【国語古文編】中高一貫校生の大学受験対策用おすすめ問題集・参考書5選
「古文は日本語なのに何をいっているか分からない」
「古文の大学受験対策をしたいけれど、どの参考書がよいか分からない」
国語の中でも、古文に苦手意識をもつ人は多くいます。
しかし大学受験で古文が出題される大学を志望している人は、決してないがしろにはできない科目です。
そこでこの記事では、中高一貫校生向けの大学受験対策用おすすめ古文参考書・問題集をご紹介します。
そろそろ本格的に大学受験の勉強を始めようとお考えの方は、購入前にぜひ参考にしてください。
このページの目次
【大学受験用】中高一貫校生向け古文の参考書・問題集の選び方
古文は、単語や文法などさまざまなジャンルの参考書や問題集が発売されています。
古文は国語の一つですが、単語や文法を基礎知識として暗記する必要があります。
英語の勉強方法に近いため、それに合わせた参考書や問題集選びが必要です。
まずはインプットとして単語や文法を覚え、アウトプットで文法・長文読解の問題を解いていかなければなりません。
すべてを網羅している参考書や問題集はないため、それぞれ目的に合ったものを購入しましょう。
今回は「単語」「文法」についてそれぞれおすすめの参考書・問題集をご紹介します。
【大学受験用】古文単語のおすすめ参考書・問題集
古文の大学受験勉強でまず取り組んでいただきたいのが単語の暗記です。
古文の単語は、大学受験で単純に単語の意味だけを聞かれることもあります。
覚えていれば点が取れるため、ぜひ早いうちから取り掛かりましょう。
おすすめは次の2冊。
どちらも人気のある良書ですが、単語の収録数が異なります。
マドンナ古文単語230 パワーアップ版(学研プラス)
古文単語の基本中の基本を覚えるなら「学研プラス」の『マドンナ古文単語230 パワーアップ版』です。
累計170万部の大人気単語集で、厳選した230項目(全382語)が収録されています。
どのように出題されやすいのかもしっかり解説されているため、単に言葉の意味を覚えるだけでなく、大学受験に直結した知識を身につけられる単語帳です。
別冊でイラスト付き単語カードもついているため、持ち歩いてどこででも暗記ができます。
GROUP30で覚える古文単語600(語学春秋社)
「語学春秋社」の『GROUP30で覚える古文単語600』は、600もの単語(関連語を含めると900語以上)が、「恋愛」「日常動作」「仏教」など30のグループに分けられています。
「マドンナ古文単語230 パワーアップ版」以上に多くの単語を覚えたい人や難関大学の入試で古文が出るといった人におすすめです。
また同じ意味の単語がひとつにまとめて掲載されているため、効率的に覚えられるでしょう。
頻出度合いを、単語ごとに星の数で表しており、時間がない場合は「最頻出・最重要語句」だけ目を通すといった方法もできます。
【大学受験用】古文文法のおすすめ参考書・問題集
単語の次に暗記していただきたいのが文法です。
英語の勉強のようで抵抗感がある人もいるかもしれませんが、古文は英語に比べ覚えなければならないものがはるかに少なく、結果も出しやすい科目です。
コツコツ続けて、得点アップを狙いましょう。
富井の古典文法をはじめからていねいに(東進ブックス)
最初にご紹介するのは、インプット用の参考書です。
「東進ブックス」から出版されている『富井の古典文法をはじめからていねいに』は、その名のとおり古文を基礎からじっくり学べる参考書となっています。
古文文法で必須の「助動詞」「助詞」「副詞」だけでなく、間違えやすい語の識別方法・敬語の読み取り方なども分かりやすくまとめられています。
ただし、これだけでは演習量が足りません。
そのため次にご紹介する2冊の問題集で演習量を補うことをおすすめします。
古文上達 基礎編 読解と演習45(Z会)
「Z会」の『古文上達 基礎編 読解と演習45』は、文法のまとめと練習問題が一体化している参考書です。
文法を学べる構造になっていますが、ある程度文法の知識が身についている状態で始めた方が理解度は高まります。
文法だけでなく実践問題も掲載されており、読解を学ぶことも可能です。
実践問題は良問ぞろい。
解説に現代語訳がついているのはもちろん文法や助動詞についても説明があるため、より理解度が深まります。
文法が苦手で、克服したい人にもおすすめです。
さらに演習をしたい場合は『古文上達 読解と演習56』もチャレンジするとよいでしょう。
基礎からのジャンプアップノート 古典文法・演習ドリル(旺文社)
こちらも文法の演習を基礎から行いたい人におすすめの「旺文社」の『基礎からのジャンプアップノート 古典文法・演習ドリル』です。
文法の解説・チェック問題・練習問題の3要素で構成され、基礎・標準レベルの問題を解きたい人におすすめです。
問題の難易度はそれほど高くないため、古文に対し苦手意識のある人もスムーズに進められるでしょう。
アウトプットがメインの問題集となるため『富井の古典文法をはじめからていねいに』といったインプット系の参考書と合わせて使うことをおすすめします。
ご紹介した『古文上達 基礎編 読解と演習45』『基礎からのジャンプアップノート 古典文法・演習ドリル』は、ともに文法アウトプットの基礎です。
直接書き込まず、コピーをする・答えをノートに書きこむといった方法で何度も解き直しを行い、完璧に解けるようにしましょう。
これらを身につけたうえで、標準・応用と志望校のレベルに合わせて問題集に取り組むと、よりレベルアップできます。
まとめ
国語の中でも古文は暗記しなければならない単語や文法があり、苦手意識をもつ人もいるでしょう。
しかし、これらの基礎をしっかり身につけることで、得点しやすい科目でもあります。
ぜひご紹介した参考書や問題集に取り組んで、得点源にしてください。
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