【中高一貫校】多摩大学目黒中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
その名前の通り、多摩大学の附属学校となっているほか、目黒校舎には幼稚園が併設されているなど、一貫した教育環境が大きな特徴となっています。
このページの目次
多摩大学目黒中学校・高等学校の基本情報
沿革
その歴史は1937年、目黒商業女学校の設立からはじまります。
1943年には目黒女子商業学校に改称、1995年に多摩大学目黒中学校・多摩大学目黒高等学校にそれぞれ改称しました。
大きな転機となったのは1996年、中学校の男女共学化と1998年の高等学校の男女共学化でした。
そして現在では共学の中高一貫校として運営が行われています。
教育理念
「つねに進化し続ける学校」を掲げ、ひとりひとりが自分らしく夢に向かって邁進できる人材を目指した教育を理想に掲げています。
さらに、グローバル社会において世界のエリートと対等に渡り合える人材の育成も、同校の大きな目標です。
クラブ活動や学校行事も重要な教育の一環と位置づけており、こうした活動を通して目標の達成や仲間づくりを目指すほか、さまざまな経験を通して将来の夢や目標を築き上げていける環境づくりを目指しています。
施設
交通アクセスに恵まれた目黒キャンパスには、さまざまな施設が充実しています。
まず、校舎には実験を行うための理科室が2つ、生徒ひとりひとりがパソコンを使って授業を行うことができるパソコン室などが特徴的です。
さらに、生徒なら誰でも使うことができる自習室、ICT機器が充実している教室、カフェテリア、図書館、オープンスペースなどを備え、目黒キャンパスのすぐ近くには第二体育館もあります。
校則
多摩大学目黒中学校・高等学校は、私立学校にしては校則が緩やかなことでも知られています。
一応校則は設定されているものの、あまり厳しくチェックされない傾向もあります。
校内でのスマホ・携帯電話の持ち込みは禁止です。
とはいえ、服装や髪型についても自由度が高く、自由な校風と言えるでしょう。
多摩大学目黒中学校・高等学校の教育
レベルに合わせた教育環境が充実
中高一貫校ならではのメリットを活かしつつ、生徒ひとりひとりのレベルに合わせた学習環境が用意されています。
まず、中学校の段階で基礎をしっかりと固めたうえで、生徒の習熟度や目標に合わせた教育を行っています。
たとえば、高1までの到達度によっては高2の段階で特進クラスに入るなどの選択肢も用意されているほか、目標とする大学や得意科目によって、進学クラスや文系クラス、理系クラスに分けられるといった、レベル別・得意科目別・目標別の学習環境を用意しています。
もうひとつ、多摩大学目黒中学校の教育環境の特徴として挙げられるのが、「SSL(Super Students Learning Center)」の存在です。これは早朝と放課後の自習を通して、学力の向上と学校内での勉強で学習を完結させるシステムのことです。
指導員が常駐しており、ひとりひとりの適切なアドバイスをするほか、学習計画の段階でのサポートも行っています。
塾などに通う必要もなく、こうした学習環境を利用することで生徒全員が適切な学習を行うことができるわけです。
グローバル教育
グローバル教育も同校の教育の大きな特徴と言えるでしょう。
ネイティブ教師による英語授業を実施しているほか、国際交流や語学研修、海外留学も積極的に行っています。
とくに、後述する修学旅行をはじめとして、海外に直接赴いて生活する機会を複数設けているのが大きな特徴です。
現地の人たちと接することで、他の言語だけでなく、文化と接し、それを通して本当の意味でグローバルな人材を目指すという取り組みが一年を通して実施されています。
こうした機会では積極的にさまざまな人とコミュニケーションを取ることができ、幅広い知識を備えた人材の育成を目指しています。
進学実績
進学実績としては、国公立や難関私立大学への進学が複数見られる点が特徴として挙げられるでしょう。
毎年70〜80人程度が「MARCH」への進学を果たしているほか、数人程度ながら早稲田、慶応、上智への合格者、国公立大学への進学者も見られます。
ほかには成蹊大学、成城大学、専修大学などへの進学も見られます。
多摩大学目黒中学校・高等学校の学校生活
部活動
部活動も重要な教育の一貫として扱われており、「文武両道」の理念のもとで積極的な活動が展開されています。
体育系ではバスケットボール部、女子サッカー部、テニス部、野球部のほか、弓道部、剣道部、護身道部といった武道系のクラブが充実しているのが特徴です。
文化系では合唱部、アウトドア部、茶道部、吹奏楽部、マンガ・イラスト部、美術部などのほか、英語部や科学部、クラフト部といったユニークなクラブも活動しています。
イベント
同校を特徴づけるイベントとしては、グローバル教育にかかわるものが挙げられます。
中3で実施される修学旅行はオーストラリアへ、また、語学研修プログラムを利用することで中高の6年間で最大5カ国を訪問できるなど、海外の言語・文化と接するイベントが充実しています。
こうした機会・イベントに積極的に参加するかどうかで、学校生活にも大きな差が出てくるのでしょう。
そのほか、毎年秋に文化祭、5月には体育祭が実施されています。
多摩大学目黒中学校・高等学校の評判
校則のところでも触れたように、私立学校の割には校則が緩やかで自由度が高いことが評判でもよく見られます。
一方で、校舎が古いとの意見もあります。
生徒ひとりひとりに合わせた学習環境が充実している点を高く評価している声も複数見られ、いわゆる「落ちこぼれ」が出にくく、学校生活を充実させながら進学を目指した学習を行っていける中高一貫校という評価となっていました。
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その秘訣は、それぞれの学校のテキストを教材として使用する点です。
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投稿者プロフィール
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