大学受験にゲームは禁止すべき?勉強への影響と両立できる工夫6選


「受験生ならゲームをやめるべき?」
「ゲームを続けていたら受験に失敗するのだろうか」

受験生なのにゲームが好きで不安に思っている人はいませんか?
たしかにゲームをする人としない人とでは、勉強時間に差が出るかもしれません。

しかし、息抜きをせずに勉強ばかりしていても、ストレスが溜まりモチベーションの低下につながりやすくなるでしょう。

そこでこの記事では、大学受験においてゲームをしすぎるとどうなるか、果たして禁止すべきか、おすすめの工夫6選をご紹介します。

受験勉強に取り組みながら、ゲームで息抜きしたい方は、ぜひ参考にしてください。

【大学受験】ゲームばかりしているとどうなる?デメリット4選

大学受験をひかえてはいるもののゲームばかりしているとどうなるか、デメリットをご紹介します。

勉強時間がとれないため受験に失敗しかねない

ゲームの時間が長いと当然、勉強の時間はとれなくなります。

周りの受験生と差がつき、成績が上がらない可能性も出てくるでしょう。
その結果、受験に失敗してしまうという事態になりかねません。

睡眠不足など生活リズムがくずれる

ゲームが楽しくてなかなかやめられないと、睡眠不足になることも。
寝る時間を削ってでもゲームがしたいのは、いわゆる依存の状態に陥っている可能性があります。

ゲームのしすぎで寝る時間が遅くなる、ご飯を食べる時間がない場合、生活リズムがくずれているのです。
不規則な生活リズムは、体だけでなく心の健康にも大きな影響を及ぼすでしょう。
しだいに体調不良となり、受験どころではなくなるかもしれません。

集中力がなくなる

いざ勉強を始めても、ゲームのことで頭がいっぱいでは集中できませんよね。

長時間ゲームをすると、脳内では快楽物質であるドーパミンが過剰に分泌されます。過剰な分泌が続くと、次第にドーパミンに対する感受性が低下し、やる気や集中力が下がるといわれています。

集中力が低下すると人の話を十分聞くことができなくなり、コミュニケーションに問題が生じることも。
学校や塾の先生の説明すら聞けなくなっては本末転倒です。

目や肩に負担がかかる

ゲームのしすぎは、目や肩へ負担がかかり体調をくずす原因になります。

長時間ゲーム機の画面にくぎ付けだと、まばたきの回数が減り目への負担が大きくなります。
また、長時間同じ姿勢だと肩にも負担がかかり、血液の循環が悪くなることも。

【大学受験】失敗したくなければゲームを禁止すべき?

ゲームのしすぎは、受験に失敗するリスクがあるうえ、体や心にも影響があることが分かりました。
では、大学受験のためにゲームを禁止すべきなのでしょうか。

答えは「いいえ」です。
受験勉強と上手に付き合えるのなら、ゲームを禁止する必要はありません。

ゲームが好きな人にとって、ゲームの時間は一日の中でも楽しみでもあり至福のとき。
好きなものを奪われたらつまらないですし、人によってはかなりつらい状況になります。

受験生には適度な息抜きも必要です。

ゲームをすることで「楽しい」「この単元が終わったらゲームができる」と気分転換でき、モチベーションアップにつながるはず。受験勉強によるストレスをゲームで発散できるのなら効率的といえるでしょう。

【大学受験】ゲームと勉強が両立できるおすすめの工夫6選

それでは、大学受験の勉強とゲームを両立するには一体どうしたらよいのでしょうか。
ここでは、ゲームと勉強を両立できる具体的な工夫を6つご紹介します。

ぜひ試してみてください。

時間を決める

ゲームをするときは時間を決めましょう。
何といってもこれに勝るものはありません。

「ゲームは勉強の休憩時間に30分だけ」など、具体的に決めておくことが大切です。
ゲームによっては時間制限の機能が付いている便利なものがあるため、自分でアラームを設定しておくのもよいでしょう。

また、常に親にゲームを預けて時間になったら受け取るなど、家族に協力してもらうのも一つの方法です。

場所を決める

「ゲームをするのはリビングだけ」など、場所をあらかじめ決めておくのもよい方法です。

勉強する部屋にはゲームを置かず別の部屋に置いておくことで、オンオフのメリハリがつきます。

ゲームをする場所でおすすめなのはリビング。
家族がそろうリビングは、自分以外の目があるため時間の管理がしやすいでしょう。
スマホではなく、あえて家庭用ゲーム機をテレビにつないでおくのもおすすめです。

オフラインで使う

大学受験に向けて、ゲームはオフラインで使うのも一手です。

オンラインの場合、その時間しかできないゲームや友達と約束して対戦するといった誘惑がたくさんあります。
そのため、楽しくなってゲームが長時間なってしまうことも。

「オフラインのゲームだけ」と決めて、自分のペースに合わせて適度に楽しむとよいでしょう。

生活リズムをくずさない

食事や入浴の時間を削ってまでゲームをするのは、生活リズムを乱すことにつながります。

休憩時間にゲームをするなど、生活リズムをくずさないように一日のスケジュール内でゲームを取り入れるのが大切です。

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自宅以外の場所で勉強する

自宅にゲームがあることで気が散ってしまうのであれば、極力ゲームから離れる環境をつくるのもおすすめ。

できる限り学校にとどまり宿題を済ませてくる・塾の自習室を利用して勉強するなど、誘惑が近くにない環境に身を置いてみるのもよい方法でしょう。

ゲーム感覚でできる勉強アプリを利用する

ジャンルを問わずゲーム全般が好きなら、勉強アプリを活用してゲーム感覚で楽しむのもおすすめです。

勉強アプリは楽しく学べるのがメリット。
ただし、勉強アプリをメインにするのではなく、あくまで毎日の勉強の補助として活用しましょう。

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大学受験に向けてアプリを上手に活用しよう!種類やおすすめのツールもご紹介

いっそのこと「大学受験」というゲームをクリアしてみよう

ゲームが好きなら、いっそのこと大学受験をゲームに見立ててみませんか。

課題を一つずつクリアして最後にボスを倒す工程は、ゲームも受験勉強も一緒です。

ゲームでいう課金は、毎日の勉強の積み重ねと考えれば、勉強すればするほど知識がつき最強になれるはず。
最後は、最強になった自分が「難問」または「怠けたい自分」というボスを倒し無事にクリア!

最高のゲームだと思いませんか。
ゲームを好きなことが、受験に成功するきっかけになったら嬉しいですよね。

まとめ

大学受験だからといってゲームを禁止する必要はありません。

ゲームのしすぎは体や心に悪影響を及ぼしますが、適度に取り入れるのは決してデメリットだけではないからです。

適度なゲームは、受験の息抜きやストレス発散になるほか、モチベーションアップにつながるでしょう。
生活リズムをくずさない程度に工夫しながらゲームと付き合うことで、受験勉強との両立が実現できます。

受験勉強を効率よく進めながら、時間を決めてゲームで息抜きできたら最高ですね。

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