【中高一貫校】京都市立西京高等学校・附属中学校の教育・評判を徹底解明

2023年06月11日

学校紹介

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私立の中高一貫校はたくさんあるのですが、公立の中高一貫校が京都市で初めてとなったのが京都市立西京高等学校・附属中学校京です。また、大都市部での公立中高一貫校は極めて珍しいと言われています。

このページの目次

1 京都市立西京高等学校・附属中学校の基本情報
2 京都市立西京高等学校・附属中学校の教育
3 京都市立西京高等学校・附属中学校の学校生活
- 3.1 部活動
- 3.2 イベント
4 京都市立西京高等学校・附属中学校の評判

京都市立西京高等学校・附属中学校の基本情報

沿革

京都市立西京高等学校・附属中学校は、もともと明治19年に西京商業学校として設立された学校です。何度か改称があり、昭和38年には京都市立西京商業高等学校となっていました。

その後、西京高等学校附属中学校設置が認められ、平成16年に中高一貫教育を導入し、西京高等学校・附属中学校が開校しました。

教育理念

西京高等学校・附属中学校では高い知性と強い身体、そして鋭い倫理観を育てていき、社会貢献ができる生徒を育てることを目標としています。

素晴らしい感性がある中学生時代から自分の回りや社会の動きを見つめ、自分が何をすべきかを感じ取れるようになって欲しいと考えています。未来を開拓するリーダーを育てるのが教育理念です。

施設

平成13年に校舎を全面改築しており、快適な学校生活が送れるようになっています。全ての教室に冷暖房完備はもちろんのこと、IT教育に対応するために無線LANも完備しています。

体育館は公立の学校では最大級と言われる広さです。そしてトレーニングルームや、屋上にはプールもあり、体育の授業だけでなくクラブ活動などでも大いに活用されています。

校則

公立の学校だと校則が厳しいのではと思われがちですが、この学校ではそれほど厳しいといった声はありません。制服がありますので、規定通りに着用するなどの決まりはあるでしょう。携帯電話の持ち込みについては詳細がわかりませんが、以前は持ち込み禁止だったようです。

京都市立西京高等学校・附属中学校の教育

充実の中高一貫教育

中学校での学習は、総合的な学習であるエンタープライジングAと、独自の選択教科であるエンタープライジングBがあります。総合的な学習では様々な体験学習を行い、企画力と実践力を育成します。そして問題解決能力やコミュニケーション能力の育成にも努め、3年生では実践力と創造力の育成を行います。

独自の選択教科では、中学1年は数学、2年は英語と数学、3年は国語、英語、数学が独自の選択教科として設定されており、より深く学ぶことができます。

高校では、自然科学系コースと社会科学系コースがあり、進学を希望する大学や学部によってどちらかを選択します。このコースに分かれるのは高校2年生からで、1年生では理科の基礎科目をすべて履修してしまいます。こうすることで、2年生からより発展した学習ができます。

一般的な公立の中学校、高校とは違った履修方法であり、6年間の一貫教育の良さが感じられます。公立学校にいながら、一つ先を進んだ学習ができるのが、中高一貫教育の良いところだと言えるでしょう。

7限目まである日もあるので最初は大変だと感じるかもしれませんが、自分の目標達成のために必要なことでもあり、実際にプラスとなったと言う生徒がほとんどです。

グローバル教育

京都市立西京高等学校・附属中学校では世界にはばたくグローバルリーダーになるための教育を行っています。未来社会のリーダーになるためには社会人力を身につけることが第一とされ、普通科の科目の他に専門科目を設置し、これと共にエンタープライズを通してキャリア教育を行っています。また、世界で活躍するために、徹底した英語専門科目で英語能力をアップさせることも行っています。

進学実績

中高一貫校になってからの進学実績はめざましいものがあります。京都大学や大阪大学、神戸大学に令和4年度は多くの合格者を出しています。独自のカリキュラムやグローバル教育が実を結んでいるのでしょう。

その他公立大学や有名私大にも多数の合格者を出しており、西京高等学校・附属中学校の志望者数は年々増加傾向にあります。

京都市立西京高等学校・附属中学校の学校生活

部活動

文化部、運動部共に活動は活発です。勉強ばかりではなく、皆で共に鍛え合ったり励まし合ったりできる部活動は、様々な経験ができるので学校では推奨しています。陸上や柔道、水泳、吹奏楽部などは中学生と高校生が一緒に活動します。
勉強と部活との両立は大変かもしれませんが、全国レベルの部活動もいくつかあり、文武両道と言えるでしょう。

イベント

中学校では6月に合唱コンクールや職場体験学習、夏休みには校内英語合宿などがあります。12月には3年生の研修旅行があります。

高校では6月に球技大会、3月には1年生海外フィールドワークがあります。9月の文化祭、10月の体育祭は中学、高校合同で行われます。

高校では、毎月のイベントとして実力テストが行われています。勉強の成果がわかる良い機会となるでしょう。

京都市立西京高等学校・附属中学校の評判

毎日の課題が多く、勉強が大変だというイメージがありますが、イベントも豊富で部活動も熱心なので楽しいといった声が多くあります。学校の設備は公立だけれどもとても良く、気持ち良く学校生活が送れると評判です。

公立の学校なので授業料が安く、それで進学実績が良いので入学希望者が多いのですが、入試対策を早めにして、万全の体制で臨みましょう。

投稿者プロフィール

中高一貫校専門個別指導塾WAYS 編集部: 中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。