【中高一貫校】京都産業大学附属中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
京都には中高一貫校がたくさんありますが、平成24年に京都の中心となる場所に移転し、理想的な環境で学べる中高一貫校が京都産業大学附属中学校・高等学校です。
この学校の歴史と、どんな教育が受けられるのかをまとめていますので進学先を検討する際の参考にしてみてください。
このページの目次
京都産業大学附属中学校・高等学校の基本情報
沿革
京都産業大学は1965年に開校しましたが、附属中学校・高等学校については2007年に京都市上京区に開校した、比較的歴史の浅い学校です。開校時から高校には特進コース、進学(KSU・文理)コースが設置されていました。2012年には、現在の場所(京都市下京区)に移転し、現在に至ります。
教育理念
京都産業大学の「建学の精神」に基づき、多くの教養と人類の平和と幸せのために貢献する心を持った人間を育てることを目標としており、生徒には知性と品格、そして気概の3つを身につけるための教育を行っています。
学びを重んじること、自分を大切にすると同時に他者を尊重し、誠実で尊敬される人になること、そして確固たる信念を持ち、どんな困難な状況になっても挫けず、前向きに考え行動できる人を育てることが教育目標です。
施設
平成24年に新校舎が完成し、一歩先に進んだ学習環境を整えています。広々としたホームルームや情報教室、個別学習室などがあり、体育施設も充実しています。
食堂は200席あり、生徒の栄養を考えたメニューが揃っています。そして、エコファーストの考えから、屋上緑化やウッドデッキを備え、省エネを意識した照明を取り入れています。
校則
京都産業大学附属中学校・高等学校どちらも制服があります。その他学校指定品があるので購入することになるでしょう。服装やスマホについては何らかの制限はあるようです。
京都産業大学附属中学校・高等学校の教育
ICT教育
中学校・高等学校共にICT教育を取り入れています。中学校は一人一台iPadを、高校ではChromebookを持つようにし、(入学時に購入)授業だけでなく生徒同士の意見交換であったり、協働学習や個別学習のサポートに活用しています。
また、高校では教育支援ソフトを導入し、課題配信を受けたり、オンラインでも担任や教科担任とつながるようにしています。協働学習の場面で活用されたり、学習成果物を保管し、振り返りがいつでもできるような工夫がされています。
探究型学習
高校では主体性を身につけるための探究型学習に取り組んでいます。1年生では問を立て、仮説と検証を繰り返し行い、課題を解決する力をつけていきます。そして、国内最高峰と言われる高校生ビジネスコンテストの「キャリア甲子園」に出場し、世界で起きている問題の解決策を企業に提案します。
KSUコース2年生では人間力講座があります。グループワークであるとかアクティブラーニングタイプの授業を通し、主体性などを学んでいきます。
課題解決型の学習の成果を発表する場として、プレゼンコンテストが京都産業大学の神山ホールで開催されます。進学・KSUコースの生徒たちが企画、運営に携わり、やり遂げた後は大きな達成感が得られることでしょう。
グローバル教育
英語教育では、読む、聞く、書く、話す、そして発表する力をつける教育を行います。中学校では中学卒業までに英検3級取得が目標です。
イングリッシュキャンプや短期語学研修(ホームステイ)、高校では長期留学制度もあるので、海外のことを学びたい、英語をもっと学びたいという生徒は利用すると良いでしょう。
進学実績
基本的に内部推薦で京都産業大学へ進学することができます。ただし、推薦定員があるので規定の成績を修めていないと推薦されませんので注意しましょう。高校のKSUコースが優先となり、さらに成績が優秀な生徒が優先されます。
特進コースや進学コースに在籍している生徒は、外部の国公立大学や私立大学を受験することが多いです。2021年度は京都大学や大阪大学などへの合格者も出ています。
京都産業大学附属中学校・高等学校の学校生活
部活動
中学校、高校共に体育系、文化系のクラブや同好会が多くあり、参加することで授業にはない達成感を得ることができます。
高校ではスキー部があり、オンシーズンは長野で数回合宿を行っています。インターハイに出場したこともあり、強豪です。中学、高校のクラブで得た仲間はかけがえのない存在になることでしょう。
イベント
中学校の7月にはイングリッシュキャンプがあり、10月に研修旅行があります。高校では2年生が3月に研修旅行に行きます。その他体育祭や文化祭、芸術鑑賞会など、様々なイベントがあり、充実した学生生活が送れるでしょう。
中学校では英語暗唱大会や弁論大会などもあり、日頃の学習成果を発表できる場もきちんと用意されていて、やりがいを感じられます。
京都産業大学附属中学校・高等学校の評判
校舎が移転して新しくなり、設備は十分整っていると評判です。特に英語教育に力を入れていて、中学校では英検の取得が必須であったり、英語オンリーのキャンプがあったりで確実に身につく教育がされています。
駅から近いのも魅力で、通学しやすいと評判です。京都以外からも通う生徒が多くおり、いろいろな地域の友達ができるのも楽しみの一つとなるでしょう。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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