学習院女子高等科1年生―上手く質問をし、効率よく学習して成績アップ!
今回は学習院女子高等科1年生の成績アップ事例に関してお伝えします。
この生徒は、2学期期末考査で英語:91点、数学1:68点という成績を取ることに成功しました。最初は数学があまり得意ではなく40点程度をさまよっていましたが、今回は大きな飛躍を遂げることができました。
なぜこのような良好な成績が取れるのかをお教えいたしましょう。
入塾時の学習状況
入塾時は部活動が大変忙しく、本当に勉強の習慣がなかったため、どこから勉強に手をつけて良いかがわからない状況でした。そのような状況を打破すべく、効率が良い学習法や学習時間の確保が何よりも優先すべき事項でした。
これからのことを見据え、効率よく勉強をできる方法を見つけて限られた時間内で一生懸命に勉学に励んでもらうことになりました。
この生徒さんは時間制約を上手く工夫して、学習に励んでいました。具体的には、以下に記述されているように、質問を上手く活用して学習にメリハリをつけることができていました。
上手く質問をする
演習中心で学習してもらう方が勉強の効率が良いので、学校の教材を繰り返し演習してもらいました。初回は自力で解答・解説を参考に問題に答えていました。
こちらの生徒さんが非常に上手かったのは、自分のわからない箇所を明確にしてまとめて担当講師に聞き出していたことです。それにより自分の理解している箇所と理解できていない箇所とを上手く分類して、効率よく学習することができていました。
また、わからない箇所のみを質問することは効率が良いのみならず、問題を解く際に自分なりに試行錯誤して頭を働かせるために思考力がついていきます。最初から最後まで解説を受けるよりも断然効率が良く、主体的に学習することが可能です。
やはり伸び率が良い生徒は、最初は受動的な姿勢ではあるものの、最終的には主体的に学習する傾向にあります。それとは対照的に「中だるみ」の生徒はダラダラと受動的に学習をする傾向があります。
問題量を減らして成績アップ!
「問題量を減らすなんて自殺行為に等しい」という意見もあるとは思いますが、「中だるみ」の生徒が学校から課された問題を全て解くことなどは到底不可能です。
そもそも、最初からそれができるのであれば「中だるみ」ではありません。それができないから「中だるみ」になってしまうのです。そこをしっかりとわきまえ、自身の実力を知ってもらうのが第一です。
再三申し上げてはいますが、大抵の学校の定期試験で出題される問題は基礎事項が6割以上を占めています。したがって、学校の問題集のA問題(基礎問題)のみに絞って、それを徹底的に反復してもらいます。
それができてからB問題(標準問題)に移行してもらいます。
やるべき量を絞って、それを徹底反復することができたから、本件の生徒は成績を上げられました。基礎事項を徹底反復することができたから、標準問題もしっかり解くことができました。
何でもかんでも手をつけてどれも中途半端になってしまうことは最低な学習方法です。
したがって、基礎的な問題に絞って徹底的に演習して基本を身につけたうえで標準問題なり応用問題なりに取り組んでもらう、段階的な学習方法は成績アップに必要不可欠です。これはいかなる試験であろうと有効な方法です。
今後の目標
今後の目標は、今の成績を維持していき学年席次を上げることです。大学に内部進学する際に、自分が進みたい学部に入学するためには、やはりそれなりの成績が要求されることもあります。
この生徒が入りたい学部や進みたい進路に進めるように、なるべく良い成績を取ってもらうことで、多くの選択肢や可能性を残しておいて欲しいと思います。
個別指導塾WAYSでは、このように「中だるみ」で成績が下がってしまった生徒が多く入塾し、正しい勉強方法を身につけることで成績を上げていっています。
学校の成績でお悩みの方は、是非ともお問い合わせください!
投稿者プロフィール
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東京大学文科1類入学、法学部卒業。
子供たちに自分の頭で考える習慣を身に着けさせることが理念。
科目を問わず入門・基礎から東大入試まで対応可能。
趣味は語学(英語、ドイツ語、フランス語)、ワイン、犬(柴犬・ゴールデンレトリバー)、古典芸能鑑賞、ランニング。
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