【中高一貫校】日本大学第三中学校・高等学校の内部進学の基準・対策を徹底解説

2024年01月03日

学校紹介

日本大学第三中学校・高等学校は、日本大学の特別付属校で男女共学の中高一貫校です。東京都町田市に校舎があり、特進クラスと普通クラス、スポーツクラスの3クラス編成となっています。同校からの内部進学実績や、他大学への進学との違いなどをチェックしてみましょう。

このページの目次

1 日本大学第三中学校・高等学校の内部進学について
2 日本大学第三中学校・高等学校の内部進学制度
- 2.1 内部進学の基準
- 2.2 他大学への受験
3 日本大学第三中学校・高等学校の内部進学対策

日本大学第三中学校・高等学校の内部進学について

系列大学

日本大学と日本大学短期大学が系列大学となっています。日大グループは非常に大きく、たくさんの高校や中学校が設置されています。どの学校からも日大への内部進学をする生徒が多く、日本大学第三中学校・高等学校でもストレートに進んでいく生徒がいます。

内部進学できる学部

日本大学第三中学校・高等学校から日大への内部進学については、特に学部の縛りはありません。それぞれの学部で一定の推薦枠が決まっていますので、基準に基づいて水準以上となっていること、かつ他の希望者との兼ね合いで推薦を取れるかどうかが決まります。法学部や医学部などは難易度が高いですが、進学実績も毎年あります。

内部進学率

年度による違いがありますが、通常は40パーセント台の生徒が日本大学への内部進学を決めます。学部の内訳としては、法学部や文理学部が多く、次いで商学部や生物資源科学部、経済学部などがいます。医学部や薬学部への進学も見られますし、文系学部にもまんべんなく進学者がいます。かなり幅広い学部への進学がなされているわけです。

日本大学第三中学校・高等学校の内部進学制度

内部進学の基準

基本として、日大推薦の統一テストである「基礎学力到達度テスト」と高校在学中の評定が選考基準となります。志望する学部によって可否が分かれるところですが、いずれかの学部に内部進学できる推薦資格をほとんどの生徒を取ることができます。総合評定については、学業及び学生生活全般における態度や出欠状況、課外活動における活躍などを総合的に見ることになります。もちろん、統一テストだけでなく、学期ごとに行われる定期テストの点数も影響します。学部によっては競争が厳しくなりますので、総合的な高い評価を得られるように3年間を通じて努力する必要があります。

他大学への受験

東京大学や一橋大学など難関大学への合格実績も毎年あります。また、私立大学では慶応や明治、早稲田、上智などへの進学者も例年見られます。外部大学への進学としては、私立大学へ行く人が多い傾向にあります。また、日本大学第三中学校・高等学校として指定校推薦枠を全国120大学ほどから得ているので、そちらを利用する生徒も多数います。

日本大学第三中学校・高等学校の内部進学対策

学校の定期テスト対策

日本大学第三中学校・高等学校では、基礎を中心とした定期テストを実施しています。比較的難易度の高いテスト内容となっていますが、授業で取り上げられている内容から出題されますので、しっかりと予習と復習をしていれば安定した成績を収められるでしょう。教科書と共に、それぞれの科目で使用する問題集やタブレット端末の副教材、プリントなどから出題されることが多いので、使用した教材はすべて網羅しておくことが点数を積み上げていく鍵となります。総合評定では平均点での評価となりますので、どれか点数が悪い科目があると、平均点をぐっと下げてしまうことになります。点数が取れない科目についての自覚があるなら、早めに克服しておくことが重要です。

学校独自の試験や外部の模試対策

日本大学への内部進学では、グループ付属校で統一して行われる基礎学力到達度テストが非常に重要な位置を占めます。どの学部についても、この独自テストの評点を参考にしていますので、確実に高得点を取れるようにしておきたいものです。主要4教科から構成されるもので、名称からも分かるように基礎学力を中心としたものです。今までに勉強したことをしっかりと把握できているかが問われますので、過去の学習内容もしっかりと振り返りつつ学習を進めていくことが求められます。

外部模試は、河合塾模試などの全国模試を受けることができます。といっても、こうした模試は主に外部大学を受験する生徒向けのものです。内部進学については大きなウエイトを持つものではありませんが、自分の学力を把握したり苦手分野をチェックしたりするのに役立ちますので、受けておいて損はないでしょう。

他大学の入試対策

日本大学第三中学校・高等学校では、生徒一人一人の希望に合わせた進路指導をしています。そのため、早い段階で他大学の受験を希望しているのであれば、進路相談の場で伝えて必要なサポートを受けることができます。科目選択のポイントを教えてもらったり、二次試験や小論文の対策などについても指導してもらったりすることができます。さらに、難関大学対策としての補習なども実施してくれるケースがあります。医学部への進学者も毎年実績を残していて、面接対策などの手厚いケアを受けることができます。

投稿者プロフィール

中高一貫校専門個別指導塾WAYS 編集部: 中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
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英語、数学をメインに指導を行っています。