英語が苦手な中高一貫校生におすすめの問題集12選!基礎から学べる難易度のものを厳選紹介

 

英語が苦手な中高一貫校生

苦手な英語を克服するために最適な問題集を探していませんか?

中高一貫校の英語は、授業スピードが速いうえに積み上げ式の科目のため、一度つまずくと、遅れを取り戻すのに時間がかかります。

本記事では、基礎レベルの内容から演習できる問題集を中高一貫校専門の個別指導塾の立場から、中学段階・高校段階それぞれ紹介します。

ただし、中高一貫校の定期テストや授業は学校教材や教科書から出題されるため、問題集はあくまで副教材の位置づけです。

WAYSでは学校教材を3周やり込むことを推奨しており、多くの生徒が成績アップに成功しています。

学校教材の繰り返し学習で英語の成績がアップした事例も紹介するので併せてご覧ください。

中学段階の英語を基礎から学ぶ問題集

中高一貫校の中学段階で英語につまづいてしまったお子様向けの問題集を6つ紹介します。

英単語、文法、長文読解に分けて紹介するので、特に苦手を感じる分野から参考にしてみてください。

英単語を学ぶ単語帳

英単語を基礎から学ぶなら次の2つがおすすめです。

高校入試でる順ターゲット中学英単語1800四訂版(旺文社)

英単語がLevel1から5の5段階に分類されているため、覚える優先度の高い英単語から無理なく取り組めます。

音声やスマホアプリがダウンロードできるため、通学中の聴き流しやアプリを使った確認テストへの挑戦を行えば、さらに効率良く学ぶことが可能です。

参考:高校入試でる順ターゲット中学英単語1800四訂版(旺文社)

中学版 システム英単語〈改訂版〉(駿台文庫)

例文をベースに英単語を紹介し、1800語の英単語が音声で約40分のセンテンスに凝縮されています。

単語の意味だけでなく熟語など文章での使われ方から学べるため、長文読解力も身につけながら単語が覚えられます。

参考:中学版 システム英単語〈改訂版〉(駿台文庫)

英文法を基礎から学ぶ問題集

英文法を基礎から学ぶのに適しているのは次の2つです。

やさしくまるごと中学英語改訂版(学研出版)

中学段階で学ぶ英文法が凝縮された1冊で、YouTubeにアップロードされた授業動画と連動して学習が進められます。

そのため、机に向かってひたすら内容を読むのが苦手なお子様でも、やる気を保ちながら学習可能です。

別冊付録と付属のDVDでは、伸びる勉強法や学習計画の立て方も学べるため、英語学習を一から立て直したい場合に適しています。

参考:やさしくまるごと中学英語改訂版(学研出版)

中1英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版(学研出版)

中学1年生レベルの英文法を超基礎レベルから分かりやすく解説した1冊です。

各トピックが見開き2ページにまとめられており、学習ペースが管理しやすくなっています。

こちらも授業動画がWeb上にアップロードされているため、授業動画を視聴しながら無理なく学習が進められます。

参考:中1英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版(学研出版)

長文読解を基礎から学ぶ問題集

長文読解の苦手を解消したい中高一貫生には次の2つをおすすめします。

中学英語レベル別問題集 0入門編(東進ブックス)

英文読解の基礎が学べる1冊で、付属のCDを使って音読練習やリスニング対策も行えます。

同シリーズはレベル3まで出版されており、レベル0で長文読解への苦手意識が薄れたら、ステップアップするのも効果的な学習方法です。

参考:中学英語レベル別問題集 0入門編(東進ブックス)

ハイパー英語教室 中学英語長文1 改訂版 基礎からはじめる編(桐原書店)

長文読解が苦手なお子様向けに、公立高校入試の過去問の中から60~120語程度の文章問題をまとめています。

文章自体が短いため、難易度が低く長文読解を苦手とするお子様でも取り組みやすい問題集です。

専用アプリまたはサイトから音声をダウンロードすれば、リスニング対策や音読練習にも利用できます。

この問題集で長文読解に慣れてきたら、同シリーズの「ハイパー英語教室 中学英語長文2 改訂版[入試長文がすらすら読める編]」にステップアップも可能です。

参考:ハイパー英語教室 中学英語長文1 改訂版 基礎からはじめる編(桐原書店)

高校段階の英語を基礎から学ぶ問題集

次に中高一貫校の高校段階における英語の授業に苦手意識を持ってしまったお子様が、基礎から学ぶための問題集を英単語、文法、長文読解から6つ紹介します。

扱う単語数が増え、文法の内容も複雑になる高校段階でつまずいてしまった場合は、ここで紹介する問題集を参考にしてみてください。

英単語を学ぶ単語帳

英単語を基礎から学びたい中高一貫校生向けの単語帳は次の2つです。

英単語ターゲット1200改訂版(旺文社)

中学段階で習う英単語200個と、高校段階で習う1200個が収録された基礎から学べる単語帳です。

中学英語版ターゲットと同様に、音声のダウンロードやスマホアプリの確認テストが利用できるため、通学中やスキマ時間に効率よく学習が進められます。

同シリーズには「英単語ターゲット1400」、「英単語ターゲット1900」とあるため、大学受験に向けた勉強がしたいと思えるようになったら、こちらもおすすめです。

参考:英単語ターゲット1200改訂版(旺文社)

改訂第2版キクタン【Entry】2000語レベル(アルク)

英語学習の基礎となる英単語を「読んで」「聴いて」「書いて」覚えられる単語帳です。

ダウンロード音声には英語と和訳がリズム良く流れるチャンツ音楽が収録されていて、名前の通り聴いて覚えられる英単語帳になっています。

1日に学ぶ分量ごとに「Day1」「Day2」とチャプター分けされているため、学習ペースが作りやすいのもポイントです。

参考:改訂第2版キクタン【Entry】2000語レベル(アルク)

英文法を基礎から学ぶ問題集

高校段階の英文法を基礎から学びたい中高一貫校生には次の2冊が適しています。

高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版(学研出版)

高校段階で学ぶ英文法の基礎を丁寧な解説と豊富な練習問題で学べる問題集です。

1回分の学習が見開き2ページで完結し図解とイラストも豊富なため、無理なく学習が進められます。

英文法の問題集なのに、スマホアプリで例文を聴いてリスニングの勉強ができるのもポイントです。

参考:高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版(学研出版)

高校 とってもやさしい英文法3訂版(旺文社)

こちらも見開き2ページで1つのチャプターが完結し、左ページに解説、右ページに確認問題といった構成で、約10分で終えられるようになっています。

解説を全て読み切るのが苦手なお子様の場合は、「ここだけ」と記された部分だけ読んでも内容が理解できるため、長時間集中するのが苦手でも取り組みやすい問題集です。

参考:高校 とってもやさしい英文法3訂版(旺文社)

長文読解を基礎から学ぶ問題集

高校レベルの長文読解に苦手意識を持つお子様におすすめの問題集は次の2冊です。

大学入試英語長文ハイパートレーニング レベル1超基礎編 新々装版(桐原書店)

長文読解の基礎レベルの問題を12題収録しており、精読から速読へレベルアップが図れる問題集です。

解答解説では1文ごとに構文の図解があり、SVOCの文構造を学びながら精読することで読解スピードが上げられるようになっています。

繰り返し学習をして、長文読解の基礎が身についたら同シリーズのレベル2、3へ挑戦するのも良いでしょう。

参考:大学入試英語長文ハイパートレーニング レベル1超基礎編 新々装版(桐原書店)

イチから鍛える英語長文Basic(学研出版)

基礎レベルの長文問題が15題収録されており、問題内容の解説や読解のポイントとなる構文解説が詳しく記載されています。

音読用の英文や重要語句リストが掲載された薄いトレーニングブックが別冊付録としてついてくるので、どこでも持ち運んで学習が可能です。

読解力に自信がついたら、同シリーズの「イチから鍛える英語長文300」などにステップアップするのもおすすめです。

参考:イチから鍛える英語長文Basic(学研出版)

ここまで紹介した問題集はどれも中高一貫校に通うお子様が英語に苦手意識を感じた時に手に取ってもらいたいものばかりです。

しかし、最後まで解き終えずに新しい問題集を次々購入していても学力は伸びません。

英語の成績がなかなか上がらずにお悩みであれば、苦手をサポートしながら学習が進められる中高一貫校専門の個別指導塾WAYSが良い選択肢になります。

料金や指導システム、成績アップ事例について知りたい方は、無料で今すぐ請求できるWebパンフレットをご覧ください。

英語の問題集は買わない方がいい場合もある

中高一貫校の定期テストは学校で習った内容を基に出題されるため、WAYSでは学校教材の3周やり込みを推奨しています。

中高一貫校では、大学受験を見据えてカリキュラムが組まれているため、授業内容がしっかり理解できていれば、英語の問題集を追加で購入する必要がないためです。

新しい問題集を購入する前に英語を苦手とする原因が、学校の問題集が合わないことにあるのか、そもそも学習時間が不足しているのか、一度立ち止まって考えてみてください。

学習時間が確保できていない場合は、新たに問題集を購入するよりも塾などで学習習慣を確立することが、問題の根本的な解決につながります。

どのような場合に問題集を購入する方がよいのか、詳しく見ていきましょう。

学習時間が確保できていない場合は買っても無駄になる可能性が高い

英語の勉強が嫌いだからという理由で、日々の学習時間を英語に充てていなかったり、そもそも学校以外に勉強をしていなかったりする場合、問題集を買っても無駄になる可能性が高いです。

この場合、新たな問題集を買い与えるよりも学習時間を確保することが先に解決すべき課題となります。

まずは学校以外の学習習慣を確立する必要がありますが、自発的に勉強するのが苦手な場合は、学習習慣作りからサポートできる個別指導塾を利用するのがおすすめです。

学校の問題集が合わないは買ってみるのもアリ

学校の教科書や問題集の解説を読んでも内容が頭に入ってこなかったり、解説が簡素で理解できなかったりする場合は、自分に合った問題集を買ってみるのもアリです。

既に学習習慣があり、補助教材として問題集を購入するのであれば成績アップにつながる可能性があるためです。

本記事で紹介した問題集を一度お子様自身が手に取って「これならできそう」と思えるものに取り組んでみてください。

問題集ではなく学校教材のやり込みで英語の成績がアップした中高一貫校生の事例

ここからは中高一貫校専門の個別指導塾WAYSで、問題集を新たに購入せず学校教材を中心に英語学習を行って成績がアップした生徒の事例を3つ紹介します。

問題集を追加で購入するよりも効率的に成績を伸ばしているため、学校教材を使ってどのように学習を進めていたか参考にしてみてください。

青山学院中等部2年生:学校のプリント3周で14点→61点

中学2年の1学期の中間テストで英語14点だった生徒が、WAYS入塾から2ヶ月後の期末テストで61点まで点数をアップさせた事例を紹介します。

この中高一貫校生は自宅での学習習慣がうまく作れておらず、休日はダラダラ過ごし、宿題は解答を丸写しで提出している状態でした。

WAYSに入塾してからは、周りの生徒が黙々と勉強する姿を見て徐々に競争心に火が付き、一番苦手な英語から勉強するようになりました。

先生からは、テスト前に学校から配られる重要問題が書かれたプリントを白紙の状態でコピーし、最低でも3周は解いて内容を定着させるように指導。

演習量を増やし、重要問題を定着させたことで定期テストの点数を大きく伸ばすことに成功しました。

栄東中学校2年生:教科書精読で40点台前半→62点

入塾前のテストでは学校平均点を下回る40点台だったところから、WAYS入塾後1ヶ月で平均点を越える62点に成長した中学2年生の事例です。

この生徒も自宅での学習習慣がなく、宿題は期限直前に慌ててこなし、そのままテストに臨んでいました。

入塾後は、まず定期テストで平均点を取るために教科書の内容を確実に身につけることを目指して学習を始めました。

特に力を入れたのは、予習として教科書の本文を自分で和訳し、学校の授業で訳の確認をすることと、テスト出題範囲の新出英単語を全て覚えることの2点です。

教科書本文の和訳の繰り返しと、新出英単語の確認テストを適宜実施したことで、新たな問題集を必要とせず平均点を越える成績に届きました。

京華高校1年生:演習量の増加で44点→80点

高校1年の2学期末定期テストではコミュニケーション英語の点数が44点だった中高一貫校生が、WAYS入塾後3ヶ月後の学年末テストで80点を獲得した事例です。

入塾前の学習スタイルはテスト直前の一夜漬けで、普段は自宅で学習せず友人との遊びを優先していました。

しかし、大学受験を控える中で自身の学習方法に危機感を持ち、高校1年の1月にWAYSに入塾。

これまで宿題はテスト直前に解答を書き写して提出していたため、WAYSでは期日までに2、3周解いてから提出するように指導しました。

最後の1周に入るまではノートに解答を書いて問題を解き、テスト直前に取り組む最後の1周で問題集に直接解答を書き込んで学校に提出するようにしました。

この方法で実際に成績が伸びたため学習モチベーションが上がり、自宅でも自発的に学習するようになったようです。

中高一貫校の教材を中心に、必要に応じて問題集を追加しよう!

中高一貫校に通うお子様が英語に苦手意識を感じているのであれば、授業を理解するための補助教材として今回紹介した問題集を必要に応じて買ってあげましょう。

しかし、お子様が学習時間を確保できていない場合や、学校の宿題にきちんと取り組めていない場合、新たな問題集を買い足しても苦手の解消にはつながりません。

むしろ取り組む教材が増えてモチベーションが下がってしまう可能性があります。

そんな時は、学習計画の立て方や勉強の疑問点を解決しながら学べる個別指導塾のWAYSが良い選択肢になります。

WAYSは中高一貫校専門の個別指導塾で、学校の宿題や教科書を中心に授業を展開します。

塾からの宿題は基本的に出さないため、お子様の負担を増やすことなく学習が可能です。

「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」をもっと詳しく知りたい場合は、無料のWebパンフレットを、オンラインで今すぐに請求できます。

成績が伸びる学習法や定期テストの成績アップ実績をぜひチェックしてください。

投稿者プロフィール

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中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。

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