【中高一貫校】雙葉中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明

2022年11月07日

学校紹介

雙葉中学校・高等学校は、中高一貫の女子高です。清楚で気品がある生徒が多いと言われますが、教育面ではどのような特色があるのでしょうか。

このページの目次

1 雙葉中学校・高等学校の基本情報
2 雙葉中学校・高等学校の教育
3 雙葉中学校・高等学校の学校生活
- 3.1 イベント
- 3.2 部活動
4 雙葉中学校・高等学校の評判は？

雙葉中学校・高等学校の基本情報

沿革

1872年に、シスターのメール・セン・マチルドが日本に来日し、横浜に孤児院や寄宿学校を開校します。1875年に、現雙葉中学校・高等学校の前身である女子生徒の語学校を築地に設立しました。1909年、その地でメール・セン・マチルドを初代校長として雙葉高等女学校が誕生します。

1910年に現住所の四谷の地に移転しますが、空襲により焼失してしまいます。1947年に雙葉中学校と雙葉高等学校ができ、現在の体制になりました。その後、校舎は改築されて、地下1階、地上7階の現在の構造になっています。

教育目標

カトリックの授業や行事を通してその精神を学び、すべての人を大切にする心を育成します。一人一人の個性と能力を伸ばし、豊かな想像力や表現する力を磨きます。そして、自ら考えて実行し、その選択に責任を持てる人に育成することが教育目標です。

施設

JR四ツ谷駅から徒歩2分という好立地にありながら、都心では珍しい緑豊かな環境です。生徒たちがのびのびと過ごせるように、教室や廊下などは広めに設計され、その他、書道室や被服室、実験室などの特別教室も充実しています。屋上にある空中庭園はチェアーが各所に設置されているため、学生がくつろげる憩いの場となっています。

校則

清潔感があることで有名な学校ですが、「スカートの丈をひざ下何センチ」とか、「髪型は三つ編みしか認めない」などの細かい校則はありません。校門で生活指導の先生が身だしなみチェックをしているわけでもないようです。身だしなみが乱れていたら、その姿が雙葉生としてふさわしいかの問いかけをして改善を促しています。

雙葉中学校・高等学校の教育

週6日制と勉強時間が充実している

土曜日を含む週6日制授業を採用しています。平日6時間、土曜日4時間という十分な授業時間を確保することにより、学力アップが可能です。また、中高一貫カリキュラムが作成できるという点を生かして、中学3年時には数学と英語を高校の内容まで取り扱っています。

留学

雙葉中学校・高等学校では、希望者だけで行く海外での英語学習にどれくらいの効果があるか分からないため、留学や語学研修を実施していないようです。本当に必要とする生徒ならば、個人でも行けるというスタンスです。

進路状況

2022年の国公立大学の合格者数は東京大学9名、京都大学3名など、多数の進学実績があります。難関私立大学には、慶應義塾大学73名、早稲田大学60名、上智大学42名などが合格しています。

雙葉中学校・高等学校の学校生活

イベント

能楽鑑賞や理科野外実習など、さまざまな体験学習を実施しています。また、雙葉祭（文化祭）や校内球技大会などのイベントもあり、大変盛り上がりを見せるようです。4月には祈りの集いという世界平和を願うミサも行います。

部活動

入部が基本部活動にはで、学生はいずれかの部活動に必ず入部しなければなりません。部活動は中学部と高等部に分かれておらず、すべての中高生が一緒に活動することになっています。

運動部には卓球部やバレーボール部、文化部には演劇部や音楽部があります。その他にも、奇術同好会や笑う会など、一般の学校にはなさそうな部活も存在します。

雙葉中学校・高等学校の評判は？

小テストが多く出されるため、知らず知らずのうちに学力が向上しているとの評判です。ただし、部活動もあるため、そこまで勉強漬けの毎日ではなく、それを望む方は満足できないかもしれません。生徒の自主性を大切にしている学校で、一人一人の個性を大切にする風潮があるようです。

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投稿者プロフィール

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