実践女子学園中学校3年生―「素早く解く→解き直す」のサイクルで成績アップ!
実践女子学園の成績アップ事例を紹介します。
この生徒は中学3年の9月に入塾しました。入塾前の2学期中間テストでは、数学が平均+1点という状況でした。
しかし、入塾から3ヶ月間、当塾で学習していくことで、次の2学期期末テストでは平均+22点、さらに学年末テストでは平均+26点と、最終的には数学で86点まで成績を上げることができました。
なぜ成績が大幅に上がったのでしょうか? その理由をお伝えします。
入塾時の学習状況
この生徒は学校で課される宿題をちゃんと提出していました。しかし、分からない問題があると1問解くのに時間がかかってしまうため、他教科の学習時間まで圧迫してしまい、数学には苦手意識を感じているとのことでした。
テスト前にも復習をしているようでしたが、「自分はどの問題が解けてどの問題が解けないのか」ということが全く整理できていなかったため、
結局、問題集を一から解き直すことになり、テスト前も深夜まで勉強していたそうです。
それでも成績がなかなか上がらなかったので、中高一貫校のテスト対策をしている当塾を訪ねてきたとのことでした。
分からない問題は1分で模範解答を見よう
学力が上がってくると、1問に15~30分をかけて丁寧に問題の分析を行ったり、規則性を探したりすることで初めて思考力が向上するということがあります。しかし、例えば初見の英単語を30分間眺めるだけでその意味が頭に浮かんでくるということがあるでしょうか。
数学が苦手な生徒にとってはそれと同じです。知らないものは知らないのです。
仮に、答えを見れば5分で解ける問題を30分かけてやっと解けたとします。そのうちの何分間、頭が動いていたのかを考えてみてください。もしかすると20分以上はぼーっとしていたのではないでしょうか。
当塾では、数学が苦手な生徒に対しては「1分以上筆を止めて悩む」ということを禁止しております。
分からない問題があれば、すぐに解答を見るか先生に聞いてください。そうすることで、今までより早く学校の宿題を終わらせることができるようになります。
もちろん自分から質問ができなくても大丈夫です。シャーペンが止まっていれば、すぐに先生が飛んでゆきます。
余った時間を使って自力で解けなかった問題の解き直しや、問題集を2周3周する方がはるかに成績が上がりやすくなるのです。
「速く解く→何度も解き直す」のサイクルで成績大幅アップ!
以上のように、自宅や学校では悩みながらやっとのことで解いていたサクシードや長期休暇の宿題プリントをサクサク進められるようになりました。その結果、数学を61点→86点(25点UP)と大幅に成績を上げることができました。
入塾当初この生徒は、「数学の問題は自分で答えを出さなければいけない」という考えにとらわれ過ぎていたように思います。しかしながら、数学では必ずしも自分で答えを発見する必要はないのです。
教科書・模範解答や先生や友達が教えてくれたことを、自力でテストで使えるように何度も何度も解き直すだけで成績は上がります。
毎回の授業で「速く解く→解き直す」のサイクルを習慣化していった結果、最終的には塾でだけでなく自宅でも解き直しを行うようになったそうです。急激な成績UPはこれが大きく影響したのかもしれません。
今後の目標
次の目標は、今や得意科目にまでなった数学の成績を安定させ、高校1年生での文理選択で自信をもって理系を選ぶことです。
そのためには数学だけでなく、理科や場合によっては英語の成績も上げなくてはなりません。今では、これまで数学の勉強に費やしていた時間に余裕ができ、学年末テストではどちらの科目も成績が向上していました。
新学期が始まっても油断することなく、学習を続けてほしいと願っております。
個別指導塾WAYSでは、学校の成績を上げたいと考えているものの、「中だるみ」に陥ってしまった生徒が入塾し、勉強方法を工夫することで短期間で結果を出しています。
学校の成績でお悩みの方は、是非とも個別指導塾WAYSにお問い合わせくだい!
投稿者プロフィール
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個別指導塾WAYS マネージャー
「何事も自分から」を信条に、日々自らを実験台として効果的な学習法・指導法を追究している。最近の興味の対象は語彙の増やし方。
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