いている人】

基礎学力から身につけたい人
自分のペースで勉強したい人
自主的に勉強することが苦手な人

オンライン塾

オンライン塾とは、パソコンやスマートフォンで講義を受ける塾のことです。

一部の予備校では、自宅でも受講できるシステムを構築しています。
またオンラインで、個別指導をしてもらえるケースもあり、指導方法が多種多様なことが特徴です。

オンライン塾にも、理系専門の塾があります。
入塾を希望する場合は、必要な科目を受講できるかチェックしましょう。

難点としては、周りからの刺激がなくモチベーションを持ち続けることが難しいこと、オンラインの形態によっては、分からないことをすぐに質問できないことなどが挙げられます。

【オンライン塾が向いている人】

近くに行きたい塾や予備校がない人
自宅でも集中してコツコツ勉強できる人
多忙で通塾の時間を省きたい人

まとめ

理系の人が大学受験対策で塾へ通う場合、理系に強い塾や予備校・理系科目に強い講師が在籍しているといったことをチェックしたいものです。

しかし、どんなに理系に強い塾でも、自分自身の学力に合っていなければ学力アップはスムーズに進みません。
自分自身の現状や塾へ行く目的を明確にし、成績アップできる塾選びをしましょう。

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