偏差値60は上位約16%!大学受験で偏差値60台にのせるために今すぐやるべきこと

大学受験における偏差値とは、同じ模試を受けた生徒の中の比較で、自身がどの位置にあるかを客観的に確認するための指標です。

偏差値50であれば、ちょうど平均です。

偏差値60(平均+10)、あるいは偏差値40(平均−10)は、全体の15.87%程度になります。

偏差値60であれば、10万人いるうちの、おおよそ上位1.6万人以内に数えられるということです。

偏差値 最上位からの割合
80 0.13%
75 0.62%
70 2.28%
65 6.68%
60 15.87%
55 30.85%
50 50.00%
45 69.15%
40 84.13%

 

大学の偏差値は学校側が示しているわけではなく、あくまでも「模試」の統計

もっともスタンダードなのは、河合塾の偏差値

大学受験で志望校を検討する際に、偏差値を一定の目安にするケースは多いでしょう。

しかし偏差値は、大学側が「これくらい勉強できれば入れますよ」と示しているものではありません。

世の中で使われる偏差値で、もっともスタンダードなのは、河合塾が出している偏差値です。

なぜ河合塾なのかと言えば、最も受験者数の多い模擬試験「全統模試」を実施しているためです(2023年度実績で、のべ受験者数266.1万人)。

データは基本的に、サンプル数が多いほど信頼性が高まりますから、河合塾が出している偏差値は、比較的、実態に近いと考えられる、というわけです。

大量の模試の結果をもとに、合格可能性を予想=各大学の偏差値

大規模な模試ですから、同じ点を取った=同じ偏差値の生徒が、たくさん出てきます。

追跡調査を行うと、模試では同じ偏差値なのに、同じ大学の同じ学部を受験したとしても、合格できる生徒と合格できない生徒が出ます。

河合塾では、これをベースに、独自のアルゴリズムで様々な調整を行い、偏差値ごとの合格可能性を予想しています。

合否の可能性が50%に分かれるラインを、偏差値(ボーダーライン)として、各大学ごとに紹介しているのです。

たとえば最難関と言われる東京大学 理科三類の場合、偏差値(ボーダーライン)は偏差値72.5です。

模試で偏差値72.5に到達できてはじめて、合格できるか50%のラインに乗るということになります。

模試を受けなければ、大学ごとの偏差値に到達しているかどうかはわからない

注意点は、大学の偏差値が河合塾が出したものであれば、自身がその水準に達しているかどうかは、河合塾の模試を受けなければ、確度の高い予測は得られないという点です。

元になるデータが変われば、算出される偏差値もまったく違ったものとなるため、他の模試での偏差値や、塾の独自テストでの偏差値などでは、判断ができません。

河合塾の偏差値であれば、あくまでも河合塾の模試内で算出された偏差値であり、別の基準で算出された偏差値とは比較ができない、という事実に注意しましょう。

偏差値60台にのせるために今すぐ必要なのは「復習」と「演習」

偏差値60台に到達すれば、私立大学であれば「GMARCH」や「SMART」レベルの合格が、現実的に見えてきます。

模試の偏差値が50以下に低迷している場合、偏差値60台にのせるためには、何が足りず、何をしなければいけないのでしょうか。

人間の脳は「覚えても忘れてしまう」

人間の脳は、20分経過すると、覚えたことの約40%を忘れ、1ヶ月後には、ほとんど忘れてしまいます。

つまり授業をよく聞いて、その場でしっかり理解できたとしても、放っておくと記憶は歯抜けの状態となり、次第に消えていってしまうのです。

 

画像の出典:エビングハウスの忘却曲線を自作してみた – さくら個別ができるまで

習った知識を定着させるためには、復習が必要です。

1日後、1週間後、1ヶ月後など、タイミングよく復習を重ねられれば、覚えている割合を高められ、テストでも点数を取れるようになります。

学校の授業では、復習の機会を設けてくれない場合もありますので、学校外で自主的に勉強をする必要があるのです。

「わかったつもり」から「テストで問題を解ける」に変える必要がある

学校でも塾でもそうですが、先生や講師にわかりやすく説明してもらえれば、誰しもその場では理解できます。

しかし、この「わかった」状態では、テストになると「わかっているつもりなのに、解けない……」という事態に陥ります。きっとお子さんには、心当たりがあるはずです。

この「わかった」を、テストの点に繋げられる実力に変えるためには、習った知識で実際に問題を解く「演習」を重ねる必要があります。

たとえば定期テスト前には、問題集のテスト範囲の箇所を、最低3周はできるようにします。

まず1周目では、初見で解けなかった(間違えた)問題にしるしをつけておきます。

2周目、3周目と解けなかった問題を潰していき、完成度を高めていきます。

これは大学受験対策でも同様です。解けない問題を解けるようにすることが、テスト対策なのです。

実際に、テストで好成績が取れる生徒は、問題集を2周3周としています。

逆に成績低迷している生徒は、1周すらも終えられず、諦めてしまいます。お子さんはどうか、ぜひ確認してみてください。

英語・数学の対策

受験勉強の根幹となるのは、言うまでもなく英語と数学です。

まず英語でやるべきなのは、大学受験に必要な英単語3000語を覚え、高校レベルの英文法をマスターすることです。

なぜなら英語とは、「英単語」が「文法」のルールに従って並んでいるものだからです。

英単語と文法の基礎を固めてしまえれば、世界が変わります。

英語の受験勉強の具体的な進め方

数学を苦手とする場合に大事なのは、まず教科書の公式と例題に戻ることです。

基礎を理解したら、学校から配布されている、教科書準拠問題集を周回して、完成度を高めていきます。

大学受験対策として考えるなら、答え合わせをする際に、ただ数値があっているか確認するだけではなく、解き方をしっかり理解できているか、解説の確認をする必要があります。

高校数学や大学入試では、解答を出すプロセスが重視され、得点に大きく関係してくるからです。

数学の受験勉強の具体的な進め方

いずれにしても家庭学習が必須。独力で難しそうであれば「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」へ

大学受験で偏差値60台にのせるために、やるべきことは明確ですが、実際に行動に移すためには、学校外での復習、演習など、家庭学習が絶対に必要です。

しかしながら、思春期真っ只中の年代ですから「勉強しなさい」と言っても、なかなかお子さんを動かすことは難しいかもしれません。

もしお子さんが中高一貫校生で、家庭学習をしていないがために偏差値が低迷しているなら、私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」で、解決できる可能性があります。

偏差値40台から、MARCHを始め偏差値60台の大学への逆転合格を多数実現しています。

合格実績、指導方針はこちらでご確認ください。

気になる料金体系、入塾までの流れは、無料Webパンフレットを今すぐダウンロードできます。

 

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中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。

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