

そのときどきで目的意識を持ち、効率よく中高一貫校のシステムを活用していく視点が必要です。
- 中学1年・2年:勉強習慣の確立
- 中学3年・高校1年:基礎を定着させ、進路をイメージ
- 高校2年・3年:志望校を決定し入試対策に専念
3つの時期にわけ、中高一貫校生が何を意識して学習を進めるべきかを紹介します。
成績が上がらない、勉強の進め方がわからないといった悩みを抱えている場合は、中高一貫校専門の個別指導塾で解決できます。
500校以上の指導実績があり、お子さんが通う学校にも個別対応できる「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」の定期テスト対策指導はこちら。
このページの目次
中高一貫校の中学1年・2年:勉強習慣の確立を
中1・中2は、中学入試を終えてすぐの時期です。
だからこそ、受験からの解放感のせいで、勉強をサボってしまいがちな時期です。
目標は、勉強の習慣をつけること。
特に、中1の夏休みごろからは、中だるみに注意する必要があります。
大学受験を意識するようになれば、学習意欲も戻ってくるケースが多いのですが、その時点で基礎を理解できていないと手遅れになるケースも。
勉強するよう促しても、思春期で反発してうまくいかない、という方は、次の記事を参考になさってください。
詳しく知る:
自学自習ができるかがポイント。毎日の勉強の時間を作る
中高一貫校では、基礎基本の理解は、自宅学習が前提になっているケースが少なくありません。
自学自習ができるかどうかが、中高一貫校でやっていけるかの大きなポイントです。
詳しく知る:
学習習慣をつけるために「20~21時は勉強の時間」のように、毎日勉強の時間を作ります。あらかじめ部活動や通学の時間を除いて、1~3時間程度のまとまった時間を設けるのです。
また、すきま時間を使うのも一つの手です。通学時間や休み時間など、授業時間以外で勉強してみましょう。
すきま時間には、社会や理科、単語などの「暗記系」がおすすめです。
どうにも勉強のやる気が見られないという場合は、お子さんが将来を自分ごととして捉えられるように環境を整えてあげるのが効果的です。詳しくは次の記事で確認できます。
詳しく知る:
授業の復習も学習習慣をつける役に立つ
学習習慣をつけるには、その日授業で習った内容の復習から始めましょう。
目標は、ノートや教科書に書かれている内容を、自分で説明できるようになることです。
自分で説明することによって、単に書かれていることの暗記ではなく、なぜそうなるのかの理屈を理解できるようになります。
定期テスト対策に全力投球
中1、中2の時期に集中して取り組むことになるのは、定期テストです。
定期テストの日程から逆算して、勉強のスケジュールを決めます。
定期テスト対策というと、テストの2週間前から始めることを想像するかもしれません。しかし、本当のテスト対策は、日々の授業から始まっています。
日々の授業内容を理解することで、直前期の苦手対策などの時間が確保できるのです。
最終的には、勉強時間をどう使うかが大事です。中高一貫校での指導歴10年以上のプロが、学習量を増やし、質を高める3つのポイントについて解説していますので、ぜひご覧ください。
詳しく知る:
個別指導塾で学習習慣を確立して成績をアップさせた事例|本郷中学1年生:数学(数量)45点→66点、数学(図形)56点→77点
入塾前の2学期期末テストでは、数学(数量)が45点、数学(図形)が56点という状況でした。
原因は、自宅で勉強する習慣があまりなかったためです。
そこでWAYSでは、次のように指導を行いました。
- 学校教材に注力し、基礎レベルから不明点をなくしていく
- 120分の指導のうち、最後の30分間で解き直しを行う
- WAYS独自の学習アプリであるaim@を用いて、類題演習や反復演習に取り組む
結果、2か月後の学年末テストでは、数学(数量)45点→66点(+21点)、数学(図形)56点→77点(+21点)と、大きく成績をアップすることができました。
詳しく知る:
学習習慣の身につけ方、効果的な定期テスト対策の進め方がわからないなら、「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」へ。
500校以上の中高一貫校生の学習習慣を改善してきたWAYSの定期テスト対策の詳細はこちら。
中高一貫校の中学3年・高校1年:基礎を定着させ、進路をイメージしておく
中高一貫校には、高校受験がありません。
そのため、中3と高1を地続きとして考えます。
この時期の目標は、卒業後の進路を意識することです。
将来の夢を見つける
高校受験がない分、この時期の中高一貫校生には余裕があります。
この余裕を使って、将来の夢を探してみましょう。
自分のやりたいこと、またはできることが、将来の夢の基準になるでしょう。
将来の夢を見つけることで、志望する大学や学部、職業などを決めることが可能になります。
とくに、文系か理系かの選択は、今後の勉強にも大きく影響するため、この時期に決めておきましょう。
詳しく知る:
中学の基礎が理解できているかが重要。復習も視野に
中高一貫校とはいえ、中学と高校では、授業のレベルが異なります。
高校に入った途端、授業についていけなくなったという人もいるでしょう。
その原因は、高校の範囲が中学の学習内容が基礎になっている場合があるからです。
中学で習ったことが、高校では何の説明なしに出てくることがあります。
中学3年間の範囲を復習することが、高校からの授業の対策になります。
とくに、数学や英語は積み上げの科目なので、中学3年間の範囲の理解は必須です。
たとえば、中学英語を完璧にするためには、中学3年間で覚えるべき2400語〜2800語の英単語に対応し、学校指定の文法問題集を使って、着実に演習を重ねる必要があります。
中高一貫校で約30年の教師経験があるプロの視点から、具体的に解説していますので、次の記事をぜひ参考にしてください。
詳しく知る:
《中高一貫校現役教師の経験談・実例紹介》 中学までは成績優秀だったものの、高校に入ると理科(特に物理)の成績が、急激に下がった生徒がいました。原因を探ると、勉強のやり方に問題がありました。 中学時代は、問題集の答えを覚えてしまうほど、暗記中心の学習をしており、それで良い成績を取れていました。しかし、高校では初見の問題が増え、単なる暗記では対応できなくなったのです。 高校レベルの学習では、知識を「覚える」だけでなく、「説明できる」レベルまで理解を深めることが求められます。 この生徒は質問に来ることが多かったため、解けている問題でも「なぜこの公式を使ったのか?」と問いかけ、説明してもらうよう指導しました。この訓練を繰り返すうちに、次第に応用力が身につき、成績も回復していきました。 科目によっては、勉強のやり方に問題があるケースもあります。 けいた先生(教師歴約15年)
模試を受けて学力の現在地を確認
中高一貫校生には高校受験がないため、学校外の生徒と学力を比べる機会がありません。
そこで模試の結果を比較することによって、自分が全国の中でどの程度の学力なのかを知る機会を得られるのです。
とくに、一般入試での大学受験を視野に入れている人は、競争相手と比較した、自分の立ち位置・レベルを知ることができる良い機会なので、積極的に活用しましょう。
詳しく知る:
中高一貫校の高校2年・3年:志望校を決定し入試対策に専念
高2・高3になると、大学への進学が目前に迫り、本格的に勉強をする時期になります。
この時期の目標は、志望校対策です。
志望校を決める
「中3・高1」のときに見つけた将来の夢をもとに、志望校を決めていきます。
この時期には、「○○大学××学部」のように、学びたい具体的な内容まで決めましょう。
大学や学部によって入試方式が変わるため、明確にしないと対策が難しくなるからです。
この志望校の入試方式によって、対策する試験は変わります。
内部進学・推薦・総合型選抜の場合→定期テスト対策も忘れない
推薦での大学入学を志望する場合は、まずは大学選びが重要です。
大学が求める人物像と、受験生側が進学して学びたい内容が、うまくマッチングしていなければなりません。
また志望動機を熱意を持って語れるようにしたり、高校での活動をアピールできるようにしたり、入念な下準備が必要です。
詳しく知る:
勉強面では、定期テスト対策がすべてになります。
推薦入試では、学校での成績・評定が重視されるからです。
また、指定校推薦や内部進学の場合でも、学校内での選抜を勝ち抜く必要があり、赤点回避や平均点ではなく、上位の順位を目指さなければなりません。
推薦入試で最重要となる、評定平均(内申点)の基礎知識や計算方法、評定UPのポイントは、次の記事で詳しく解説しています。
詳しく知る:
一般選抜(テスト入試)の場合→定期テストで入試対策
一般選抜で大学受験をする場合は、その大学・学部の入試科目の対策を行います。
ただし、中高一貫校の定期テストは、大学受験が意識されているので、定期テストで良い成績を取ることが、そのまま大学受験対策になります。
特別なことをやろうとするよりも、定期テストできちんと点を取れるように、予習・復習や、問題集の周回を行いましょう。
苦手を分析
定期テストで極端に点数の悪い教科があれば、大学受験の悪影響にならないよう、早めに対策をするようにしましょう。
たとえば、定期テストや模試、過去問の正答率を確認して、ほかに比べて低い部分は、基礎がよく理解できていない可能性があります。
苦手部分が解説されている教科書や参考書を読んで、基礎を学びなおしましょう。
また、学校の先生に聞いてみるのもおすすめです。
生徒の学習段階に適した指導で成績アップ!中高一貫校専門塾WAYSの事例紹介
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」には、500校以上の中高一貫校の生徒を指導してきた実績があり、ノウハウをデーターベースに蓄積しています。
そのため、中高一貫校それぞれで異なるカリキュラムや教材に完全対応できます。
たくさんの中高一貫校生の成績アップを実現していますので、事例を紹介します。
【中3〜高1】淑徳巣鴨中学3年:基礎を見直して成績アップ!
淑徳巣鴨中学3年生の事例です。入塾前、1年生3学期の期末テストでは英語が19点、数学が64点と低迷していました。
原因は、解法の暗記に頼った勉強をしており、基礎が身についていなかったためです。
そこでWAYSでは次のように指導を行いました。
- 「なぜそうなるのか」を講師が問いかけ、理屈で理解する学習姿勢を育成
- 途中式を省かずに書く習慣をつけ、ケアレスミスを防止
- 解き直しを徹底し、確信を持って答えを導けるまで基礎固めを実施
結果、3年生1学期の中間テストで英語が72点(+53点)、英語演習が78点、数学Iが98点(+34点)、数学Aが100点と大きく成績アップできました。
詳しく知る:
【高2〜高3】法政大学高校2年:成績アップで希望学部を目指す!
法政大学高校2年生の事例です。入塾前、2年生1学期の中間テストでは数学IIが29点、数学Bが65点と低迷していました。
原因は、中学受験の反動で家庭学習をしなくなり、学校の授業についていけなくなってしまったためです。
そこでWAYSでは次のように指導を行いました。
- 間違えた問題・わからない問題にチェックをつけ、解説確認後に解き直す正しい勉強法を指導
- 指導時間の最後に講師の手助けなしでもう一度解き直し、解き方・考え方を定着
- 毎日習慣的に学習を続けることで、学習内容を着実に身につける
結果、2年生2学期の期末テストで数学IIが68点(+39点)、数学Bが76点(+11点)と大きく成績アップできました。
詳しく知る:
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」には、500校以上の中高一貫校生の指導実績があり、お子さんが通う中高一貫校にも対応できます。
左下の虫めがねマークより「学校名 成績アップ」で検索すると、学校別の成績アップ事例を探せます。ぜひお試しください!
「中高一貫校専門」だから定期テスト対策から大学受験まですべて対応OK!
私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、中学1年生〜高校2年生の夏までは定期テスト対策、それ以降は大学受験対策を指導しています。
公立学校の中高生とはまったく違う、中高一貫校生の状況にしっかり対応。そのときどきで本当に必要な学習ができる塾です。
- 家で勉強しないけれど成績アップできる?
- 学校で使っている教材や、宿題の指導はしてもらえる?
- 定期テストに向けて、どうやって計画的に学習を進める?
- 通っている中高一貫校の個別対策はある?
など、WAYSの定期テスト対策指導の詳細は、次のページでご確認ください。



























