独学で大学受験するメリットとデメリットは?勉強法もご紹介


大学受験というと、塾へ通うことを思い浮かべるかもしれませんが、一切通塾せず独学で大学受験をする人も少なくありません。

しかし、独学にはメリットがある一方で、デメリットもあります。
さまざまな理由から、塾へ通わず大学受験をしようとしている人の中には、独学に不安を感じている人もいるのではないでしょうか?

この記事では、独学で大学受験するメリットとデメリット、そのデメリットをカバーする勉強法について、詳しくご紹介します。

「独学で大学受験して、本当に合格できるかな」
「今からでも、塾へ行くべき?」

と、独学で受験勉強を進めることが気がかりな方は、ぜひ参考にしてください。

独学で大学受験するメリット

独学で大学受験することには、塾や家庭教師、通信教育の利用にはないメリットがあります。

これらの理由から、独学で勉強することに決めた人も多いのではないでしょうか?

費用を抑えられる

一つ目のメリットは、塾代や塾へ通う交通費などを抑えられることです。

近年は、親の収入面から塾へ通うことが難しい人も少なくありません。

独学に必要なのは参考書や問題集の費用のみです。
これらも決して安い買い物ではありませんが、塾や家庭教師などにかかる費用を考えると、はるかに安く済ませられます。

自分のペースで進められる

独学で勉強することで、すべてを自分のペースで行える点もメリットといえます。

通常、塾では受講する講義の内容が決まっていたり、取り組む問題集を指定されたりしています。
誰かに何かをやりなさいと指示されることが苦手な人は、自分で取り組む内容を決められる独学の方がよいかもしれません。

塾への移動など無駄な時間がない

塾へ行くと、そこまでの移動時間が案外無駄になってしまうことがあります。

もちろん移動中も、英語の音声を聞いたり、単語の暗記をしたりと勉強に充てる人もいるでしょう。

しかし、自転車移動や友人と一緒に移動している場合などは、なかなか勉強できません。
独学は無駄な移動をする必要なく、学校や自宅などどこでも勉強できる点が大きなメリットです。

独学で大学受験するデメリット

独学にはメリットがある一方で、デメリットもあります。

独学のマイナス点が心配で、塾へ通っている人も多いでしょう。
塾へ通う人の多くがネックに感じる独学のデメリットを4つご紹介します。

志望校の受験に関する情報が入手しづらい

独学のデメリットの一つは、受験情報を仕入れにくい点です。

塾は勉強するだけでなく、志望校の受験に関する最新情報を仕入れられる場でもあります。

大学受験に特化した塾は、学校以上に各大学の出題傾向を分析しており、それに合わせた勉強法も指導してもらえます。
独学では、過去問を自分なりに分析し、対策しなければなりません。

モチベーションを維持するのが難しい

大学受験勉強は長期間に渡ります。
ときには勉強するのが嫌になって、モチベーションが上がらないこともあるでしょう。

塾には自分以外にも大学受験を志すライバルや仲間がおり、常に刺激を受けられます。
しかし独学は、競い合う相手がおらず自分一人でモチベーションを維持し続けなければなりません。

常に一人で壁を乗り越えられなければ勉強も進められず、志望校合格も難しくなってしまうでしょう。

自分の学力を判断しにくい

現状の自分自身の学力が、志望校合格までどの程度近づいているかの判断が難しいのも、独学で注意しなければならない点です。

予備校のように小テストや模試で学力を判断できれば、このままの勉強で大丈夫と安心できたり、自分自身の弱点に気づいたりすることもできます。

しかし独学は、学力を判断するチャンスがほとんどありません。
学力アップできていることが実感できなければ、モチベーションを維持することも難しくなるでしょう。

勉強法が間違っていても気付けない

勉強は、自分に合った勉強法を取り入れることで、スムーズに学力アップが図れます。
しかし独学では、間違った勉強法で勉強していても、なかなか気付けません。

学習コーチングをしている塾では、一人ひとりに合った勉強法を指導してもらえます。
しかし独学では、今の勉強法が自分に合っているかどうか疑問に思うことなく、進めてしまう可能性があります。

また、勉強量もそのままでよいのか判断が難しいところです。

独学で大学受験する際のマイナス面をカバーする勉強法

これらのデメリットを克服できるのであれば、独学でも志望校に合格できるチャンスは十分あります。
マイナス面をカバーするためには、次のことを意識してみましょう。

スケジュールを立てる

長期に渡る大学受験の勉強では、スケジュールを立てることが必須です。

すべての科目において、やるべきことを書き出し、月・週・日ごとに割り振りましょう。

スケジュールを立てることで、勉強の漏れや受験までに勉強が終わらないといったミスをなくします。

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復習を疎かにしない

勉強では、間違えた問題を復習し、解けるようになったときにもっとも学力が伸びます。

解いた問題を何となく丸付けするのではなく、解法までしっかり目を通し、勘ではなく理屈で理解しましょう。
問題集は、何度も繰り返すことで復習になり、学力アップが図れます。

同じような境遇の仲間を見つける

競い合ったり、教え合ったりできる同じように独学で大学受験する仲間を見つけましょう。
仲間がいることで、次のような効果が期待できます。

・勉強に対するモチベーションの維持
・今と異なる勉強法を見つけられる
・勉強を教え合える
・受験情報を交換できる

何よりも、孤独感を抱くことなく勉強できるのは大きなメリットです。

YouTubeやSNSを活用する

YouTubeやSNSも受験に役立ちます。
どのような勉強法があるのか、科目ごとの対策法、時期ごとに取り組むべき勉強など、多くの情報を入手できます。
勉強だけでなく、志望校の情報収集にも役立つでしょう。

また、勉強に役立つアプリも無料でダウンロードできるものが多くあります。
その種類は、時間管理ができるアプリや参考書に連動したアプリ、暗記に役立つアプリなど多種多様です。

ただし、スマホやタブレットが近くにあると気が散ってしまい、勉強に集中できないこともあります。
メリハリをつけて利用しましょう。

こまめに模試を受ける

独学の人は、ぜひこまめに模試を受けましょう。
自分自身の立ち位置を把握できるだけでなく、弱点を発見できることもあります。

また、長期の勉強はどうしてもだらけてしまいがちです。
模試があることで、メリハリがつきます。

ただし、受けすぎには注意しましょう。
模試は1日かかるため、その分受験勉強が進まなくなります。
また模試の結果を見るだけでなく、間違えた問題の復習も重要です。

これらのことからも模試を受けるのは、1カ月に1回程度がおすすめです。

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まとめ

独学で大学受験をするのは、費用を抑えられることや自分の好きなように勉強ができるといったメリットがあります。
しかし自由があるということは、裏返せばすべてを自分で管理しなければならないということです。

計画的に勉強できることや自分に合った勉強法を見つけ出すことなどができなければ、勉強はスムーズに進まないでしょう。

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