失敗しない!中高一貫校生ならではの大学受験計画の立て方

失敗しない!中高一貫校生ならではの大学受験計画の立て方
高校受験をしていない中高一貫校生にとって、大学受験は6年ぶりの入学試験になります。

しかも、中学入試は保護者や塾講師に言われるままに勉強していた人にとっては、自分一人で計画を立てて、大きな目標に向けて頑張るのは初めての経験です。

いざ大学受験の対策といっても、どのように計画を立てればよいのか、悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、大学受験に向けた勉強計画の立て方と、立てる際の注意点をご紹介します。

受験当日、「これだけ頑張ったから大丈夫」と自信をもって望めるよう、自分だけのオリジナル計画を立てましょう。

中高一貫校生向け大学受験のための勉強計画の立て方

大学受験のための勉強計画は、始める時期や自分自身のその時点での勉強の習熟度などによって変わってきます。

そのため、自分に合った計画を立てなければ、効率的に勉強が進みません。
勉強計画の立て方を紹介しますので、オリジナル計画表を作成しましょう。

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受験まであと何時間勉強できるか計算する

まずは、大学受験までに確保できる勉強時間があとどの程度残っているかを把握しましょう。

ベネッセ教育総合研究所が大学生に行った調査によると、受験期の勉強時間の平均は4.5時間だそうです。(※)
この結果から考えると、大学に合格するには、一日に少なくとも4時間以上勉強時間を確保しなければなりません。

日曜や祝日・学校の長期休暇など、まとまった時間を確保できるときや、学校のイベントで受験勉強に集中しにくいときなどを考慮し、受験日まで何時間程度の勉強時間を確保できるか計算してみましょう

(※:大学生の学習・生活実態調査報告書|ベネッセ教育総合研究所

科目ごとの時間配分を考える

試験まで何時間勉強できるか分かったら、次は受験科目ごとの時間配分を考えましょう。

最初に科目ごとに「やるべきことリスト」を書き出します。
たとえば英語なら「英単語集を覚える」「基礎問題集〇冊をそれぞれ3回解く」「赤本を〇回解く」などです。

どの程度こなせるかは、受験日までの日数と使える時間で変わります。

受験科目すべて書けたら、時間配分を割り振っていきます。

ポイントは、配点の高い科目や苦手科目を少し多めに割り振ること。
配点の高い科目はもちろんですが、得意科目を伸ばすより、得点が大きく伸びる可能性のある苦手を克服した方が、より合格に近づくためです。

ただし、志望校が変わる可能性がある場合は注意が必要です。

志望校を私立大から国公立大に変えると、科目ががらりと変わります。
受験までにまだかなり日数があり、志望校変更の可能性があれば、すべての科目を満遍なく進める必要があります。

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1週間・1カ月単位のスケジュールを組む

最後に「やるべきことリスト」を、1週間・1カ月単位に分けていきましょう

割り出した大学受験までの勉強時間と科目ごとの時間配分をもとに、教科別に何時間勉強できるか計算します。

書き出した「やりたいことリスト」を、まずは1ヶ月単位に分けましょう。
このとき、模試や学校行事の日程もふまえて分けると、計画にずれが出にくくなります。

1カ月ごとに分けたものを今度は、1週間単位に分けましょう。

ここでさらに1日単位に分けてもよいのですが、長期間の計画の場合、ずれが生じる可能性もあります。
月の最初に1日単位に分けると、調整しやすいでしょう。

できた計画表は、見えるところに貼っておくと、モチベーションを維持しやすくなります。

中高一貫校生が大学受験の計画をスムーズに進めるポイント

勉強計画は、あなたが志望校に合格するための道しるべです。
計画通りに進めるために、いくつかのポイントに注意しましょう。

ここでは、4つのポイントをご紹介します。

臨機応変にスケジュールを組みなおす

大学受験は長期戦です。

体調を崩すこともあれば、特別な用事が入ること・モチベーションが上がらず、思うように勉強が進まないこともあるでしょう。
それは仕方のないことなので、気にする必要はありません。

重要なのは、上記のような事態が起こったときにどのように対応するかです。
週に1回程度、計画を見直す日を作り、臨機応変に修正していきましょう。

スケジュールを詰め込みすぎない

スケジュールを詰め込みすぎると、計画倒れになりやすくなります。

計画を立てる際は週に1日空白の日を作り、その週の計画がしっかり進められたら、ご褒美としてお休みしましょう
進められなかった場合は、その分を空白の日に行い、ずれをなくすようにします。

モチベーションを保つ工夫をする

長い受験期間、モチベーションが上がらずやる気になれないこともあるはずです。

そのようなときは、気分を上げる工夫をしましょう。
たとえば次のようなことが考えられます。

  • 勉強する場所を変える
  • 模試を受ける
  • 5分だけ勉強してみる
  • ご褒美を用意する

学校の自習室や塾には、同じように勉強に励む仲間がいます。
そのような場所へ行けば、自分も頑張ろうという気になれるでしょう。

また、模試を受けることで、現状の自分のレベルが分かり、モチベーションを上げやすくなります。

5分だけ勉強すると、あともう少しやってみようと続けられるものです。
終わったらおやつを食べるなどご褒美を用意しておくと、なおよいでしょう。

隙間時間を活用する

思ったように計画が進まないときなどは、隙間時間を活用してみましょう。

通学時間やスマホを眺めていた就寝前の数分。
これらの時間が集まれば、月単位・年単位で考えたとき、膨大な時間になります。

1日の過ごし方を見直し、隙間時間を見つけてみましょう。
短時間であれば案外集中しやすく、思った以上に勉強が進むものです。

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まとめ

大学入試は、中高一貫校生にとっては久しぶりの受験です。

せっかく立てた計画が思うように進まず、自暴自棄に陥ることもあるかもしれません。

しかし、そのようになるのはあなただけではありません。
ライバルも同じように悩んでいるはずです。

大事なのは、そこからすぐに這い上がれるかどうか。

もしも1人ではどうしようもないと感じたら「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」へ、ご相談ください。

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ぜひ有効活用してください。

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