「疲れているとき」の勉強法~精神疲労編~
みなさん、こんにちは!市ヶ谷教室の福永です。
テストまで残り1か月を切っていると思いますが、しっかり勉強していますか?
本日がバレンタインデーだから昨日夜ふかししてチョコを作っていて疲れているよ!という
女子もいるのではないでしょうか?(その恩恵を私がうけたかどうかは詮索しないでくださいね泣)
前々回「疲れているとき」の勉強法~肉体疲労編~と題してお話しさせていただきましたが
今回は~精神疲労編~としてお話しさせていただきます。
前回の記事はこちら!
精神疲労と勉強効率との関連性
では、精神疲労、についてまずお話しさせていただきます。
精神疲労とは、その名の通り、「心が疲れる」ことを言います。
肉体の場合ですと、筋トレをする、生活習慣を見直す
ことで鍛えることが可能で、「疲れにくくなる体づくりをする」
ということができますし、
成長するにつれ、体力が自然とついてくる、ということもいえます。
しかし、精神の場合、自らを律すること、でしか鍛えられません。
また、肉体と違い、成長するにつれ、自然と精神力が増す、ということがない
ことも言えます。
そのため、自らを律することをしなければ
いつまでたっても精神のキャパシティーが変わらない生徒もいます。
そういう生徒は、
楽な方に流されがちであり、勉強に対し後ろ向きな姿勢が災いし
効率が悪くなる傾向があります。
しかし、精神疲労に関しての良いこととしては、
肉体疲労よりも回復がしやすい、ということです。
肉体疲労の場合は、寝る、という時間のかかる方法でしか
回復しないのに対し
精神疲労に関しては、時間をかけずして
回復することができます。
ではこの、
肉体とは性格の異なった精神疲労
がある場合、どのように対処したらいいのでしょうか?
精神疲労があるときの対処法~どう勉強するか~
①圧倒的に勉強したくないとき
まず、勉強をやめましょう。
え!と思うかもしれませんが、そんな時に勉強をしたところで
効率が悪くなるに決まっています。
やりたくない!と思っているときにやった勉強の習得率が良い
と思いますか?思いませんよね?
そうであるならば、やらない方が得策です。
むしろ「勉強しようかな」と思ってやった時の方が
効率よくできるでしょう。
しかし、現実としては、
宿題がある
テスト勉強がある
課題がある
やらなくていいわけがないだろう!と思う人もいると思います。
その時に、精神疲労の特徴である「すぐに回復できる」という長所を生かします。
精神が疲れているのであれば
気分が晴れるようなことをしましょう!
友達とライン?
携帯ゲームをする?
テレビを見る?
いずれにしても、自分にとって「心地よいもの」を
やることは、このあと行う勉強効率を格段に上げます。
「気分転換」がうまくできれば、気分転換をせずに勉強するよりも
気持ちよく、前向きな気持ちで学習に臨めます。
しかし、ここで注意しなければならないことがあります。
それは、
肉体疲労を増やしては何の意味もない
ということです。
気分転換できる、という点では上記のような方法はいいのですが、
それによって
「疲れた。勉強したくない」
となっては、本末転倒です。
勉強に向けての意欲が増さない気分転換など、何の意味もありません。
むしろ、その気分転換をするだけの体力があったのであれば
すこしでも勉強すればよかったのでは?
と言いたくなります。(体力があっても勉強したくない!という気持ちは
わからないでもありませんが)
そうなるとここで大事なのは
どこが肉体疲労がたまる(勉強のやる気をなくしてしまう)境界線かを
しっかり把握しているか、ということです。
これがわかっている人は
「さあ、そろそろ勉強しようかな!」
としっかり切り替えることができ、
ON・OFFをはっきりできる、
勉強をする上で重要な素地が備わっていることになります。
逆にこれができない人はいつまで経っても
「疲れている」ことを言い訳に勉強しない、
成績が伸び悩む原因を自ら作り出していてしまっているのです。
もちろんこれは気分転換の時間・媒体によって
個々に変わります。
無駄に「気分転換」をするのではなく、しっかり考えて
行いましょう。
この項目のまとめを行うと
・勉強したくないときは勉強しない
・それでも勉強しないといけないときは気分転換をする
・気分転換と引き換えに肉体疲労を得てはいけない
となります。
②勉強するだけの精神状態にある
とりあえず勉強を始めましょう。
その際に大事なのは
どの科目を
どの順番で
どのくらいの時間
どのくらいのレベルの問題を
やれば効率よく勉強できるかを考えながら
やっていきましょう。
この文章、前々回のブログとまったく同じこと書いているのですが、
それは、これが一番大事なことなので、2度書きました。
上記の判断を誤ると、
精神疲労が急激に増え、「もう疲れた、やりたくない」
となってしまいます。
まとめ
2回にわたって「疲れたとき」の勉強法について
お話をさせていただきましたが、
明瞭で確立したやりかた、については書いていなかったかと思います。
それはそうです。
そのやり方は
個々人によって違い、かつ、個々人が自分で見つけないといけない
からです。
ではそれはどうやって見つけるか?
簡単に言えば、勉強する、です。
勉強して、失敗して、成功して、見つける
これに限ります。
それを現状に満足することなく、何度でもアップデートしていく。
飽くなき探求心がどんな状況に陥っても落ち着いて勉強できる自分を作り上げます。
この記事を見て、少しでも自分の疲れと向き合いつつ
効率の良い学習を行っていただければ幸いです。
次回は
学習計画の立て方についてお話しします。
乞うご期待!
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