「疲れている」ときの勉強法~肉体疲労編~
みなさん、こんにちは!
突然ですが、部活や日々の生活などで疲れが溜まり、「疲れていて勉強ができない!」となったことはありませんか?
「一日中寝ていたいなぁ….。」と思っても、現実は宿題・テスト勉強があり、「疲れていても勉強しなければならない!」状況が待っています。
ではどうすればいいのでしょうか。
今回は「疲れている」ときの勉強法を2回にわたってお伝えします。
このページの目次
「疲れ」は2種類存在する
「疲れていて勉強できない!」の「疲れ」とはそもそも何なのでしょうか?
「疲れ」とは2種類あります。
「肉体疲労」と「精神疲労」です。
そのため、上記2種類のパターンに即して対処する必要があります。
今回は肉体疲労についてお話します。
肉体疲労と勉強効率との関連性
まず、肉体疲労とは何かです。
書いて字のごとく「体が疲れている」状態であり、これを回復するには睡眠が一番です。
栄養ドリンクやエナジードリンクなどもある程度効果があるようですが、睡眠よりも効率の良い回復方法はなく、起きている間に疲労回復するのは非常に困難であり、疲労は常に増していくものとなります。
精神力だけではどうしようもないのがこの肉体疲労です。
1日学校生活を送るだけで必ず肉体疲労が発生するため、学校がある日にまったく疲れがない状況で勉強する!というのはほぼ不可能です。
勉強したくない!と思ってもやらないといけない現実。
では、どのように対処していけばいいでしょうか。
肉体疲労があるときの対処法~どう勉強するか~
この場合、疲労の度合によります。
今回は3パターンに分けお話します。
疲労度に応じた方法をとるだけで「疲れていても勉強できる」状況を作れます。
①寝る以外の行動ができない
いきなりですが、まず寝ましょう!
えっ!?と思うかもしれませんが、それほどの疲労を感じているときに勉強しても効率が格段に悪くなります。
無理をして勉強することで余計に肉体疲労を増すと、次の学習にも影響を与えかねません。
「明日テストがあるんだ!」「宿題をやらないといけないんだ!」
となったとしてもそれならば
◎少し昼寝をしてから勉強する
◎翌朝早起きして勉強する
上記2つの方がはるかに効率的です。
肉体疲労が蓄積しているときは、回復してから勉強した方が効率がよくなります。
なので、まず寝ましょう!
②勉強はできそう、ただし、疲れを感じやすいものは不可能に思う
自分にとって「疲れがたまりづらいもの」を選択し勉強しましょう。
「疲れがたまりやすいもの」をやると勉強できない!と思っている段階で、勉強に対して後ろ向きな考えが出ています。
そのような状態で「疲れがたまりやすいもの」を勉強すると、余計に精神疲労が増し学習意欲がそがれかねません。(精神疲労編については次回お話しします。)
「0よりは1でも良いから進める」気持ちで勉強に向かってみましょう。
自分にとって「疲れがたまりづらいもの」を勉強した方が少しでも効果があると思います。
③疲れていても勉強できるだけの体力が残っている
いつも通り勉強しましょう。ただし、肉体疲労があることを前提に、
・どの科目を
・どの順番で
・どのくらいの時間
・どのくらいのレベルの問題
をやれば効率よく勉強できるか考えながらやっていきましょう。
②にも当てはまることですが、疲れは目に見えないものなのでいつそれが表面化するかわかりません。
目測を誤ってしまい
「思ったように勉強できなかった・・・」
なんてこともあるでしょうが、その時には次回、同様の疲労度合の時に同じ過ちを繰り返さないように気をつければいいでしょう。
と言うわけで、①どの科目を ②どの順番で ③どのくらいの時間 ④どのくらいのレベルの問題に取り組むか考えながら学習してください。
疲れている時に試してほしいこと
ストレッチをしてから勉強する
体が疲れている時でも、軽いストレッチを行って血流を良くすると疲労回復に役立ちます。深呼吸をしながらストレッチを行うことでリラックス効果が高まり、集中力も向上します。
身体的な疲労がたまっている時ほど、軽く体を動かしてみるとだるさが軽減され、勉強に集中しやすくなるかもしれません。
糖分を補給してから勉強する
疲れた状態での勉強において、適切な栄養補給も大切です。特に、脳はブドウ糖をエネルギーとして使用するため、疲れた脳を活性化するためには糖分の補給が効果的です。
ただし、過剰な糖分摂取は逆効果となりかねないため、適量を意識して摂るようにしましょう。
まとめ
上記③と内容が重複しますが、疲労度合による勉強の濃度は毎日変化します。
ずっと同じパターンで行える、ということはあり得ません。
なぜなら、みなさんは成長期の真っただ中だからです。
より体力は増していきますし、より勉強内容は難しくなっていきます。
その中で、自分の中のデータを常に更新していくことが勉強効率を上げるのに必要な素地となります。
単に「1時間勉強しよう」「英語を4ページやろう」という時間・内容だけを考慮した勉強計画ではなく、肉体疲労を鑑みた勉強計画を立てて勉強することで、自分に合った勉強法がみつかり、「疲れ」とうまく付き合いながら勉強できるようになるでしょう。
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次回は『「疲れている」ときの勉強法~精神疲労編~』をお送りします。
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