【中高一貫校】日本大学高等学校・中学校の教育・評判を徹底解明
「日大日吉」や「日大横浜学園」などの通称でも知られ、また、多数の著名人を輩出している学校ですが、どのような学校なのでしょうか。
その教育方針や進学実績などについて調べました。
このページの目次
日本大学高等学校・中学校の基本情報
沿革
1930年、日本大学第四中学校、および、第四商業学校として設立されました。
戦後の新制中学校・新制高等学校の移行に伴い、1948年に日本大学高等学校と日本大学中学校が設置されます。
2004年に中高ともに完全共学となって今に至ります。
教育理念
自主創造を教育理念に掲げています。
自分で考え道をひらくことできるグローバルな人材を育成することが目的の学校です。
また、人間力を磨くことにも力を入れており、当たり前のことを徹底する「凡事徹底」、誠実に努力する「寧静致遠」を掲げ、人間教育を実践しています。
そのほか、生徒会活動や部活動、ボランティア活動等を通じ、豊かな人格形成を図ることも同校の教育目標です。
施設
2本の円柱からなるシンボリックなゲートをくぐると、正面に本館と100-50記念館があります。100-50記念館は、視聴覚室、図書室、自習室、コンピューター・ガーデンなどの各施設が充実した建物です。
また、「さくらホール」という総合体育館があり、中には温水プール、アリーナ、柔道場、剣道場、多目的スペースなどの運動施設が充実しています。
校則
日本大学高等学校・中学校に限らず、日大附属校は校則が厳し目と言われています。
服装、頭髪、持ち物などに細かいルールがあるようです。
ただ、実際に通学する生徒の口コミによると、通常の範囲であれば特に注意されることはないとのことです。
日本大学高等学校・中学校の教育
選択可能な高等学校の3つのコース
高校に進学すると、希望進路に合わせて3つのコースから選べるようになっています。
グローバル人材の育成に力を入れるのが「スーパーグローバルコース」です。
全員が海外語学研修を受けるとともに、各企業や大学等と連携して問題解決力やプレゼンテーション能力を養成しています。
ネイティブ講師によるオールイングリッシュの授業もあるほか、中国語を第二外国語として履修するなどの内容です。
国公立大学や難関私立大学への進学を目指すのが「特別進学クラス」です。
1年次から受験を意識した本格的な授業が展開されます。
基礎力の徹底はもちろん、難関受験にも対応できる応用力の養成が肝です。
2年次からは文系と理系の各コースに分かれます。
日本大学やその他の私立大学の進学を目指すのが「総合進学クラス」です。
早い段階から興味のある学部を考え、それぞれに適した目標を定めます。
2年次から文系と理系に分かれます。
なお、2年進級時に特別進学クラスへの変更も可能です。
ICT教育の先進校
日本大学高等学校・中学校はICT教育の先進校です。
生徒全員にタブレット端末を支給し、電子黒板によって授業を展開します。
デジタルサービスの「Classi」、授業支援アプリの「ロイロノート・スクール」、学習支援アプリの「スタディサプリ」などの活用も特徴です。
グローバル教育
高校のスーパーグローバルコースのみならず、中高ともにグローバル教育は盛んです。
中学1年から参加できる短期海外英語研修があるほか、高校になると、3か月から1年の中期・長期留学も可能です。
また、校内にイングリッシュラウンジを設け、ネイティブ講師が常駐し、生徒が放課後に自由に英会話を練習できる環境が整えられています。
進学実績
高校の卒業生の約6割が系列の日本大学に進学しています。
日大への進学に関しては、さまざまな入試制度が設けられており有利です。
また、日大以外への進学のサポートも手厚く、多くの生徒が国公立大学やその他の私立大学に進学しています。
横浜市立大学、東京理科大学、早稲田大学など約100の大学から指定校推薦を受けています。
日本大学高等学校・中学校の学校生活
部活動
日本大学高等学校・中学校では部活動も盛んです。
部活動は人間関係の基本を学ぶ良い出会いの場として、学校側も推奨しています。
なお、22の運動部と18の学芸部があり、全生徒の約75%が何らかの部活動に所属しています。
硬式野球部は県下でもトップクラスです。
また、ラクロス部やアメリカンフットボール部などもあり、施設の充実ぶりをうかがわせます。
イベント
年間を通じて多数のイベントが開催されています。
5月の球技大会と体育大会、6月の芸術鑑賞教室、吹奏楽部の定期演奏会、また、7月には海外英語研修も実施されています。
目玉は、毎年9月に開催される「桜苑祭」と呼ばれる文化祭です。
教室棟、アリーナ、さくらホールなど校舎全体が会場になり、各クラスがさまざまな催し物をします。
各部活動によるパフォーマンスも見物です。
2日間で約9,000人もの来場者があります。
日本大学高等学校・中学校の評判
歴史ある規模の大きな学校だけに、施設が非常に充実している学校です。
また、生徒全員にタブレット端末が支給されるようにICT教育も盛んに行われています。
英語教育にも力を入れており、実践的なスキルを養うのに良い環境との評判も高いです。
進路に応じたコースが設置され、進学サポートも手厚いので、日本大学以外の難関大学を目指すのにもよいでしょう。
中高一貫校専門個別指導塾WAYSでは、日本大学高等学校・中学校をはじめとする中高一貫校生が、テストの点数を跳ね上げています。
その秘訣は、それぞれの学校のテキストを教材として使用する点です。
中高一貫校に精通した講師陣が、各学校に合わせた指導を行うことで、難化した中高一貫校のテストにも効率よく対応できるようになっています。
投稿者プロフィール
-
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
最新の投稿
学校紹介2024年11月22日【白鷗高校・附属中学校の保護者の方必見】定期テストの特徴や進学実績を解説 内部進学2024年11月20日【青山学院中等部・高等部の保護者の方必見】内部進学を徹底解説 - 一貫教育コンパス2024年11月19日中高一貫校生の生活実態を徹底解剖!勉強、睡眠、スマホ利用に関するリアルな声
- 勉強法2024年11月19日中学数学のつまづきやすい単元一覧|解き方・教え方がわかる事典
日本大学高等学校・中学校