成績が上がらない子の特徴7選!親ができる対処法を解説
「家で勉強しているにもかかわらず、成績が上がらない」
「塾に通わせているのに、成績が伸びない」
上記のような悩みを抱えている保護者の方もいるのではないでしょうか。
勉強しているのに成績が上がらなければ、どうすればいいかわからずに不安になってしまうのも無理はありません。
本記事では、成績が上がらない子の特徴や親ができる対処法を解説します。
お子さんに当てはまっている特徴がないか確認しながらお読みください。
このページの目次
成績が上がらない子の特徴7選
成績の上がらない子に見られる特徴は以下の7つです。
- 学習習慣が身についていない
- インプットとアウトプットが足りていない
- 間違えた問題を放置している
- 勉強方法が間違っている
- 勉強する理由を理解していない
- 勉強を終わらせることを目的にしている
- 自分のやり方に強いこだわりがある
順番に解説します。
学習習慣が身についていない
成績が上がらない1つ目の特徴は「学習習慣が身についていない」です。
気が向いたときやテスト前だけ勉強しても、成果は期待できません。
コツコツ勉強して知識を定着させていくことで成績は上がるのです。
仮に学習習慣が身についていない状態で、テストの結果に問題がない場合、習った内容の全てが出題範囲となる模試を受けた際に、思うような成績は残せないでしょう。
短期的に覚えた知識は忘れやすいからです。
学習習慣が身についていないお子さんの場合、1日10分程度からでいいので、授業の予習・復習を行いましょう。
該当する教科書の範囲を軽く目を通すだけでも構いません。
まずは、毎日自宅で勉強に触れることから始めましょう。
インプットとアウトプットが足りていない
成績が上がらない2つ目の特徴は「インプットとアウトプットが足りていない」です。
インプットとは、学校や塾の授業で知識を吸収することです。アウトプットは、問題演習を行い知識を活用することを指します。
成績を上げるためには、知識を定着させなければならず、そのためにはインプットとアウトプットが重要です。
特に、成績が上がらない子の場合、インプットして理解した気になる傾向があります。
実際に解けるかどうかは別なので、アウトプットして理解度の確認と知識の定着を図らなければなりません。
少しずつでも構わないので、学校の授業で習った範囲の問題演習を行いましょう。
間違えた問題を放置している
成績が上がらない3つ目の特徴は「間違えた問題を放置している」です。
間違えた問題を放置していては、同じ問題が出題された際に得点できません。
また、英語や数学といった積み上げ科目の場合、これまで習った知識を前提に授業が進むので、わからないことを放置していると、新しい単元も理解できなくなります。
授業についていけなくなり、苦手意識も芽生えてしまうので、単元ごとに基礎を固める必要があります。
基礎が固まっていない場合は、夏休みや冬休みなどを活用して、これまでの総復習を行うとよいでしょう。
勉強方法が間違っている
成績が上がらない4つ目の特徴は「勉強方法が間違っている」です。
勉強のやり方が非効率的だったり、使用している教材が合っていなかったりすれば、成績は上がりづらいでしょう。
例えば、英単語は眺めるだけでは暗記できません。音読しながら書いて覚えるべきです。
また、自分のレベルにふさわしくない難易度の高い問題集を買っても成績が上がるわけではありません。
自分が「何をどのようにやればいいか」がわかっていない場合、効率の良い勉強方法を知る必要があります。
勉強する理由を理解していない
成績が上がらない5つ目の理由は「勉強する理由を理解していない」です。
勉強する理由がわからず、やらされている状態では、主体性や積極性は期待できないので、成績は上がりづらいでしょう。
一方で「なんで勉強しないといけないの?」とお子さんに聞かれたときに、的確に答えられる保護者の方も少ないでしょう。
「子どもは勉強するのが当たり前」といってしまえば楽ですが、なぜ当たり前なのかが子どもにはわかりません。
勉強する理由は以下のようにたくさんあるので、お子さんに響きそうなものがあれば積極的に使ってみてください。
- 将来の夢を叶えるため
- 新しい世界を知るため
- 困難にを乗り越える力をつけるため
- 将来の選択肢を広げるため
- 人の役に立てる人間になるため
将来やりたいことが決まっていないお子さんには、様々な経験をさせましょう。
その中で、お子さんの琴線に触れるものが見つかれば、気持ちも切り替えられるのではないでしょうか。
勉強を終わらせることを目的にしている
成績が上がらない6つ目の特徴は「勉強を終わらせることを目的にしている」です。
勉強する本来の目的は、知識を定着させることです。
宿題や定期テストの範囲をとりあえず終わらせることを目的にしていては、知識が定着しづらいので、成績は上がらないでしょう。
そのようなお子さんには、定期的に理解度を確認する必要があります。
勉強時間の終わりに、問題を解いてもらい、本当に理解できているか見極めましょう。
自分のやり方に強いこだわりがある
成績が上がらない7つ目の特徴は「自分のやり方に強いこだわりがある」です。
他人からの指摘やアドバイスを聞き入れないため、間違ったやり方を改善しようとしません。
一方、成績が伸びやすい子は素直なのが特徴です。
教えられたやり方を取り入れて、自分なりの勉強を確立できます。
親や先生のアドバイスを取り入れないようであれば、塾に任せてみるのもよいでしょう。
適度な距離感にいる塾講師の助言であれば、素直に聞き入れてくれるケースも多いからです。
子どもの成績を上げるために親ができること
子どもの成績を上げるために親ができることを3つ解説します。
- 将来の夢を叶えるため
- 新しい世界を知るため
- 困難にを乗り越える力をつけるため
学習態度や定期テストを見て原因を見つける
家庭学習の様子や定期テストの結果を見て、成績が上がらない原因を見つけましょう。
原因を把握できれば、対策もしやすくなります。
例えば、テレビを見ながら勉強しているようであれば、集中できる環境を用意してあげる必要があるでしょう。
定期テストで英単語のスペルミスや計算ミスが多いようであれば、アウトプットが不足しています。
反復練習は点数アップにつながることを伝えて、演習量を増やしましょう。
小さなことでも褒める
小さなことでも褒めてあげれば、お子さんの自己肯定感も高まります。
自信がつくことで、前向きに勉強に取り組めるようになるケースも多いです。
わからない問題を途中で諦めることも少なくなるでしょう。
なお、お子さんに伝えたいことがある際は、指示や指摘ではなくアドバイスすることを心がけてください。
「勉強しなさい」や「なんで勉強しないの」と言われれば、子どももやる気をなくしてしまいます。
「勉強してくれたら嬉しい」や「〇時までに宿題を終わらせられたらすごいね」のような声かけが理想です。
お子さんごとに適切な声かけは異なるので、色々試してみて、効果があったものを活用するのがおすすめです。
また、声かけして放置するのではなく、頑張って勉強し終えたら褒めてあげましょう。
塾や家庭教師などに相談する
「成績が上がらない原因がわからない」「やるべきことはわかっているものの、親の言うことを聞かない」ような場合は、塾や家庭教師といった外部の専門家に相談しましょう。
11~17歳頃に第二次反抗期を迎える子どもも多いので、対応が難しいケースも少なくありません。
家庭内で解決しようと試みても、親も子どももストレスが溜まるばかりになってしまいます。
指導実績が豊富な塾や家庭教師であれば、プロの視点からお子さんに合った勉強方法を教えてくれるでしょう。
まとめ|成績が上がらない子の特徴を解説しました
成績が上がらない子には共通した特徴があります。
本記事で紹介した特徴に当てはまるものがあれば、親がサポートして改善していきましょう。
なお、家庭内で解決するのが難しい場合は塾を活用するのがおすすめです。
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投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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