同志社女子高等学校1年生―スタートダッシュの早さと演習量増加で成績アップ!
同志社女子高等学校の成績アップ事例を紹介します。
この生徒は中学3年の8月に入塾しました。高校生になり数学がさらに難しくなったこともあり、高校1年生の1学期中間テストでは、数学Ⅰが12点という状況でした。
しかし、そこから約6か月間、当塾で学習していくことで、高校1年生の2学期期末テストでは数学Ⅰが55点、と40点以上成績をアップすることができました。
なぜ成績が大幅に上がったのでしょうか? その理由をお伝えします。
入塾時の学習状況
入塾のきっかけは、テスト勉強の仕方がわからないことでした。
さらに問題を細分化すると、
1:先生にどう質問していいのかわからない
2:先生にそもそも質問するのが苦手
3:テスト勉強の時間配分がわからない
という3つの課題点に分けることができました。
これらの課題を解決するため以下のアプローチをとりました。
スタートダッシュを早くすることで問題集を3周解いた
数学の教材は『4stepⅠ+A』という傍用問題集を使用しています。
この生徒が所属する学校では、このテキストから毎テストに50題ほど出題がされます。
成績が不振だった頃は、テスト2週間前から問題集に取り掛かり、1周解き終わるのがやっとという状況でした。
そこで問題集に取り掛かるのはテスト3週間前からにするよう生徒に交渉しました。
その際、生徒は不満げな様子でしたが、「同じ勉強の仕方では成績は上がらない。勉強法の何かを変えてみようよ。」と訴えかけることでテスト3週間前から問題集を解き進めることを決心してくれました。
もちろん初めのほうは問題を解くペースはゆっくりでした。けれどもテスト2週間前を切ったところで問題集1周を解き終えました。
それから波に乗って間違えた問題を解く2周目に着手できました。さらには総仕上げとして、ノートに解いた問題をすべて見返す3周目も実施できました。
「2週間前から本気を出せば間に合う!」というのは理想に近いです。
そう理想を掲げている時の自分と実際に勉強に取り掛かる時の自分は全くの別人だと思って学習計画を立てることを生徒には意識してもらっています。
講師が生徒のわからないところを把握する
ただテスト対策開始時期を早めるだけでは大幅な改善には繋がりません。
この生徒が抱えていた課題点である「うまく質問ができない」という点にフォーカスして課題解決を図りました。
まず「何かわからないところはある?」と聞いても言語化が苦手な生徒は返答してくれません。
そうした抽象的な質問を講師がするのを避け、「余弦定理は習った?」や「2点の座標がわかっている時の2点間の距離はどう出すか知ってる?」と具体的な質問をするようにしました。
こうしたアプローチを行うことで、問題集を解くペースを早めることができました。
長期的に見れば「質問ができる」生徒に育てていくことはもちろん重要です。
しかし目の前の課題を解決するためには、講師側が生徒のわからないところを把握することがより重要になってきます。
指導の結果、数学Ⅰが55点にまで点数が伸びました。
前回からの伸びは43点でした。
今後の目標
今後の目標は数学で平均点以上をキープすることです。
目標達成のために数学の問題演習をなるべくテスト1週間前までに終わらせ、1週間前を切ったら知識を暗記する作業に時間を費やしていこうと生徒自身が考えていました。
個別指導塾WAYSでは、テスト対策の仕方がわからない生徒が多く入塾します。
そういった生徒は、スタートダッシュを早く切ることで、テスト前だけに付け焼き刃的に対策する状況を打破していきます。
学校の成績でお悩みの方は、是非ともお問い合わせください!
投稿者プロフィール
- 京都大学大学院 工学研究科 都市社会工学専攻修了 得意科目は数学 某予備校で6年間アルバイトをした経験を活かし、生徒が自分の頭で考える習慣をつけ学力が向上できるように励んでいる。趣味は読書、カフェ巡り
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