【物理】その勉強法で大丈夫?効果的な勉強法を2パターン紹介!
「大学受験に向けて勉強を頑張りたい!」
「定期テストで点数が取れないし、このままではまずいからなんとかしてほしい!」
「学校のテストと模試でしっかりと点数を取って成績を上げたい!」
このような目的で塾や予備校に通っているお子さんは多いのではないでしょうか?
塾や予備校を利用される方は必ず何かしらの目的を持っていると思います。
とくに、「科目別の効率の良い勉強法を教えてほしい!」と言った相談が多いと思います。
そこで今回は、物理について効果的な勉強法についてご紹介していきます!
物理の勉強
個別指導塾では、基本的に英数の指導をする塾が多いですが、場合によっては他科目を指導することがあります。
ただ、暗記科目については、指導時間内で暗記作業をするというのは勿体無いので、基本的にはご自宅や電車の中などで覚えることを推奨されるでしょう。
英数以外で、自力で学習することが難しい科目の筆頭として理系科目の「物理・化学」が挙げられます。
とくに、物理に関しては苦手意識を持つ人が多く、よく講師に相談する科目でもあります。
そこで、物理について言えることは「物理というのは、特に勉強法が分かれる科目だな」ということです。
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暗記科目と違って?
物理は理解する必要のある科目だと言われています。
物理は基礎的な事柄を完全に理解していて、最低限の数学的な知識があれば大部分の問題を解くことができるでしょう。
逆に、公式をただ暗記しても、どの問題に使えばいいか全く分からず、点数が取れない生徒が多く存在します。
そのため、「物理で暗記なんて無理。基礎理解が重要」という言説が広がるわけです。
しかし、これは半分正しくて半分間違っています。
もちろん、物理に関しては基礎的な事項をきちんと理解していれば点数が取れますが、基礎理解が出来ていない人でも物理で点数が取れる人はたくさんいます。
彼らは何故高得点が取れるのでしょうか?
数学と解法パターン
「数学は理解していないと問題が解けない」とよく言われますが、実は理解だけして問題を解ける生徒はほとんどいません。
数学の問題を解く際に重要なのは、問題のパターンをきちんと理解しているかどうかです。
問題のパターンに応じて解法パターンがあるため、基礎的な計算力があれば解法パターンを覚えることによって数学の単元事前知識がなくても、点数を取ることは可能です。
例えば、
・2次関数の問題を解く際に、このパターンは平方完成をして頂点の座標を求めて・・・
・このパターンは判別式を使って実数解の条件を出して・・・
というものです。
基礎的なものはパターンを覚えるだけである程度問題が解けます。
そして、数学の勉強をしている生徒の大半は、この「解法パターン」を覚えています。
基礎理解だけでやっている人は極めて少ないです。
何故なら数学の場合、応用が効きすぎるために、幾らでもパターンを複雑にする事が可能なため、解法を覚えないと太刀打ちできないからです。
物理に当てはめると
物理に関しても、このような問題のパターン、そして解法パターンを覚えれば基礎理解がなくても問題を解くことは可能です。
また、物理は問題パターンが数学に比べて少ないので、最悪基礎パターンを全部覚えてしまえば学校のテストなどは乗り越えられます。
このような解法パターンを覚えさせることで点数を取ろうというタイプの問題集、参考書も存在しますので、パターンを暗記して点数が取りたい人はその手の参考書を購入しましょう。
自分はどちらのタイプか
物理の勉強をする際に、どちらのタイプかが分かれば、それに見合った勉強法をすることによって、効果的に点数を取ることが出来ます。
これは、学校の物理のテストでも、大学受験でも余り変わりません。
どちらのタイプかの見極めですが、普段勉強している際に、問題に対して「どのようにアプローチしているか」で分かります。
例えば、力学の問題で自由落下、水平投射、斜方投射といった問題を一つ一つ区別し、3つの公式を覚えている人は明らかに解法パターン派です。
そのまま解法そのものもパターン化してしまい、覚えてしまいましょう。
単純に点数を取りたいだけならば、物理的な背景はおざなりでも構いません。
難しい問題は、難しい問題として解法のパターンを覚えましょう。
大丈夫です。
暗記量としてはそれほど多くなりません。
「自由落下、水平投射、斜方投射は、全て物体に働いている力は重力しか存在せず、初速度が違うだけで、本質的に同じ問題だ」と捉えている人は基礎理解派です。
問題を解くことは物理の基礎背景の更なる理解に繋がると考えて、どんどん色々な問題を解いていって下さい。
まとめ
物理は基礎理解が重要な学問と言われてますが、それは基礎理解がしっかりしていれば大抵の問題が解けるという話で、基礎理解が十分でなくても問題は解けます。
基礎理解が十分でなく問題を解くのは、解法パターンを覚えるという行為です。
自分がどのように物理で点数を取りたいのかを決めて、それに合う方法で勉強を進めることが大事となります。
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