年間を通して成績を安定させるためにはー「スタートダッシュを決めること」の利点
皆様、こんにちは!
この記事では、「年間を通して成績を安定させるために何が必要か」についてお話させて頂きます。
個別指導塾WAYSでは、通塾する生徒のため、数多くの成績向上の取り組みを行っております。
そのうちの1つとして、「スタートダッシュキャンペーン」というものがあります。
こちらは、5月までの日曜日とゴールデンウィークに教室を開けて
・春期講習途中で入塾した生徒さんのフォロー
・春期講習での学習量が不十分な生徒さんのフォロー
・新学期の勉強の軌道づくり
などを目的とし、生徒が効果的なスタートダッシュを決められるよう指導するものです。
では、なぜ年度最初のテストでスタートダッシュを決めることが大切なのでしょうか?
この記事では、
「スタートダッシュを決めることの利点」と「スタートダッシュを決めるためにどうすれば良いか」
とうことについて解説していきます!
スタートダッシュを決めることの利点
これは周知の事実かもしれませんが、中高一貫校の授業進度は、学習指導要領に基づく標準的な進度と比較してかなり早いといえます。
特に高校生になると、定期テストの難易度が格段に上がり、試験範囲も膨大な量となります。
高得点を安定して取るのが難しく、赤点を取る生徒も少なからず出てきます。
特に英語・数学は、積み上げが大事な教科です。
以前の内容を理解していないと、次の新しい単元に変わってもついていくのが難しくなります。
また、中高一貫校の授業では、次の単元や学年に進むときには、今まで習ったことを理解していることを前提に行われることが多いです。
ここで基礎学力が不足していると、成績は落ちる一方となるでしょう。
さらに、深刻なことに点数が著しく低いと、「進級ができずに退学」という非常に困った事態にもなりえます。
このため、学年の中でも比較的難易度の低い学期の早い段階から、先手で対策を打っていく必要があるのです。
さらに、年度の初めのテスト結果によって、その後の生徒の学習に対するモチベーションは大きく変わります。
初めのテストで高得点が取れると、それを維持しようと、その後のテスト勉強も自ずから積極的に行うようになります。
スタートダッシュを決めるためにどうすれば良いか
では、効率よくスタートダッシュを決めるためにどうすれば良いでしょうか。
まずは、難易度が比較的緩い時期であっても「努力次第で成し遂げられる短期間の目標を設定すること」です。
次に、目標を立てたら、「目標達成に必要なことの優先度をつけること」です。
そして、大事なのは「目標を達成する前に立ちはだかる課題に対してどんな手を打つか」を考えることです。
壮大な計画を立てても実行できなければ、絵に描いた餅で終わってしまいます。
一人で考えるのが大変だったら、学校の先生や友人の力を借りてもいいので、とにかくこの「課題解決のための手段」を予め考えておくことが大切です。
「部活が忙しくて、平日は家に帰ると疲れて寝てしまう⇒休日は塾で計画的に学習する」
「数学Ⅱの指数・対数が試験範囲だが、数学Ⅰの2次関数の最大・最小が分かっていない⇒数学の勉強時間の中で復習する時間を設ける」
など課題と打つ手をセットで考えておくと良いです。
それが具体的に出来たら後は「実際の解決のための行動」あるのみです!
古臭い精神論のようですが、おおよその正しい方向性が定まったら、最後は「猪突猛進に突き進むこと」が私自身の経験からも意外と大事だと思います。
最後に
個別指導塾WAYSは中高一貫生の専門の塾です。そして、中高一貫校へ入学後の勉強の仕方から指導することで成績を上げていっております。
上述の目標の設定の仕方や、設定した後の進め方が分からない・難しい生徒さんも大歓迎です。
現在、開講しているスタートダッシュキャンペーンでは「日曜日に家で学習すると集中できずにダレてしまう」「分からないところが多くてやる気が出ない」「量が膨大で何から手をつけていいか分からない」
ような生徒の課題解決をします。
WAYSには自身も中高一貫校出身で中高生の時に同じような悩みを抱え、壁を乗り越えて難関大学受験を突破した優秀な講師が多数在籍しております。
是非とも積極的に、ご活用を頂けると幸いです。
生徒の皆様の今学期の成績安定のため、良いスタートダッシュを切れるよう講師一同、鋭意指導致します!

平賀悠斗

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